斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

北陸新幹線金沢~敦賀間開業の様子

2024-11-10 16:50:35 | 鉄道
 3月16日に
 北陸新幹線金沢~敦賀間
 が開業しましたが、その初日の様子をレポートします。先日にアップした北陸本線敦賀~金沢間の最終日からの続きになります。


 福井駅で北陸本線が営業終了→ハッピラインふくいへの転換の様子を見届けて、ホテルで一夜を明かし、朝に
 福井駅
 に行くと、駅名表記が既にハッピラインふくい仕様になっていました。



 コンコースでは北陸新幹線とハッピラインふくいの開業式典の準備が進められていました。そろそろ新幹線の初列車が来るタイミングなのですが、早朝にもかかわらず賑わっていました。


 わくわくしながら新幹線の改札口を通り過ぎてホームに上がると、多数の人が初列車を待ち構えていました。福井駅では6時32分にかがやき502号東京行きが出て、その4分後の6時36分につるぎ1号敦賀行きが出ます。4分差で上下の初列車が到着するので、中間駅ながら賑わっていても無理ないですね・・・。
 そして、福井に初めての新幹線がやってくる瞬間を撮影しました。北陸本線の最終日に引き続き、時代が変わる瞬間を目に焼き付きました。


 さて、私はどうしたかというと、
 つるぎ1号
 で敦賀へ向かいました。まぎれもなく下りの初列車です。初列車は満席で取れないかと思いや、意外と空きが出て福井→敦賀で乗れました。まぁ、初列車ということで、座席はほぼ満杯でしたが・・・。


 福井から21分で
 敦賀
 に到着しました。敦賀は長い北陸トンネルから出てすぐのところにありますが、かなり高い高架の上を走っているので、また違った感覚でした。敦賀のホームは床が木目調になっていて、他の新幹線駅とは違った雰囲気でした。床が木目調の新幹線駅って初めてかなぁ・・・。



 ホームから乗り換えコンコースに向かったら、噂通りかなり広くてびっくりしました。関西~北陸の需要が大きいので、それを見越して広めに作ったような感じでしたが、文字通り広かったですね・・・。しかも、改札口のレーン数が多くてびっくりしました。でも、開業日の混雑を見越して開放していた感じですね・・・。まぁ、もちろん人多かったけど・・・。


 在来線の「サンダーバード」と「しらさぎ」の乗り場に行ってみました。人が多い時は8分かかると言われていたのですが、そんなに時間かからなかったなという感じでした。


 敦賀で30分ほどいろいろ見回ってかがやき504号東京行きで敦賀を出ます。一応、敦賀発では3番目の列車になるのですが、初列車のような賑わいはなく、余裕で座れる状態でした。



 福井に戻り、在来線改めハッピラインふくいのホームに向かうと、開業記念式典が行われている最中でした。7時54分発敦賀行き1224Mを記念列車としてハッピラインふくいのオリジナルカラーとなったHF15編成を充てて、式典を行ってました。北陸本線からハッピラインふくいに生まれ変わる瞬間を目に焼き付きましたが、北陸本線のイメージが強かっただけに寂しさも感じました。
 ここからはハッピラインふくいとなった在来線を辿りながら新幹線各駅を見ていきます。


 まず向かったのが
 芦原温泉
 です。新幹線開業でイベントを行うようで、駅前の道路に交通規制を行ってました。道路上には出店だけでなく、自衛隊車両などの展示も行われていました。朝の8時台なのでまだ賑わいは見られませんでしたが・・・。



 コンコースに入ると、ちょうど開業記念式典が行われていました。福井や敦賀ほどではないのですが、結構賑わっていました。尚、新幹線の駅舎は在来線とは別になっていて、乗り換え改札口も無かったので、いったん改札口を出る必要があるという感じでした。


 ホームです。相対式ホームなんですが、柱が無かったので撮影しやすそうな感じでした。しかも、窓が大きくて光も入りやすくて明るそうな感じでしたね・・・。


 次に向かったのが
 加賀温泉
 です。時間帯がちょうどよかったのか、芦原温泉の時より結構賑わっていて、まさに祭りな状態でした。駅舎外でいろんな店を出していて、中には柿の葉寿司だったかな?の無料配布も行われていました。



 加賀温泉でも丁度開業記念式典が行われてました。また遭遇ですね・・・。あと、加賀温泉は山中、山代などの各温泉街の玄関口にもなっているので、関係者によるお出迎えも行われていました。



 加賀温泉は通過線を持っていて、通過列車が通過線を疾走するシーンを見ることが出来ました。今回行くことのできなかった越前たけふも同じ構造ですね・・・。



 そして、次は
 小松
 です。小松は芦原温泉や加賀温泉ほどの賑わいはなかった印象です。金沢に近いからなのかなと思うのですが・・・。ホームでは窓が小さいせいか薄暗い印象がありました。芦原温泉と同じく柱が無かっただけにもったいないような感じでした。
 これで金沢~福井間の各駅を訪れた感じでした。これらの各駅の移動では在来線を使いましたが、全駅で在来線と併設しているので、行きやすかったということもありますが・・・。


 そして、最後は
 金沢
 です。新幹線は既に通っているにもかかわらず開業日のような賑わいを感じました。しかも、改札口では着物を着た女性たちが多数お出迎えしていたのに驚きました。



 案内表示に敦賀の文字が出てきて、駅名標に小松の文字が出てくるあたり、開業したんだなと感じたものです。


 一方、在来線のホームでは昨日の賑わいがうそかのようにひっそりとしていました。特急がほとんど来なっただけでこんなに変わるとは驚きました。ほぼ普通列車なので、3面7線は過剰というような感じで、発着が激減したホームも出ているのだとか・・・。

 新幹線の開業日の賑わいを目にしたくてその賑わいを見てきましたが、その賑わいを肌に感じることが出来ました。新幹線が出来るだけでこんなに大きく変わるのだと・・・。次の新幹線開業は約10年後の北海道新幹線になるのですが、私はもう若くないので、しっかりと目に焼き付けておいてよかったかなと思います。
 以上です。

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