八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

再興第一世 覚瑞和尚 祥月命日

2018-03-10 08:35:37 | 日記
昨日は祖父の祥月命日でした。
母が御料具を供え祖父が好きだった物をお供えしお参りしました。

果物が入ったサンドイッチ。
シュークリーム。
甘いもの。

叔母が蛤汁粉。

父は祖父の話をよく聞かしてくれました。
古い信者さんが祖父の話を聞かせてくれます。

私の知ってる祖父は眼が見えなくなり布団で寝てる姿と座ってアイスを食べて『ピー』と私を呼ぶ。お葬式のすんだ場面しか覚えてないんです。

とてもとても少ない思いでなのですが、回りから聞く祖父はとても変わってるけど優しくて凄い人だと言うこと。


とても身近に感じられるのは御供養をしたあとに思い出話をしてくれた事。
が一番なのだと思います。

皆様もお経をお坊様にお頼みしたあとサッと帰ったり。
『若い人や子供は忙しいから来なくてよいよ!』ではダメ絶対ダメだと思います。

そう言う所から無縁社会のはじまりなのです。


法事の後高いお食事をしなくてもいいんです。

ただ集う。故人を偲ぶ。

思い出して語り合うこと。


先祖を大切にしてない家はなぜか?ガタガタ、ゴチャゴチャもめてます。

子孫が揉めることはかなしいですよね。

いま生きてる貴方なら変えられます。

御彼岸にお墓だけではなく本家の仏壇に🍡を持ってお参りしてみませんか?

生きてる人にしかできないことはあるから。

お供養は生きてる此方がわにいる私たちにしかできない大切なお勤めなんです。


無縁、孤立化しないためにはこんな事から始めてはどうですか?


家族に産まれてきたのもご縁。


『御彼岸はしなくてもいいですか?お盆はします。』

私は強要はしません。

でも『私はしますよ。した方が良いと思います。もし当日こられなければ今日申込みできますよ。』

とお答えします。

そのあと御供養するかどうかは本人次第ですもん。

お祖父ちゃんを目指した父。

私の大好きな父が尊敬していたお祖父ちゃん何か話してみたかったなあ。

きっとお祖父ちゃんも話したかっただろうなあ。

と仏壇にて対話し蝋燭、線香をあげお参りする。

最近は夕方のお参りにはラベンダーのお線香を仏壇にて焚く。

天然のラベンダーが忙しない夕方から夜までを支えてくれる。


御供養して自分も癒される。

今日は父の日なので母が引き立てのコーヒーを供えてまして部屋までコーヒーに癒される。

そんなふうに仏壇が生活の一部。