八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

4月ですね~

2010-04-02 21:54:00 | インポート
今日は午後から五十回忌の法事がありました。

19才で亡くなられた妹サンの御供養に兄弟サンが集まり。
ご法事の後のお茶だしで在りし日のお話しをしていました。
心臓病にかかる前はとても元気な妹サンで男子と相撲をして勝つたので大関と呼ばれてたなど懐かしいお話しをされて『お墓に塔婆ヲ建ててお参りに行ってきます』と帰られました。
『昔の事で電話も無く最後の死に目に逢えなかったのが今でも悲しかったけど五十回忌をさせて貰え落ち着きました。』
との言葉に…。そうだなあ~五十回忌ともなると故人の事を知ってる人も少なくなり義務的・形式的な法事になりがちです。

だから亡くなった家族や先祖の話しを子供に話して身近に感じてたら法事が形式的な物ではなく。

今日のご法事のような暖かな感じがあるのかも知れません。やはり法事の後みんなでご飯を食べながら故人の話しをするのも大切な事だなあ~と改めて感じました。
最近は法事=大変・面倒→家族だけ。

となりがちで…。

『本家が法事に呼んでくれないから寂しい』とよくききます。
確かに親戚を沢山招いてのご法事は大変ですが…。

そういう代々の付き合いも大切です。

派手にしなくとも皆で故人や先祖サンにお経を上げる為に集まるのが法事なんじゃないかなあ~。
と思います。