◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

N

2014-03-28 | 梨木香歩


梨木香歩
『春になったら苺を摘みに』★★★

――なんてピースフルで静かで思いやりに満ちた美しい生活。完璧なトライアングル。

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M

2014-03-20 | 村上春樹


春樹 大橋歩・画
『サラダ好きのライオン』村上ラヂオ3★★★

an2に載っていたエッセイ集part3
帰省のスーパーひたちで読む2
やっぱり春樹はナンバー1
カウントダウン

安西水丸さんが死去 残念でならない。。



今週の村上

半蔵門線に乗るたびに「押上に一度行かなくちゃな」と思います。どんなところだろう。

「♪本を売るならブックオフ」というメロディが耳から離れない。なんとかしてほしい。

昼寝して起きると、自分がどこにいるのか、今がいつなのか、見失うことがある。わりに好きです。

「シティバンク銀行」って、看板を見るとつい声を出して読んでしまう僕は変だろうか。

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N

2014-03-16 | 梨木香歩


梨木香歩
『ぐるりのこと』★★★

目的の場所は過去にはない。モデルは自分でつくってゆく。



あなた方の住んでいる土地は、潅木の茂みと、栗の木と、立派な櫟の木の生えていた、野原だったのだ、と。その土地はかつて、ススキの穂並みがそよぎ、甘い栗の花が匂い、白い露草の咲いていた土地だったのだと。風が木々の葉をささやかせ、雨が草木を恍惚とさせた。山から吹き下ろす風や、盆地から抜けてゆく風、土地の傾く方角、様々な条件が、白い露草にその場所を選ばせた。そして、何代も何代も繰り返し、そこに根を張ってきた。あなたがたが毎晩眠り、夢を見て、そして笑い合い愛し合っている場所は、そういう毎日を育んできた土地なのだ、どうか誇りに思ってください、と。

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M

2014-03-16 | 町田康



町田康
『この世のメドレー』★★★

MEMO
P6、11、16、30、44、118、124、142、145、155

沖縄に行って食堂に入るまで一気に読破≡


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M

2014-03-16 | 三谷幸喜



三谷幸喜
『三谷幸喜のありふれた生活』★★★

先日の続きで嵐の夜に図書館で本を選んでいた。
たった一日なのに読みたかった本が2冊消えていた。。
読みたかった梨木さんはGET
他 新たなる何か
例えば『アンナ・カレーニナ』毎度の如く貸出中
棚を次から次へと移動していく中、目に付いたのがこのシリーズ
私ってエッセイ好き(笑)
第一版が2002年だから古いけどどう流れてゆくか読んでゆく楽しみもあるかな と。
なんせ離婚しちゃってるし。。


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N

2014-03-13 | 梨木香歩


梨木香歩
『鳥と雲と薬草袋』★★★

先日、以前通っていた図書館へふらっと立ち寄った。
そしたら読みたい本がたくさんあり過ぎてクラっときた。
あぁ むさぼるように本を読みたい!
今は梨木さん。
あと小川洋子ワールド
春樹を手に取ってみてもわくわくする。
本って偉大だ。
この備忘録をはじめた頃住んでいた目の前が図書館で、
たくさんの本に触発され記録してみようと思ったんだよネ。



生きることはその人だけの山脈を征くことに似ている。思いもかけない谷戸や隈に入り込み、原や鼻にさまよい出て、様々な坂を越えつつ、けれどあるとき決定的な峠を越えると、これまでとは全く違う世界が待っている。ああ、ここでゆっくりできる、と思っていても、しばらくすると実はもう既に次の峠に差し掛かっていることが分かる。

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K

2014-03-08 | エッセイ、旅行記


川上未映子
『りぼんにお願い』★

癒しは時に卑しいし、共感だけがすべてじゃない。

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K

2014-03-08 | にゃんにゃん


川上 未映子
『人生が用意するもの』★★

結構おもしろいかもと読みすすめ、
原発問題にアツク語っているのに共感を持ち、
しかし最後の方はその勢いがもたずそのまま終了///
装丁がカワイイ



今週も岩盤浴
それも月島でもんじゃ&お好み焼きにビールの後。。
結構なくらいくっらくら@
顔から溢れ出す汗にかゆさを覚えるほど。
真夜中の都内を横断 ひゅんひゅん

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N

2014-03-02 | 梨木香歩


梨木香歩
『エストニア紀行 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦』★★★★★



人が森に在るときは、森もまた人に在る。現実的な相互作用 ――人の出す二酸化炭素や持ち運ぶ菌等が、森に影響を与え、人もまたフィントンチッド等を受け取る―― だけでなく、何か、互いの浸食作用で互いの輪郭が、少し、ばやけてくるような、そういう一瞬を必要とする人々がいる。人が森を出ても、人の中には森が残る。だんだんそれが減ってくる頃、そういう人々はまた森に帰りたくなるのだろう。自分の中に森を補填するために。



「五月の風をゼリーにして持ってきてください」



深々とした森、沼沢地、葦原。車、船、人の営み。そしてきらめく海の向こう、微かに弧を描く水平線。国境などという「線」は、どこにも引かれていない。
彼らには世界がこういう風に見えていたのだ。永遠に連続する海と大地。

祖国は地球。

渡り途中の鳥たちに、もしも出自を訊いたなら、彼らはきっとそう答えるに違いない。

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N

2014-03-01 | 梨木香歩


梨木香歩
『渡りの足跡』★★★

以前『家守綺譚』をお友達に渡されて読んだ時に、
なんて綺麗な文章なんだろう丁寧な言葉なんだろうと。
静謐な深淵
でもその時点でまだ到達出来ない何かがあってそれっきりに。
そして出逢った『エストニア紀行』(まだ途中。。)
梨木さんを読むには静かで集中出来る空間と時間がほしい。
一瞬にしてその時間のその場所へ。
暖かな光

私にもそんな時間が必要



オオワシ
オジロワシ
ワタリガラス
カワラヒワ
ウソ
ヤマゲラ
ヒヨドリ
ドバト
オオヒシクイ
アカモズ
クビワキンクロ
トガリネズミ
ハチクマ
カルガモ
カンムリカイツブリ
ミコアイサ
ホオジロガモ
ヤマガラ
シメ
マヒワ
ウミガラス
エトピリカ
ツノメドリ
ヒメウ
ウミバト
チシマウガラス
ハヤブサ



生物は帰りたい場所へ渡る。自分に適した場所。自分を迎えてくれる場所。自分が根を下ろせるかもしれない場所。本来自分が属しているはずの場所。還っていける場所。
たとえそこが、今生では行ったはずのない場所であっても。



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