年金削減廃止老いも、若者も安心して暮らせる世の中にみんなで声をあげれば世の中変わる

消費税5%に、自・公政権退場、核兵器廃止・自然・再生エネルギーで原発ゼロへ・憲法9条コワスナ。

首相のプレゼン発言「国が違うみたい」 福島からの避難者 開催決定も複雑

2013-09-10 09:22:40 | 日記
 東京新聞より転載
首相のプレゼン発言「国が違うみたい」 福島からの避難者 開催決定も複雑

2013年9月10日

 「国が違うみたい」。安倍晋三首相の国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼン発言をめぐり、福島県から県内で避難生活を続ける被災者からは、こんな憤りの声が相次いだ。
 首相はプレゼンで、福島第一原発の汚染水問題について「状況はコントロールされている」と明言した。
 しかし、首相発言に対し、南相馬市から柏市に避難する女性(63)は「コントロールできているなんて信じられない」とあきれる。「原発事故から二年半たっても福島は止まったまま。七年後に東京は整備されても、何か進むのか。同じ日本でも国が違うみたい」と話す。
 浪江町から柏市に避難する猪狩弥市さん(66)も「(首相は)福島のことを知らない。浪江町に行けば分かる」と、首相発言に強い違和感を抱いた一人だ。浪江町では一部で除染作業が始まったが本格除染はまだといい、「戻って生活できるようになるのか。全国に散らばった人たちが住めるようにしてほしい」と訴える。
 富岡町から習志野市に避難する男性(80)は、五輪開催自体は「国の繁栄には必要なことで賛成」としながらも、「七年後にはきちんと開催できるよう、(福島の)状況の改善を期待する」。避難生活が続く人たちは、口々に「いつ帰れるかも分からないのに」と五輪決定にも複雑な表情を見せた。
 県によると二日現在、県内に少なくとも四千三十一人の避難者が暮らし、うち福島県からは三千三百九十六人と84%を占めている。 (三輪喜人)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿