八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

丁寧に丁寧に。

2011-10-12 21:47:17 | インポート
『丁寧に丁寧に急がんでも善いから』


九州八十八ヶ所の手書きの納経帳を書いてる時に叔父に言われ『はっ!』とした瞬間です。


ついつい待たしては行けないと『サササッ』と書いてしまいます…。


焦ると落ち着かないからダメなのはよくわかってますし…。

お遍路さんにとっては一生懸命に回られてる気持ちもわかるからですがついつい焦る自分がいます。


もともと性格でしょうか?

なんでも丁寧にしたほうが善いです。

お茶をいれる仕草もガチャガチャはいやですよね。


ドタバタしたり…。

ついついなりがちな私です。

なんだかなあ~。

何かに急かされてる感…。


朝の時間、本堂に誰も居ない時間に瞑想をして居る時間は急かされない唯一穏やかな時間が流れています。


全てを丁寧に心からできるのは心が落ち着いてる証拠のような気がします。


話しは納経帳に戻りますが…。


ネットで私の手書きの納経帳の字がお遍路さんのブログに載ってました…。

怖い…恥ずかしい…。

でもコレが今の自分だと受け止めました…。

自分を知る。


亡くなった婆ちゃん二人とも、ゆっくり~とした人でしたが丁寧な人でした。

私もああ成りたいです。

大阪の母も丁寧な方なので私はいつもインゲサンに叱られてます…。


丁寧に生きるとは。

女らしい。着物を着て生活するのが似合うような…。お姿。
また衣を着てピシッとした感じと優しい感じのあるお坊さんとか…。


かってなイメージですか…。

何につけても優雅な感じが漂うような感じですな。


それにしても丁寧が苦手な私…。ダメっすね。

丁寧で優雅な感じとは嫌みが無くて居心地の良さを感じさせてくれるんではないでしょうか?品のある感じとも言えます。

早い~楽~便利~を一番に頭に置いちゃあダメダメですよね。