◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

M

2023-12-02 | 村上春樹



村上春樹
女のいない男たち』★★★

 

こちらも少し前に読んだ(再々読かな)
実は映画の『ドライブ・マイ・カー』を観て、小説の世界はどうだったかな?と。
まぁ映画と小説は別物だとは思うけど、どこがきちんと描かれているかなと気になった。

映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト (bitters.co.jp)

映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト

映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト

映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト

実は西島さん昔好きだった俳優さん。
今回映画で観て歳を重ねたな・・って印象
奥さんとのセックスシーンの描写が長くてついつい興味が・・(笑)
何年、何十年も同じ行為をしていても、いつも新たな発見があり不思議な気持ちになる。
昔に比べてそういう行為を映画でも観ることが少なくなった。
やることは同じでも想像を掻き立てられる行為である。

実はお友達もその浮気現場を目撃したことがあるらしい。
これはトラウマになるだろうな・・

この映画はアカデミー賞を撮ったってこともあり、興味はあっても率先して観ようとは思わなかった。
ただ3時間と中々長い時間を長く感じなかった映画であった。

ってかワーニャ!?
チェーホフって出て来なかった。まだまだだな。

 



--------(抜粋)

 

〈これらを書いている間、僕はビートルズ「サージェント・ペパーズ」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」のことを緩く念頭に置いていた。〉と、著者が「まえがき」で記すように、これは緊密に組み立てられ、それぞれの作品同士が響きあう短編小説集である。
「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」の6編はそれぞれくっきりとしたストーリー・ラインを持ちながら、その筆致は人間存在の微細な機微に触れる。
現代最高の作家がいまできること、したいこと、するべきことを完璧な形で成し遂げた作品集と言えるだろう。
最高度に結晶化しためくるめく短篇集

 

--------


『ドライブ・マイ・カー』は映画の方がインパクト

印象深かったのは『木野』かな。
ってか木野のシチュエーション映画と繋がってない?

人間傷ついた時は感情を抑えず、見つめ合いとことん傷つくことを怖れないことだ。
なんなら泣いて哀しみを浄化させる。
そうしないと木野みたいな状況になり、色々と邪悪な物を呼び寄せてしまう。
迷走して独り旅 それもまたよいかもだけど。
自分の傷ついた心ときちんと向き合う。ね?

あぁこの先わたしはどうなるんだろう。。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2023-08-19 | 村上春樹

 

村上春樹
『蛍・納屋を焼く・その他の短編』

 

何度も読み返すリピート率NO.1
『納屋を焼く』

今回はその他短編を通して読む読む。

 

・蛍

 

---

 

彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。彼女の求めているのは僕の温もりではなく、誰かの温もりだった。少なくとも僕にはそんな風に思えた。

 

---

 

死者だけが、歳を取ることなくもなく時間が止まっている。
春樹を読むと考えさせられる 何か がある。

気持ちが心の奥がシーンとする。

蛍は相方と何度か見に行った。
暗闇が怖くて訴えていたら驚かれた。

 

左に池袋の街、右に新宿の街の明かりの想像
想像は容易い。

 

 

・納屋を焼く(個別で読みたいので端折る)

 

 

・踊る小人

 

---

夢の中で小人が出てきて、僕に踊りませんかと言った。

---

こんな冒頭から始まる。
何度も読んでいるから内容は大体分かっている。

・・と思ったのに象を作る工場の登場で記憶の曖昧さに気づく(^▽^;)忘れてた。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2023-07-29 | 村上春樹

 

 

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) | 村上 春樹 |本 | 通販 | Amazon

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫) | 村上 春樹 |本 | 通販 | Amazon

 

ダンス・ダンス・ダンス 上・下巻セット 全2巻 (講談社文庫) | 村上 春樹 |本 | 通販 | Amazon

 

村上春樹
『ダンスダンスダンス㊤㊦』★★★★★

 

再読を繰り返しているので上下巻纏めて備忘録
今は手元にないから、お友達から借りて読む読む。
このじりじり暑い夏に読むのがよき!!

私的には下巻のハワイの場面が好き過ぎて・・(笑)

羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スター、その他個性的登場人物
「まとも」なのは僕とユミヨシさんか。

 

---
 
 
道路の上には骨のように白い午前六時の月が浮かんでいる。彼女は僕のパジャマを着ている。
「月に戻りなさい、君」と彼女はその月を指し示して言う。
 
 
---
 
 
ブラディー・マリー
 
 
---
 
 
「本当にいいものは少ない。何でもそうだよ。本でも、映画でも、コンサートでも、本当にいいものは少ない。ロック・ミュージックだってそうだ。いいものは一時間ラジオを聴いて一曲くらいしかない。あれは大量生産の屑みたいなもんだ。でも昔はそんなこと真剣に考えなかった。何を聞いてもけっこう楽しかった。若かったし、時間は幾らでもあったし、それに恋をしていた。つまらないものにも、些細なことにも心の震えのようなものを託することができた。僕の言ってることわかるかな?」
「何となく」とユキは言った。
 
 
---
 
 
躍るんだよ、と羊男が言った。それも上手く踊るんだよ、みんなが感心するくらい。
 
 
---
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
週末は北アルプスへ(^▽^)/
(予約投稿)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2023-02-23 | 村上春樹

 

村上春樹
『レキシントンの幽霊』★★

 

覚めてからが夢なのか?

・・悪夢を見る日々が続いている。
毎日毎日色々な場所、色々な人物、そして色々なことが起こる。

めまいがしそう。

 

M - ◆BookBookBook◆

 

M - ◆BookBookBook◆

春樹『レキシントンの幽霊』★★★「私は夫に裏切られ、なおざりにされたように感じた。」・・・なおざり?ん?おざなりじゃなくて?--------「なおざり」と「おざなり」という...

goo blog

 

 

--------(抜粋)

 

古い屋敷で留守番をする「僕」がある夜見た、いや見なかったものは何だったのか?椎の木の根元から突然現われた緑色の獣のかわいそうな運命。「氷男」と結婚した女は、なぜ南極などへ行こうとしたのか…。次々に繰り広げられる不思議な世界。楽しく、そして底無しの怖さを秘めた七つの短編を収録

 

--------

特に何も感じなくなってしまった春樹
しばらく離れよう。

 

 

 

 

 

 

 

 





心の平安は平和な日常が続く中にある。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M plusM

2023-02-10 | 村上春樹

 

村上映三 plus村上春樹
『辺境・近境 写真編』★★

 

ワクチン副作用から解放された週末
雪山へ行く気満々だったんだけど、今度は相方不調!?
疲れが溜まっているようで、温泉でゆっくりしたいと希望

温泉&岩盤浴+マンガでごろごろすることにした。

その際に久々に手に取った『辺境・近境 写真編』
ノモンハン訪問は印象深くなつかしい。
でも正直新鮮さがなく・・春樹もそろそろ卒業かしら。

4/13 長編が出版されるらしいけど、くどそうだなぁ
それも値段がハードカバーで3,000円!?ぼったくりもよいところ。
ますます活字離れが進むよね。悪循環

 

村上春樹 『村上春樹新作長編(仮)』 | 新潮社

村上春樹、1200枚の新作長編小説、2023年4月13日に刊行決定。2017年2月刊行の『騎士団長殺し』以来、6年ぶりとなる書下ろし長編。

 

 

 

 

M plusM - ◆BookBookBook◆

 

M plusM - ◆BookBookBook◆

松村映三plus村上春樹『辺境・近境写真編』★★★帰省から戻ってスグに神保町の喫茶店冷房でガン2冷えている席で一気に身体が凍った。何かぱらっと読みたいなと。そこで選んだ...

goo blog

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



送れたメールと、



送れなかったメール

 

 

気持ちは安定 みんながいてくれるおかげ。救い。
独りなんだけど、独りじゃない。そんな感じかな。

延々と繰り返されるのか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2022-11-29 | 村上春樹

 

村上春樹
『TVピープル』★★★

 

2013年 約10年ぶりの再読
あまりに完結な備忘録に苦笑

M - ◆BookBookBook◆

 

M - ◆BookBookBook◆

春樹『TVピープル』★★★好きな短編『眠り』収録眠れ眠れ眠れもぅ朝はこない♪~汐留駅のホームまどろむ日曜日M

goo blog

 

--------(抜粋)

 

不意に部屋に侵入してきたTVピープル。詩を読むようにひとりごとを言う若者。男にとても犯されやすいという特性をもつ美しい女性建築家。17日間一睡もできず、さらに目が冴えている女。
―それぞれが謎をかけてくるような、怖くて、奇妙な世界をつくりだす。作家の新しい到達点を示す、魅惑にみちた六つの短篇
表題作「TVピープル」のほかに、「飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか」、「我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史」、「加納クレタ」、「ゾンビ」、「眠り」
生と死、現実と非現実のあいだの壁が取り払われて、さて何が起こるのか。小説の領域を一挙に拡大する作家の、新しい到達点を示す。

 

--------

 

・TVピープル

 

ガルシア・マルケスの新しい小説

 

---

 

存在していることは知っている。でも存在しないものとして対応している。

 

---

予想通りの展開 パターンなのかな?

 

 

・飛行機—あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか

 

---

 

彼女は電車が通り過ぎるのを待っていた。それから言った。「人の心というのは、深い井戸みたいなものじゃないかって思うの。何が底にあるのか誰にもわからない。ときどきそこから浮かびあがってくるものの形から想像するしかないのよ」

 

---

出た・・井戸
同時進行読書中の『僕が電話をかけている場所』FB

 

 

そこから飛ばして
・眠り

私的に『納屋を焼く』の次に好きな短編で何度読んだかしれない。
惹かれるのは無意識と言うか惰性と言うかその感覚

 

 

・我らの時代のフォークロア ——高度資本主義前史

・加納クレタ

・ゾンビ

✕ ✕ ✕

 

 

 



今回は伊豆旅行へ持参し電車移動中に読んだ。

伊豆急-おすすめ電車旅<観光・海・リゾート・温泉>

 

 



お次は『レキシントンの幽霊』かな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2022-11-14 | 村上春樹

 

村上春樹
『パン屋再襲撃』★★★

 

文春文庫の初心に帰る「む 5 1」

お風呂本

パン屋再襲撃は記憶に残っているけど、
象の消滅の象の飼育員が「渡辺昇」と言うのにはハッとさせられた。
巻末にもあるように〈ワタナベ・ノボル〉とは何者だろう?

 

 

・象の消滅

---

 

彼女はフローズン・ダイキリを注文し、僕はスコッチのオン・ザ・ロックを注文する。

 

---

カランカラン
音信不通の心境からか、飲みに行くことに対し興味を失った。
それでもお酒の場面は気になる、根っからの酒好きであります(笑)

さてこの先連絡は来るのかしら。

 

---

 

それは不思議な光景だった。通風口からじっと中をのぞきこんでいると、まるでその象舎の中にだけ冷やりとした肌あいの別の時間性が流れているように感じられたのだ。そして象と飼育係は自分たちを巻きこまんとしている——あるいは既に一部を巻きこんでいる——その新しい体系に喜んで身を委ねているように僕には思えた。

 

---

 

 

・ファミリー・アフェア

 

またダイキリが出てきた・・バナナ・ダイキリ、バナナ・ダイキリ!

そして妹の婚約者のコンピューター技師が渡辺昇だった(記憶になかった)

 

 

 

最後の二編はその後の長編へのきっかけとなる短編
(間にヒットラーがあったね)

『ねじまき鳥』を読んで衝撃を受けた24歳のバリ島
出来れば20年は寝かせてから再読したいと思っている(再々読かな?)

なので最後はぱらりと覗いたのみ「ストップ」

 

 

お次は順番的に『TVピープル』とゆきましょう?

TVピープル - Wikipedia

 

 

 

(予約投稿)
旅行支援を使って温泉行って来ます♨
日曜宿泊だとクーポン券3000円配布って知ってました?お得です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『納屋を焼く』

2022-10-23 | 村上春樹

 



薄くて持ち運びがよろしいこの一冊
登山リュックにしのばせた毎度の『納屋を焼く』

 

山小屋の夕暮れまでのひととき。
窓際の部屋だったこともあり自然光で読む。
たまにチラリと窓の外を見ると安曇野の街が雲間から見渡せた。
時間を持て余してお散歩している人もちらほら
「平和だなぁ」

主人公と彼女とそのボーイフレンドの平和な週末みたい。
飲み終わったビールの缶が山のようになってゆく様
ローストビーフのサンドイッチ
冷えた白ワイン

やはり彼女がするすると服を脱いでゆく場面が印象的

わたしもその自然な流れで受け入れられている関係性に居心地のよさを感じる。
セクシャリティな場面は皆無 必要ない。
裸だろうが何だろうが気にもしていない目線
人として個として景色の一部であるかのようなすり抜けてゆく視線

どう行動しようが嫌がられることはないし、受け入れてくれるのは分かる。
拒否されない関係
反面表面だけの関係

もっと内面を知ってほしいと切望した時期もあった。
何を知ってほしいのだろう?
分かってくれる人を求めて彷徨うも結局は一緒にいる。

「好み」であり何年一緒にいても高揚する気持ち。

 

***

 

過去に書評やらで消えた彼女は殺された的考察を目にしたことがある。
そこに違和感を感じ、現実的に「殺す」とかそういうことじゃない世界観の中にいる気がした。

若くして成功したボーイフレンドを春樹が好きなギャッツビーと重ねてみたり。

納屋を焼く行為を訥々と語るカレに対しておもしろみを感じ、
主人公が綿密に計画を立ててどの納屋が焼けるかを一緒に見守る。
しかしチェックしていた納屋は焼けなかった。
後日偶然再会して「どこかの納屋」が焼けたことが判明するわけだけど、
身近であればあるほど見過ごしてしまうということ。
それは日常の色々な事柄にも言えることなんじゃないかなと。
気づかなかった、気づけなかった。
「ある」か「ない」か、存在に対して彼女が言った言葉が浮かんでくる。

 

本人曰く「冷たい話」とのこと。
わたしは冷たい話に惹かれているってこと!?

 



読み終わって外に出たら夕暮れが始まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2022/8/10 
想い出ショット 本日四十九日

 

 

 

(予約投稿)

本日北高尾山稜を歩いて、そのまま温泉コース(^▽^)/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2022-09-24 | 村上春樹

 

村上春樹
『ノルウェイの森㊦』★★

 

わんこが「虹の橋」を渡り・・
とにかく家に帰りたくなくて外食の日々
数少ないお友達に片っ端から声をかけ、なんなら知人にも。
そんな風にして上手い具合につかまえて毎夜ごはんを食べた。
(人間ドック前日以外は10日間ぐらい続いた)

相方のやさしさ、気遣いにも救われた。

思えばわんこ中心な生活だった。
それが余計に生活に表われていて、不在を実感

ほんのちょっとしたことで涙がこぼれる。

時が解決してくれる。
唯一救いは「インドアじゃなくてよかった!」
周りのみんなの存在がどれだけ哀しみを和らげてくれたか。

 



・・・とわんこ備忘録になってしまった(^▽^;)

 

 

 

何も考えられない けど 何かしら読みたい。
続き下巻をお風呂で読み進めてみた。

 

『ノルウェイの森㊦』
こんなにくだらない下ネタ多かった!?
それでも不思議と、わんこの哀しみを忘れさせてくれた。

延々と続く孤独について

大切な人は誰?

そして春樹はセックス描写
何事も全身全霊をかけて楽しまないとね。
「やる気」の問題は結構関係あると実感している。
お互い同じ人とこんなにも長く寝ていることについて考える。

 

 

 



希子 イメージ通りって感じね。

 

 

 

5年の区切り この先どう人生は展開してゆくのか・・

しとしとと雨は降り続く。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2022-08-09 | 村上春樹

 

村上春樹
『ノルウェイの森』★★

 

届いた文庫本なぜか表紙が白・・新装版かな?
イメージは上巻が赤で、下巻が緑
そう『ノルウェイの森』と言えばクリスマスカラー


M - ◆BookBookBook◆

 

M - ◆BookBookBook◆

村上春樹『ノルウェイの森㊤』★★同じ歳になってる・・・wow待ち時間に何か読もうと目についたのがコレ。初めて目にした春樹それは中学生の時、お友達の家の両親の本棚にあっ...

goo blog

 

あまり好きではない『ノルウェイの森』
(読んでいて気が滅入るため。。)

『蛍』の箇所はもう知り尽くしているけれど、何とか読み進めるお風呂本

 

 

抜粋を意識せず、ただただ文字の羅列を追う。

この本を貸したあの人はどんな思いで読んでいたのかしら。

 

 

---

 

 

僕はよく本を読んだが、沢山本を読むという種類の読書家ではなく、気に入った本を何度も読みかえすことを好んだ。僕が当時好きだったのはトルーマン・カポーティ、ジョン・アップダイク、スコット・フィッツジェラルド、レイモンド・チャンドラーといった作家たちだったが、クラスでも寮でもそういうタイプの小説を好んで読む人間は一人も見あたらなかった。

僕は一人で黙々と本を読みつづけることになった。そして本を何度も読みかえし、ときどき目を閉じて本の香りを胸に吸いこんだ。その本の香りをかぎ、ページに手を触れているだけで、僕は幸せな気持になることができた。

 

『グレート・ギャツビー』

 

 

---

上記に影響を受けたのは言うまでもない。

 

 

 

S - ◆BookBookBook◆

 

S - ◆BookBookBook◆

スコット・フィッツジェラルド訳村上春樹『グレート・ギャツビー』★★★★★よく「人の評価は棺桶の蓋を閉めてみないことにはわからない」と言われるが、--------僕は内側にいな...

goo blog

 

 

---

 

 

「ねえ、もう会えないの?」
「またそのうちにどこかで会えるよ」

 

 

---

 

 

「ううん、そんなことないのよ。私が今すこし疲れているだけ。雨にうたれた猿のように疲れているの」

 

 

---

 

 

情景的で情緒的

 

「ピース」

 

 

---

 

 

 

 

 

 

緑の家での火事の場面が印象深くて、その箇所だけ覚えている。

---

 

 

自分にはつきあっている人がいるのだと言った。それはなんとなくわかっていると僕は言った。
「あなたには好きな女の子いるの?」
「いるよ」

 

 

---

 

 

嫉妬の混じった淋しさ

 

 

---

 

 

「この人といる限り私は大丈夫って思ったわ」

 

 

---

その安心感は誰からでも得られるものではない。
逢うたびに実感すること。
感情はコントロール出来るようで、既に答えは決まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



何とも言えない距離感 つかず離れず🏄🏄
今週も海でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする