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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

M

2015-04-27 | photogenic



『森山大道の言葉 写真のフクシュウ』★★

森山さんだし青だし インパクト
お買い物でもそう 青と緑に弱い、、(苦笑)


復習じゃなく 復讐 でしょう?

アラーキーつながりでもあり。



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どうして「意味」って嫌なんでしょうね。ぼくも写真における意味って嫌だし、意味を感じるものってどうしてもおもしろくない。



ある一枚の写真は、単にその一枚の写真として完結してしまうのではなく、その一枚のなかに、さらに無数のイメージ(世界)を内蔵しているわけで、この多重性こそが、記録性とともに、写真の持つ重要な本質ではないか。



「量は決定的な質を持つ」




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M

2015-04-27 | 村上春樹




村上春樹
イラスト 安西水丸
『スメルジャコフ対織田信長家臣団』★★★


ゆる~ぃ感じで移動中に読む2
逗子への往復2時間
成田山からの帰り道の休憩PA
実家から戻る電車の中

ホント水丸さんの絵には ほっ とさせられるものがある。



千葉の温泉が思った以上によくて、夕陽に照らされる中ゆっくり露天風呂
他愛のない会話
父も母もりんも元気で何より。


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A

2015-04-27 | これぞ青春!


秋野ひとみ
『ななみ・東京物語 雨上がりの夜空に』

お風呂で読む2

ななみ、池沢さん、冴子、石田先生


「どこか、全然、違う世界で、全然、違う時に、会えればよかったのに…」

思った これが中3の言うこと!?(笑)



お次は高原へ。

ごろごろなーんにもしないでいる田舎時間
遠い世界

鳥取砂丘もプチ送別会も北海道→盛岡出張も。
メールの催促?これで終わり?って 先が思いやられる。

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A

2015-04-22 | 311


朝日新聞特別報道部
『プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実』★★★

知っているようで知らないこと。
知らされていないこと。
知ろうともしなかったこと。

知りたくなかったわけじゃない
ただ時間が必要だった。



事故が起こる前の記憶はのどかな海沿いの寂れた街
海岸沿いの国道を走る目線の先には火力の鉄塔が2本
恩恵で出来た立派な建物群
今でも思い出す図書館
広いスペースにたくさんの本 人は少なくうらやましいと思ったこと。
帰省中 付近を運転していたら検問にあい、
免許証の住所が都内だったからなのか注意を受けたこと。
仲良かったお友達が地震時 働いていた。
それはめずらしいことじゃなく誰かしら知り合いに関係者がいた。
何不自由ない将来を約束されていた感

打ち捨てられた漁港
岩沢の海での波乗り風景
よく家族と行った海辺の公園
全て失われこれから先も復興の兆しは見えない。
放射能 手元に線量計
無色透明無味無臭



それなのに再稼動?



「世界有数の地震国になぜ50基を超える原発ができたのか。なぜ深刻な事態が想定されなかったのか。事故が起きた時、なぜ十分な対応ができなかったのか。官僚は政治はなにをしていたのか。」

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M

2015-04-20 | 村上龍



『ラストワルツ』★★

新刊
第14弾
すべての男は消耗品である ね。

相変わらずって感じだけど らしい さらさらっと読了

『カティンの森』が気になる。








春の嵐
鳥取砂丘もそうらしい。
何だろうこの会話・・・笑ってしまったけどうれしいんでしょ?

区切りよく本気であきらめようと思ったんだけど。

「いつかまた逢えればよいね」








二者択一

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T

2015-04-19 | 田口ランディ



田口ランディ
『馬鹿な男ほど愛おしい』★★★

たま~に読みたくなる。
馬鹿なオトコにハマって笑ってしまっている時に?(笑)

今距離が近づきつつある。
しかし外部要因で揺らぐことが。。
困った。気持ちは確かにあるのに。



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傷ついた心を見て見ぬふりをすると、人間はだんだん自尊心を失うのだ。これは心を侵食するとても悪い病気だ。傷を見ないふりすると、心は次第に腐って、弱って、気力を失って、そして自分に対しての自己評価が低くなって、決断力が低くなって、決断力がなくなって、最後には自分の人生を見失ってしまう。



愛なんてなくたって、ただ男であるってだけで、女を救えるのは男なんだ。



セックスも恋愛も、気持ちよくなりたかったら自発的に動く方がてっとり早いのだ。



「私は私である」



心はいつも「ひとりにしないで」「ひとりになりたい」この二つの方向に引っ張られながらベクトルを描いている。表と裏のバランスがとれて初めて、心のベクトルは美しく伸びていくらしい。



「約束って、嫌い。予感と確信さえあれば、約束なんて必要ないもん」



求めれば、魂はかならず呼びあい引き寄せあう。世界のどんな場所でも、必要な人と必要な人がくっつくのである。



「人生はすごく短い。自分のダメなところを直している時間はない。人と比べるな。いいとこだけ見て生きていけばいい」



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A

2015-04-19 | photogenic



荒木 経惟
『写真集狂 アラーキー』★★★

IZU PHOTO MUSEUMで2012年春(3月11日~)開催された展示会カタログとして。 



アラーキーと311

これまで実に450冊以上!!に及ぶ写真集を製作


「アナーキーになりたくてアラーキーと名付けた」と。


カメラマンでもアーティストでもない「写真家」を確立定着


たまに開くアラーキーの写真 
大体はお友達宅でだけど。
今回は森山さんの本も一緒にお散歩日和の日比谷公園
フラワーカンパニーズ♪を聴きつつ。
野音の季節だなぁ


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I H

2015-04-12 | 糸井重里


糸井重里 早野龍五
     (東京大学大学院 理学系研究科教授)
『知ろうとすること。』★★★★

文庫オリジナル

原発事故後の情報が錯綜する中で、ただ事実を冷静に分析し発信し続けた物理学者早野さん。
その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井さん。
「科学的に考える力の大切さ」
そして「こころのありよう」

放射能の影響とは?

地元ながらわたしも色々調べ考えた。
今さらながら向き合えるようになった。

マイナスからプラスへ。








明日は♪厨子へ♪
晴れた日の海が見たい。
手土産はハラダのラスクと赤ワイン。

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K+

2015-04-11 | photogenic




管啓次郎 +十和田奥入瀬芸術祭
『十和田、奥入瀬 水と土地をめぐる旅』★★


十和田も奥入瀬も記憶には遠いけど素敵な場所だった。
やっぱり青森となると遠く感じて。

この本は写真も織り交ぜられていて空気感が伝わる。
しかし残念なのがその中の何を伝えているのかわからない文章。。
最初にその紹介をして何となくでも分かってから想像力に働きかける方がよいのでは と。
辛辣にはなれないけれどうなってしまった。独りよがりな作家でわ。ムムム。
だから まともな 菅さんの文章に安心した。

「心が洗われる」
知らなかった土地を訪れて心も目も肌も、自分の存在がまるごと洗われるような気がすることは、たしかにある。



3は6であり9になる。




























つかの間の晴れの日 季節が変わったことが分かる。
ため息をつきながらも明るい気持ちにもなる。
まだ10日ぐらいだもの。焦らずにね。


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E

2015-04-08 | 江國香織


江國香織
『ぬるい眠り』★★★

何度目かだからネタバレ父『ラブ・ミー・テンダー』

そしてメインな『ぬるい眠り』

雛子の気持ち 分かり過ぎるぐらい分かる。うん。
時間の経過が物事を解決へと導いてくれることは大いに分かってる。
でも誰かに頼りたくなってしまう それは弱さ?
一番迷惑かけたのはnaoさん。
本当に悪いことをしたと 最近頻繁に思い出す。
大切な人を失ってどうしようもないそんな時に現れて・・・
しかし想いはじわじわと膨らんでゆく。
何でSWが入るかわからない。
涙 涙 涙
思い出すだけでいたたまれなくなる。
あれも自分からのアクションだった。
それを今と重ねようとして「上手くゆくはずがない」と。
同じことを繰り返す。
勉強してないね。


短編が続く。


一時を一緒に過ごしたお友達とのその後『放物線』

自己愛を知る『災難の顛末』

バランスを取っているにもかかわらずな『とろとろ』

これぞグレーゾーン(笑)『夜と妻と洗剤』

今まさにわたしのど真ん中『清水夫妻』★★★★★

きらきらひかる『ケイトウの赤、やなぎの緑』

日常『奇妙な場所』


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