『おせったい』が大分県にしかないのには驚きですし。
お大師様への一年間の感謝の気持ちを自分なりの形で参拝した子供にお菓子をあげたり色々な接待をし感謝の喜びを他人にもおすそ分け。素敵な行事です。
沢山の普通に真宗の門徒サンのお家に何代も前からお大師様が祀られていたり何家かづつで御堂に祀り守っていたりと様々な祀り方をされてはいますが…。
最近は『おせったい』を『若い者になったら出来なくなった』『近所に人が居なくなり私が居なくなったら誰も守る人がいない』などと聞く事が増えています。
悲しいですね。今のお年寄りも昔は若者だった時にお年寄りから色々ウルサイなあ~と思いつつも教わったからこそ祀って来れた。昔はむかしで忙しかったはずです。
『今の若い人は忙しいけねえ~あんまり言えんのよ。』『あんまり言うと嫌われるからなあ』『私も言われて嫌やったし』などと聞きますが…。
ある程度の事は次の代に教える事は大切なのでは?
『お大師様を祀りだした理由』とか。で次の代が祀るか祀らないかわ分かりませが。
とにかく伝えて上げるのが大切なのではと思います。
昔から家に来る信者サンのオイちゃん、オバちゃんは私や妹達には泣くまで言いたいほうだい言う癖に自分の子供には何も言わないって方がいました。
言えない分を私達に言ってくれたので昔は嫌だったけど今は本当に為になってます。アリガトウ御座います~。
私達の世代は共働きで忙しいけど。
大切な事は教えてくれれば無理にならないように続けていくんじゃないかなあ~。と思います。
『おせったい』の気持ちは無くしたくない文化の一つだと思います。
子供の頃は沢山回って貰いました。