斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

1559~1561の軌跡

2021-02-14 19:30:27 | 京都市交通局
 2006年新車として2007年に
 エアロスターCNGノンステ
 の1559~1561が投入され、14年間活躍してきましたが、今年1月に新車投入に伴い、全て廃車されました。
 そのCNGノンステは他のCNGノンステとは異なり、新製配置時から廃車まで一貫して梅津直営に所属し、委託に所属したことが1度もないことがポイントでした。そんな1559~1561の軌跡をたどってみます。



 新製時は
 201号系統
 に充当されていました。これまでのCNGノンステはすべて委託営業所に配置されており、当時全て直営が担当していた循環系統にCNGノンステが充当されることなんて想像もできませんでした。最初から驚かされた存在です。



 しかし、201号系統への充当はわずか2年で終わり、今度は
 32・80号系統
 に転用されました。201号系統はぐるぐると回り続ける循環系統なだけに使いづらい面でもあったのでしょうか・・・。しかし、32・80号系統は地味な系統なだけにあまり目立たなかったような・・・。


 でも、2011年に社会実験として32号系統の四条烏丸~京都市役所間が御池通へ経路変更した時、CNGノンステは32号系統に充当していたため、御池通を通るシーンが見られました。


 32・80号系統への充当はわずか3年で終わり、2012年からは
 急行100号系統
 専属になりました。CNGツーステの廃車に伴う代替で専属になったかと思います。元々CNGバスが入っていたこともあり、跡を継いだ感じでしょうか・・・。当初は一般色のままHMなどを取り付けて充当されていました。
 以後、廃車まで専ら急行100号系統に充当されるわけですが、一般系統に入った時期はわずか5年と短かったことになりますね・・・。


 2014年ダイヤ改正で幕が一新されましたが、ダイヤ改正からすぐに洛バスのラッピングがなされたため、一般色+新幕は短期間で終わっています。


 2014年春に
 洛バスラッピング
 がなされて、廃車までこの状態で走ることになります。となると、14年間のうち半分は洛バスラッピングだったということになりますね・・・。


 最晩年の1559です。前乗りに改造されているほか、経年によるラッピングの劣化などが見られましたね・・・。


 32・80号系統専属だった2009年秋シーズンには永観堂・金閣寺Exspressに充当された実績があります。当時は専用幕が出来る前だったので、行先表示はシールで対応してました。見かけたのはこの時のシーズンだけだったような・・・。


 32・80号系統専属だった2010年に撮影した急行100号系統に充当されたシーンです。専属になる前に臨時便として充当した実績がありました。ただ、臨時なだけにHMなどは無く、代わりに臨時と書かれたボードを掲げるだけでした。しかし、あれから2年後に専属になるとは思いもしなかったわけで・・・。

 CNGノンステとしては珍しく直営一本で、循環系統や洛バスで活躍してきた1559~1561、陰ながら注目的していた車両たちでした。
 以上です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石山坂本線の旧塗色 | トップ | 最後のびわ湖毎日マラソン »
最新の画像もっと見る

京都市交通局」カテゴリの最新記事