長作・こてはし台連絡所廃止問題を考える集いに30人を超えるみなさんが参加。
はじめにもりた真弓市議から連絡所廃止問題を議会で取り上げたこと。
続いて元連絡所の職員である川名健一さんから連絡所の役割と廃止をどう考えるかについて報告。川名さんは、行政サービスで大事なことは、①正確性、②迅速性、③平等・公平性、であり、そのために区役所から遠い地域でも必要な市民サービスが受けられるように市民センターや連絡所が設置されている。
千葉市は連絡所が廃止されてもマイナンバーカードを使ってコンビニで住民票の交付などができるといいますが、連絡所では不在籍(不在住)証明書、記載事項証明書、受理証明書など9つの事務手続きができるのに対して、コンビニでは戸籍証明書、住民票の写し、印鑑登録証明書の3つの交付しかできない。
また証明書には使途や所得によって無料で交付を受けられるものもありますが、コンビニではそうした対応は不可能です。使途に合致する正確な証明書を交付できるかどうかも懸念されます。つまり窓口に責任を持って対応できる職員がいるかどうかが大切なのです。
川名さんは「行政サービスは利用率や利用者数など数字だけで判断してはいけない。公平性・平等性の観点からどこに住んでいても市民が必要なサービスを受けられるようにしなくてはいけない」と力を込めました。
さっそく「連絡所存続を求める会」を発足させ、世話人を選出して運動を広げていくことが確認されました。今後、市議会への請願署名にも取り組む予定