斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

国道南笠バス停

2019-07-21 20:05:03 | バス
 今回は1つのバス停について取り上げます。取り上げるバス停は
 国道南笠バス停
 です。国道南笠バス停は滋賀県草津市の国道1号線上にあるバス停です。このバス停は近江バスの瀬田飛島線と瀬田草津線が通ります。


 バス停は南笠交差点を過ぎた坂の途中に位置にあり、両方向ともバスを停めるためのスペースが用意されています。瀬田駅から国道を通ってきたバスはこの国道南笠バス停を過ぎた狼川交差点で瀬田飛島線と瀬田草津線で分岐します(瀬田飛島線が右折する形)。



 バス停ポールです。これは近江バス標準のものではなく、大津市内や草津市内などで多く見られる各社共通のポールが用いられています。今は近江バスだけ通っていますが、2000年代途中までは帝産バスも通っていた名残りです。共通のポールに近江バスと帝産バスの時刻表がそれぞれ掲示されるというスタイルでした。
 国道南笠バス停は帝産バスの国道経由便(草津駅~瀬田駅・石山駅など)が通っていて、南草津駅ができる前は多数のバスが通っていました。しかし、南草津駅が出来てから本数がだんだん減らされ、最後まで残っていた草津駅~瀬田駅が廃止されて、帝産バスが撤退した形になりました。近江バスの方でも昔は草津駅~石山駅・浜大津なども通っていて、本数も多かったのですが、廃止が進んだ結果、先に挙げた2路線しか残っていないという状態です。
 因みに下の写真にある次停留所の狼川湖南電機前は瀬田草津線の唯一の単独バス停で、平日片道2本しかバスが通りません(狼川湖南電機前の次が南田山 で、南草津駅発着路線の多数のバスが通ります)。


 近江バスの時刻表の下には帝産バスの時刻表を掲示するスペースがあり、撤退後も残っています。しかも、廃止を告知する掲示まで残ってました・・・。因みに帝産バスより下のスペースは滋賀交通が使っていたようです。滋賀交通も平成の初期辺りまで国道1号線経由で浜大津へ行ってましたし。


 国道南笠バス停から瀬田駅方面へ少し歩くと、草津市と大津市の境にたどり着きます。つまり、国道南笠は草津市における国道1号線上の端にあるバス停ということになりますね・・・。南草津駅ができる前は草津市にありながら駅は大津市の瀬田駅のほうが近いという状況だったわけなんですね・・・。
 尚、大津市に入ってすぐに栗林町バス停があります。このバス停は大津市栗林町にあることから付けられているのですが、最近までは「教習所前」バス停でした。名前の通り近くに自動車教習所がありましたが、教習所の閉校で今の名前に変わりました。因みにその教習所閉校後もしばらく廃墟状態で残っていましたが、今は解体されています。その教習所は電車から丸見えだったので、御存知の方は多いかとおもいますが・・・。

 以上です。

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