ＤＥＣ７００形 臨時快速「ハレのもり号」

　昨年秋にＤＥＣ７００形による
　臨時快速「ハレのもり号」
　が運行され、そこに乗車してきました。

　ＤＥＣ７００形
　は電気式気動車で、次世代気動車の試作車という位置づけで、次世代に向けてのいろんな試作が行われているのことです。ハイブリッド式に改造可能な構造になっていて、実際にハイブリッドで運転されていました。また、２０２３年度からるバイオディーゼル燃料による試験運行をスタートしているようです。
　山口に配置され、山口を拠点に試験運行を行ってきましたが、このほど期間限定で営業運転に投入されることになったので、ＤＥＣ７００形に乗車できるチャンスということで乗ってきたわけです。

　車体にはＤＥＣ７００を音符のように配置した頃マークが貼られており、印象的でした。静粛性をアピールしているのでしょうか？

　車内です。２２５系と同じ転換クロースシートが２＆１に配置されていました（ロングシートはなかった）。ただ、ロングシート化に対応した構造にしているのことで、窓割りとシートが合わない感じでした・・・。ユニット式の車いす対応大型トイレも設置されていました。
　また、ドア上にはＬＥＤ式車内案内表示器が設置されていました。

　側面行先表示では２２５系などと同じフルカラーＬＥＤで、「ワンマン快速新見行き」と表示されていました。

　臨時快速「ハレのもり号」は津山を８時２８分に出発しました。期間限定ということで、乗客がたくさん乗ってくることは想像できたのですが、すし詰めというほどではなかったものの、立ち客が結構いました。せめてでも２両とか３両に・・・と思ったのですが、ＤＥＣ７００形が入る意味がありませんよね・・・。
　「ハレのもり号」の停車駅は中国勝山だけですが、定期列車との交換のために運転停車があり、坪井と久世など３駅で運転停車していました。（まぁ、臨時なので仕方ないですが・・・）

　津山から１時間ほど走って、唯一の停車駅である
　中国勝山
　に到着しました。ここで９分間停車します。９分間の停車の間、みんなは車外に出て思いに撮影していました。普段は静かな駅がこの時だけ賑わっている感じでした。
　尚、中国勝山で多数の客が下車し、車内に余裕が出来ました。

　１０時３６分に終点の
　新見
　に到着しました。新見駅では姫新線が利用する２番ホームに到着しましたが、ホーム上にはＷＥＳＴ　ＥＸＰＲＥＳＳ　銀河を歓迎する絵が描かれていました・・・。

　こうして期間限定で営業運転されたＤＥＣ７００形に乗車してみたわけですが、意外と揺れが少なく、静かで驚きました。
　以上です。