2月25日に両備バスの
grace39
の貸切が行われ、お誘いを頂きましたので参加してきました。その時の様子をレポートします。
今回貸し切った0706です。2007年式のPJ-MS86JPで、中2階建てのエアロクィーンⅡにあたります。2000年代後半に入った高級仕様のgraceの一つで、マジョーラカラーを纏っている事がポイントです。39は正席が39名であることからきています。座席数の少ない高級車に当たります。
なお、graceはいくつかのタイプがありますが、貸切バス全体では少なく、ちょっとしたレアなタイプとなります。
マジョーラカラーは見る方向によってカラーが変わることがポイントです。見かけ上は一色ですが、いろんな角度から見ると色が変化していることがわかります。マジョーラカラーの車両は走行中を撮影したことがあるものの、じっくりと眺めるのは今回が初めてなので、じっくりと眺めさせていただきました。
車体に輝くgrace39の文字です。
0706の車内は一般的な貸切車そのものですが、車体の中央部にトイレが付いており、夜行仕様に4列シートとしたようなスタイルでした。コーヒーサーバーも付いていました。
参加者たちは
岡山駅西口
に集合し、岡山駅西口からスタートしました。
岡山駅東口を出て15分ほどして国富にある
両備バス岡山営業所
に到着しました。ここで撮影です。
岡山営業所の片隅に留置されていた両備バスの西工C型の
0699
を見学しました。1999年式のKC-MS822Pで、両備バスの高速車の中では唯一となる西工ボディです。夜行高速バスで用いられていますが、今は予備車となっているようです。車内は西鉄バスを意識したかのような仕様で、豪華な仕様となっています。窓が小さいのが大きなポイントとか。
西工の夜行仕様で大きなポイントなのが最後尾の出っ張りです。出っ張りがあることは知っていたのですが、今回はここをじっくりと眺めさせていただきました。最後尾はスペースの関係でリクライ角度が小さいことがポイントなのですが、この車両ではリクライ角度を確保するために出っ張りを設けているのです。車内から見ればくぼみが付いていることがわかります。乗客のサービスを最大限に考えた仕様ですね・・・。
他に留置中の車両を撮影したり、grace39の非常扉、トイレ部分の出入口などいくつかの装備公開などが行われました。
両備バス岡山営業所を出発し、次は
鷲羽山展望台
へ向かい、ここで簡単な観光を行いました。鷲羽山展望台では瀬戸大橋が見え、瀬戸大橋線を走る列車の姿も見えました。瀬戸大橋は何度も通っているのですが、外から眺めるのは初めてなので、すごい新鮮でした・・・。
次はジョイフル児島駅前店で簡単な撮影を行いました。貸切ではコンビニなどにバス車両を乗り入れさせて、これと絡んで撮影することはよくあり、今回も例外ではありませんでした・・・。
ジョイフルを出た後、次は
下電バス児島営業所
へ向かい、ここで撮影です。その前に昼食タイム。
児島営業所に留置されていた車両たちです。上から
H918 特別支援学校特定
I243 元小田急バス エルガノンステ
N842 元自家用 KC-UA
N256 プロパーのU-UA
です。
運転手さんの好意で
ジーンズバス
の車内見学をさせていただきました。児島はジーンズの発祥地なので、ジーンズをPRするために改装されたもので、座席やカーテンなどにおいてジーンズが使用されていることがポイントで、車内にはジーンズの技術をPRする展示も行われています。このジーンズバスは2000年式のエルガミオノンステを改装したもので、児島駅周辺を循環しています。
次は日デJPの
N332
の車内を見学させていただきました。1993年式のU-JP211NTNです。倉敷ナンバーになっていますが、下電バスが投入したプロパー車です。車内は倉敷雅めぐりの提灯などで装飾されていました。なお、座席では窓側に座っている客が移動しやすいように少しオフセットされていることがポイントです。
下電バス児島営業所を出て次は
下電バス興除営業所
で撮影会を行いました。
興除営業所では車両を移動させていただいての撮影を行いました。写真は上から
N529 1985年式 日デP-UA32L
H331 1993年式 日野U-RU3HJAA
N146 1991年式 日デU-UA440NAN
H732 2007年式 日野PKG-KV234Q2 ワンステ
I343 2003年式 いすゞKL-LV280L1 元小田急バス
H851 1998年式 日野KC-HU2MPCA ワンステ
です。
運転手さんの好意でN529などの車内見学をさせていただきました。写真はN529です。N529は1985年式のP-UAですが、N529より若い車両たちが廃車になっていく中で、スクール輸送で活躍しています。N529はP-UA32系の前期型にあたり、インパネもU(A)31系の流れを引き継いだものになっています。速度計部分が出張った形ですが、U(A)32系前期型は全国的にずいぶん数を減らしていて、貴重な存在になっています。
U(A)32系前期型は近江バスや関鉄などで見てきたのですが、じっくりと眺めるのは今回が初めてです。懐かしさもいっぱいでした。
N529と今回貸し切った両備バス0706とのコラボです。
最後に両備バスの0706の撮影を行いました。これをもって撮影会は終了。興除営業所を後にしました。
そして、岡山駅西口に到着し、ここで下車。この後は両備バス岡山営業所へ向かったようですが、私はここで離脱。
両備バスの高級貸切車のgraceの存在は知っていたものの、貸切という形でまさか乗車できる機会が訪れるとは思いもしなかったものです。おかげさまでいろいろと堪能することができました。
主催者様、運転手様、参加された方々、お疲れさまでした。そして、この場にてお礼を申し上げます。おかげさまで充実した一日を過ごすことができました。
以上です。
grace39
の貸切が行われ、お誘いを頂きましたので参加してきました。その時の様子をレポートします。
今回貸し切った0706です。2007年式のPJ-MS86JPで、中2階建てのエアロクィーンⅡにあたります。2000年代後半に入った高級仕様のgraceの一つで、マジョーラカラーを纏っている事がポイントです。39は正席が39名であることからきています。座席数の少ない高級車に当たります。
なお、graceはいくつかのタイプがありますが、貸切バス全体では少なく、ちょっとしたレアなタイプとなります。
マジョーラカラーは見る方向によってカラーが変わることがポイントです。見かけ上は一色ですが、いろんな角度から見ると色が変化していることがわかります。マジョーラカラーの車両は走行中を撮影したことがあるものの、じっくりと眺めるのは今回が初めてなので、じっくりと眺めさせていただきました。
車体に輝くgrace39の文字です。
0706の車内は一般的な貸切車そのものですが、車体の中央部にトイレが付いており、夜行仕様に4列シートとしたようなスタイルでした。コーヒーサーバーも付いていました。
参加者たちは
岡山駅西口
に集合し、岡山駅西口からスタートしました。
岡山駅東口を出て15分ほどして国富にある
両備バス岡山営業所
に到着しました。ここで撮影です。
岡山営業所の片隅に留置されていた両備バスの西工C型の
0699
を見学しました。1999年式のKC-MS822Pで、両備バスの高速車の中では唯一となる西工ボディです。夜行高速バスで用いられていますが、今は予備車となっているようです。車内は西鉄バスを意識したかのような仕様で、豪華な仕様となっています。窓が小さいのが大きなポイントとか。
西工の夜行仕様で大きなポイントなのが最後尾の出っ張りです。出っ張りがあることは知っていたのですが、今回はここをじっくりと眺めさせていただきました。最後尾はスペースの関係でリクライ角度が小さいことがポイントなのですが、この車両ではリクライ角度を確保するために出っ張りを設けているのです。車内から見ればくぼみが付いていることがわかります。乗客のサービスを最大限に考えた仕様ですね・・・。
他に留置中の車両を撮影したり、grace39の非常扉、トイレ部分の出入口などいくつかの装備公開などが行われました。
両備バス岡山営業所を出発し、次は
鷲羽山展望台
へ向かい、ここで簡単な観光を行いました。鷲羽山展望台では瀬戸大橋が見え、瀬戸大橋線を走る列車の姿も見えました。瀬戸大橋は何度も通っているのですが、外から眺めるのは初めてなので、すごい新鮮でした・・・。
次はジョイフル児島駅前店で簡単な撮影を行いました。貸切ではコンビニなどにバス車両を乗り入れさせて、これと絡んで撮影することはよくあり、今回も例外ではありませんでした・・・。
ジョイフルを出た後、次は
下電バス児島営業所
へ向かい、ここで撮影です。その前に昼食タイム。
児島営業所に留置されていた車両たちです。上から
H918 特別支援学校特定
I243 元小田急バス エルガノンステ
N842 元自家用 KC-UA
N256 プロパーのU-UA
です。
運転手さんの好意で
ジーンズバス
の車内見学をさせていただきました。児島はジーンズの発祥地なので、ジーンズをPRするために改装されたもので、座席やカーテンなどにおいてジーンズが使用されていることがポイントで、車内にはジーンズの技術をPRする展示も行われています。このジーンズバスは2000年式のエルガミオノンステを改装したもので、児島駅周辺を循環しています。
次は日デJPの
N332
の車内を見学させていただきました。1993年式のU-JP211NTNです。倉敷ナンバーになっていますが、下電バスが投入したプロパー車です。車内は倉敷雅めぐりの提灯などで装飾されていました。なお、座席では窓側に座っている客が移動しやすいように少しオフセットされていることがポイントです。
下電バス児島営業所を出て次は
下電バス興除営業所
で撮影会を行いました。
興除営業所では車両を移動させていただいての撮影を行いました。写真は上から
N529 1985年式 日デP-UA32L
H331 1993年式 日野U-RU3HJAA
N146 1991年式 日デU-UA440NAN
H732 2007年式 日野PKG-KV234Q2 ワンステ
I343 2003年式 いすゞKL-LV280L1 元小田急バス
H851 1998年式 日野KC-HU2MPCA ワンステ
です。
運転手さんの好意でN529などの車内見学をさせていただきました。写真はN529です。N529は1985年式のP-UAですが、N529より若い車両たちが廃車になっていく中で、スクール輸送で活躍しています。N529はP-UA32系の前期型にあたり、インパネもU(A)31系の流れを引き継いだものになっています。速度計部分が出張った形ですが、U(A)32系前期型は全国的にずいぶん数を減らしていて、貴重な存在になっています。
U(A)32系前期型は近江バスや関鉄などで見てきたのですが、じっくりと眺めるのは今回が初めてです。懐かしさもいっぱいでした。
N529と今回貸し切った両備バス0706とのコラボです。
最後に両備バスの0706の撮影を行いました。これをもって撮影会は終了。興除営業所を後にしました。
そして、岡山駅西口に到着し、ここで下車。この後は両備バス岡山営業所へ向かったようですが、私はここで離脱。
両備バスの高級貸切車のgraceの存在は知っていたものの、貸切という形でまさか乗車できる機会が訪れるとは思いもしなかったものです。おかげさまでいろいろと堪能することができました。
主催者様、運転手様、参加された方々、お疲れさまでした。そして、この場にてお礼を申し上げます。おかげさまで充実した一日を過ごすことができました。
以上です。