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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

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2021-03-11 | 池波正太郎



池波正太郎
『剣客商売七 隠れ蓑』★★★


新装版にて続々スタート
表紙はちょっと誤解を招きそうなので
(エロエロ)

こちらの春らしいお花をご覧下さい・・(笑)



わたしの好きなビタミンカラー

この作品は昭和51年10月新潮社より刊行された。


--------(抜粋)


盲目の武士をやさしくいたわる托鉢僧―旅の途中で出会った、年老いた二人連れが何故か秋山大治郎の心に残った。江戸に帰った大治郎は、偶然試し斬りされかかった件の老僧を助け、二人が二十八年におよぶ仇討ちの敵同士であることを知る。人知をこえたその絆の不思議さを描く「隠れ蓑」
小兵衛が小金持ちの隠居と見られて盗賊に狙われる「徳どん、逃げろ」など、
シリーズ第7弾


--------



文庫裏に紹介されていた池波正太郎記念文庫

司馬遼太郎と同じ…偉大だわ~
いつでも行ける距離ってよいね。



こんなステキなサイトもある。
OGPイメージ

池波正太郎 公式サイト

池波正太郎の公式サイト。鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人・藤枝梅安、真田太平記等、池波作品に関連した情報を配信します。

池波正太郎




小説を読まないお友達にドン引きされたけど、
よいのよよいのよ池波正太郎のよさが分かる人だけで。








さて少しの間PCから離れます。
リフレッシュ休暇5日間
(スマホ予約投稿)

明日は雨登山かなぁ
平日登山わくわく(o^∀^o)

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I

2021-03-06 | 池波正太郎

 

池波正太郎
『剣客商売六 新妻』★★★★
 
 
新装版にて続々スタート
表紙は・・晴れて大治郎とみっふーが夫婦となりました!
初心な二人もとうとう・・ですな(笑)
 
 
この作品は昭和51年3月新潮社より刊行された。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
秋山大治郎のことを思いながら夕暮れの根岸の里を歩んでいた佐々木三冬は、
背中を斬られて逃げてきた女に小さな品物を託される。
それが密貿易に係わるものだったため、三冬はその一味から狙われ、捕らわれて地下蔵に押し込められる。
鬼神のごとくなって探し回った大治郎が奇蹟的に三冬を救出すると、父・田沼意次は、いきなり三冬を嫁にもらってくれと頼むのだった。
シリーズ第6弾
 
 
-------
 
ネタバレもよいところ・・致し方なし。
 
お父さまが無敵なヒーロー過ぎて、ちょっと負ける場面も見たくなる心情・・
弱いところも見てみたい?
ホント人間の気持ちって勝手よね~
 
 
しっかしスッパスッパ切り捨ててますなぁ
よう切れますなぁ
腕が! 首が! 飛んでゆく刀の威力
 
大治郎使用「兼光の銘刀」
 

兼光(かねみつ)

「兼光」(かねみつ:1328~1360年[嘉暦3年~延文5年]頃に活躍)は、景光(かげみつ)の子。

刀剣ワールド

 

 

道場破りの立ち合いの描写なんて臨場感溢れ、息を飲みごくり。
固唾をのむ。

間合い 構えは八双 闘志満々 脇構え 「鋭!!」 猛烈きわまる突き

 

 
 
 
 
 
 
 
 
---
 
 
 
「戦国の世が終り、徳川将軍の下に天下泰平が何百十年もつづいているのは結構なことだが・・・・・・
わしはな、かえって戦乱絶え間なかったころのほうが、人のいのちの重さ大切さがよくわかっていたような気がするのじゃ。いまは、戦の恐ろしさは消え果てた代りに、天下泰平になれて、生死の意義を忘れた人それぞれが、恐ろしいことを平気でしてのけるようになった。なればこそ、油断は禁物ということよ」
「よく、わかりました」
 
 
 
---
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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I

2021-03-03 | 池波正太郎

 

池波正太郎
『剣客商売五 白い鬼』★★★★


新装版にて続々スタート

この作品は昭和50年2月新潮社より刊行された。



--------(抜粋)


秋山小兵衛の若き日の愛弟子が斬り殺された事件と、江戸市中の三か所で女が殺され、
陰所と左の乳房が抉られていた事件二つの事件の接点に浮かび上がった異常な殺人鬼の正体を、
復讐の念に燃えた小兵衛が追う「白い鬼」
試合に負けたらその相手の嫁になるという佐々木三冬の話にうろたえる大治郎を描く「三冬の縁談」
もう一人の女剣士「手裏剣お秀」の登場など、
シリーズ第5弾



--------


不気味な殺人鬼二人目・・



まだ出逢ったばかりな池波正太郎
エッセイが存在すること、食通なことなどを解説から知る。

---

「人間はね、衣食住とそれからセックスが順調に満たされたら文句ないですよ。
これはもう人間の最大理想でね。ぜいたくというこじゃなくて、貧乏でも。人間の生活なんて、それに尽きる」

----


まさしくシンプルに言ってそうだと思う。


最近はネタバレがこわいから最後に解説を読むことにしている。たまに誘惑に負けちゃうけど(笑)

まだ次作が手に入っていない・・じりじりするこの気持ち(分かってもらえる?)

 

 

 

 

 

 

 

 

現実は残業の日々で少々お疲れモード
このブロクを記するお昼休みが息抜き。

さて緊急事態宣言は解除されるのか!?

田舎の風に吹かれる311

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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I

2021-03-02 | 池波正太郎

 

池波正太郎
『剣客商売四 天魔』★★★★+
 
 
新装版にて続々スタート
 
この作品は昭和49年8月新潮社より刊行された。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
音もなく小兵衛の前に現れ、「秋山先生に勝つために」、八年ぶりに帰ってきたとうそぶく役者のような若侍の正体は?
次々と道場を襲い相手を一撃のもとに殺していく魔性の天才剣士と秋山父子との死闘を描く表題作
愛弟子に〔なれ合い試合〕の許しを求められ、苦衷を察して許可を与えた小兵衛が、
皮肉にもその試合の審判を引き受けることになる「雷神」など全8編
シリーズ第4作
 
 
-------
 
 
P何ページかは忘れてしまったけど「延清の実家」の「延清」が何なのか?誰なのか?
戻り再読するも分からず・・
検索すると神奈川県の小田原市に「延清」という地名が。
 
読解力を思う・・
 
 
 
宗哲先生から出た「下ネタ」が絶妙過ぎて笑ってしまった。
純である二人の恋の行方は!?
(現在5巻完読したけど、発展なし)
 
一気に読み進めようと思う。
(また飛んで7巻GET 6巻がない・・)
 
 
 
---
 
 
 
「おお、久しぶりじゃな、蛤は・・・・・・」
小兵衛がそういったのは、三月三日の雛の節句から仲秋八月十五日まで、江戸の人びとは蛤、浅蜊を口にしない。それは、春から夏にかけてが、この貝類の産卵期にあたるからだ。
現代では、食物に対する人間の、そうしたこころづかいが絶えて久しい。
 
 
 
----
 
勉強になります!!
江戸の人達は季節を食にも取り入れ、気遣っていたことが分かった。
そういう風習でもあったのね。
現代の一年中何でも手に入る食材って恵まれているけど、どうなのかなと思ったり。
その季節季節の旬の食材はあるにしてもね。
 
今だと春キャベツ
私的には山菜かなぁ ふきのとうの天ぷら、タラの芽・・あぁ食べたい。
(最近相方土産の丸亀製麺のかき揚げが続いている・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2021-02-25 | 池波正太郎

 

池波正太郎
『剣客商売三 陽炎の男』★★★★
 
 
新装版にて続々スタート
あっという間に読んでしまった。
まだ4巻が手元にない・・
(飛んで5巻、7巻はGET)
 
 
この作品は昭和48年12月新潮社より刊行された。
 
表紙のセクシー女子は三冬ちゃんです。きゃっ
↓ ↓ ↓
 
 
--------(抜粋)
 
 
若衆髷をときほぐし、裸身を湯槽に沈めた佐々木三冬に、突然襲いかかる無頼の浪人たち。
しかし、全裸の若い女は悲鳴もあげず、迎え撃つかたちで飛びかかっていった。
隠された三百両をめぐる事件のさなか、男装の武芸者・三冬に芽ばえた秋山大治郎へのほのかな思いを描く表題作
香具師の元締のひとり娘と旗本の跡取りとの仲を小兵衛がとりもつ「嘘の皮」など全7編
シリーズ第3作
 
 
-------
 
 
 
「真偽は紙一重。嘘の皮をかぶって真をつらぬけば、それでよいことよ」
 
解説で、秋山小兵衛の人生哲学について(エシックス)この一言で読み取れるとあった。
 
エシックスとは何ぞや?
エシックス(ethics)」
倫理、道徳の一般的性質、および他の人たちとの関わり合いの中で個人が行う、
特定の道徳上の選択についての学問と定義
 
ふむ。
ビジネス・エシックス(企業論理)
バイオ・エシックス(医療や生命科学に関する倫理的・社会的・哲学的・法的問題やそれに関する問題をめぐり研究する学問)
 
環境用語だね。
 
 
 
みっふーと大治郎の恋の行方?が気になる~
 
 
 
 
 
 
お江戸物語読むなら『剣客商売』どどん!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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I

2021-02-24 | 池波正太郎

 

池波正太郎
『剣客商売二 辻斬り』★★★★
 
 
新装版にて続々スタート
持ち運びよしな文庫本
 
この作品は昭和48年5月新潮社より刊行された。
 
表紙はもちろん三冬ちゃんです。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
冷え冷えとした闇の幕が裂け、鋭い太刀風が秋山小兵衛に襲いかかる。正体は何者か? 
小兵衛・大治郎が非道に挑む表題作
江戸に出たまま帰らぬ息子を探しにきた信州の老剣客へ温かい手をさしのべる秋山父子――「老虎」
暴漢にさらわれた老舗の娘を助ける男装の武芸者・佐々木三冬――「三冬の乳房」
「鬼熊酒屋」「悪い虫」「妖怪・小雨坊」「不二楼・蘭の間」
シリーズ第2作
 
 
-------
 
味方をするわけじゃないけど、
大治郎が右腕を斬りおとした伊藤三弥があっけなく死んだのが無念
もう一編ぐらいほしかったかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
---
 
 
 
「わしはな、大治郎。鏡のようなものじゃよ。相手の映りぐあいによって、どのようにも変る。黒い奴には黒、白いのには白。相手しだいのことだ。これも欲が消えて、年をとったからだろうよ。だから相手は、このわしを見て、おのれの姿を悟るがよいのさ」
 
 
 
---
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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I

2021-02-13 | 池波正太郎

 

 

池波正太郎
『剣客商売』★★★★★

 

 
 
借りたまま本箱で眠っていた(ある意味借りパク)
いつか読もういつか読もうと日々は過ぎ・・
 
 
渋めなハードカバー
挿絵付
 
 
 
読んで一言 おもしろかった!
お父様がよい味を出していてクスッと笑える親子愛
 
あと田沼意次が素敵なおじい様に見えてくる。
 
 
 
 
 
 
現在5冊同時進行中
そこにこの一冊を追加したら、あっという間に完読
早速貸してくれたコにチャット
「剣客商売おもしろいでしょー?私好きなシリーズ」と返答有
人との出逢いに感謝したくなるのはこういう時
本との出逢いは潤いとなる。
最近肌綺麗になったねと言われるけど、それはまた別の話
この乾燥した時期に潤いは必要ですな。
 
 
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
 
 
小兵衛と大治郎の親子が、ばっさばっさと悪を斬る。
女武芸者・三冬も登場――
読んで痛快。江戸情緒もたっぷり。
国民的大ベストセラー その第一巻


勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負わねばならぬ。それが剣客の宿命なのだ――。
剣術ひとすじに生きる白髪頭の粋な小男・秋山小兵衛と浅黒く巌のように逞しい息子・大治郎の名コンビが、
剣に命を賭けて、江戸の悪事を叩き斬る――田沼意次の権勢はなやかなりし
江戸中期を舞台に剣客父子の縦横の活躍を描く、吉川英治文学賞受賞の好評シリーズ第一作
全7編収録
 



【テレビドラマ化常連作品】

加藤剛・山形勲(1973年4月7日 - 9月1日)
中村又五郎・加藤剛(1982年12月3日 - 1983年3月4日)
藤田まこと・渡部篤郎、山口馬木也(1998年10月14日‐2010年2月5日)
北大路欣也・斎藤工(2012年8月24日、2013年12月27日)
 
 
 
 
--------
 
 
私的にはやっぱり藤田まことでしょ!
(「やっさん」ですが(笑))
上記でおすすめバージョン教えて下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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I

2020-08-05 | 池波正太郎

 

池波正太郎
鬼平犯科帳 [決定版] 」2』★★★
 
 
鬼平第二弾
こちらも同様新装版
 
すっかり池波正太郎の世界に馴染む。
敷居が高過ぎたイメージも、とても読みやすいお江戸物語
次から次へと現れる盗賊たちに突っ込みを入れたくなるけど(笑)
物語が進むにつれ、鬼平の脇を固める与力・同心にも興味が湧いてくる。
 
いつの世も遊びは大切ですよ。
学びの時
そして人間的にも一回り成長している。
鬼平を見よ!
 
 
 
さてまだまだ続きますが今回はここまで///
老後の楽しみに取っておこう♪
 
 
 
 
渋いぜ鬼平
 
 
 
ーーー収録作品---
 
「蛇の眼」
「谷中・いろは茶屋」
「女掏摸お富」
「妖盗葵小僧」
「密偵」
「お雪の乳房」
「埋蔵金千両」
 
--------
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
参考にならない自己満備忘録だけど、
なぜかたまに書評依頼などなど頂くことがある。
来るもの拒まず・・とゆきたいところなんだけど中々・・
読書している割には文章力がなってない(泣)
今後とも引き続きよろしくお願いします。

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I

2020-08-04 | 池波正太郎

 

池波正太郎
鬼平犯科帳 [決定版]  1』★★★★
 
キター 鬼平・・(笑)
おばあちゃんがテレビでみていたイメージ(昭和です)
 
まさかこうやって読むことになるとは。
伊達にお江戸小説を読んでいませんので、ちょっと余裕風
(と言いつつまだまだ未熟者ですが)
宇江佐さんのおかげでお江戸ワード理解出来てます♪
 
火付盗賊改方長官と聞いてピンとくるようになりました。
 
 
 
こちら改版を重ねまくって現在に至る2000年発行の新装版
文字デカッ!
私的には細かい昔ながらの羅列が好き。
でもせっかく持参してくれた会社の人に悪いしね。
 
天下の鬼平ですよ。
また楽しみが増えました。
新刊さながらぴかぴかな鬼平でした。
 
ーーー収録作品---
 
「啞の十蔵」
「本所・桜屋敷」
「血頭の丹兵衛」
「浅草・御厩河岸」
「老盗の夢」
「暗剣白梅香」
「座頭と猿」
「むかしの女」

解説:植草甚一
 
--------
 
 
 
 
 
 
 
 
 

こんなイメージ 今後意識してみてみたい。


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