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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

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2012-12-29 | 江國香織


江國香織
『神様のボート』★★★★

高萩の街がちがって見える。
母と子
私も子供が欲しい(ってそれはまた別のお話)
自信に満ち溢れた想い。
鏡の前で「どうしたいの?」問いたくなる。

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M

2012-12-09 | 村上春樹


春樹
『アンダーグラウンド』★★

「我々は自分の体験の記憶を多かれ少なかれ物語化するのだ」

やみくろ 銀座線 青山一丁目
 

この本が刊行されたのが1999年 その時新書で読んでからかなりの時が経過した。
あの頃は実家に住んでいて、都内がとても遠い世界だった。
都内に住むようになりリアルに実感したのは築地に住んだ時だったと思う。
日比谷線のホームでとても身近に感じた。


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M

2012-12-08 | 村上春樹


春樹
『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』★★★

久々~
『アンダーグラウンド』放置したままな春樹
おもしろくて電車の中でほくそ笑む むふふ。



「世界は本当にいろんな種類の落とし穴があって、そういうのが、思いも寄らぬ場所でこっそりと僕らを待かまえているんだなぁ」


「人生というのは予期せぬ罠に満ちた装置である」


人生の小確幸(小さいけれど確かな幸せ)


かたちのあるものはいつか消える。かたちのないものだって、いつかは消えていく。残るのは記憶だけだ。



おまけ②のウォークマンを悪く言うわけじゃないですが
読んでほしい!!!

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2012-12-06 | よしもとばなな



よしもとばなな
『サウスポイント』★★


知らなかった『ハチ公~』後日談だったとは!!!
盛り上がったけど、けど、けど



人は変わらない、結局その人の好きなようにしかならない、そのことをいやというほど思い知らされた。
「もしも私たちを愛しているならあなたの生活を変えて」
という類いのことが、どれだけ意味がない考えかということも。


それはとてもきれいな夕方だった。
西のほうの高い空のところでなにか清らかなことが起こっている、という感じの光と雲が東京をおおっていた。


静かな夕方で、まるで海の中にいるようだった。薄く見える月は今にも消えそうな細い三日月だった。


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