八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

弔いの花

2011-10-20 10:19:45 | インポート
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16日は亡くなったK山さんの一周忌でした子供さんが居ないために甥子さん姪子さん達が法要をされています。

Kさんが栽培された青いお花を百束山の仏様一体一体にお供えしてくれました。

挿す竹も前日に大分のAさんと切って用意してのお供えです。

とてもKさんらしいお供えです。

そして今日は西田先生の49日です。

早いですね。


法名が無いままにお葬式をされていました。葬儀は妹サン達がわからなかったから神護寺ではなく他のお寺でした。


葬儀の後はこちらが奉仕のお参りをさせていただいてます。

でも慧明という僧名だけでは寂しいので叔父に相談し『南岳慧明法師』と戒名を付けさせて頂きました。


私が大学在学中に先生は高野山に加持祈祷士の資格の修行を頑張って取りました。

南岳とは京都から南にある高野山の事をさします。


人生色々の先生でしたが密教にあいお坊さんになった事が一番の事だったのではないでしょうか?

奈良で生まれ中津で父の弟子となり高野山に登り修行したという事を法名としました。やはりご縁があって神護寺にたどり着いたんですよね。あの年齢で修行はシンドかったはずです。

いま私は柴燈道場の清掃中に火の番をしながらのメールです。


掃除しても掃除しても…です。

いつも道場のアカメを摘んでいた先生の弔いに道場を綺麗にしてから49日の法要をしようと思います。