弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

陪審制しか なぜ駄目なのか? 「心も知らず」の 「人は伊佐」

2009年05月20日 00時01分09秒 | 裁判
最近もテレビニュースの特集に出演していたが、日本にも陪審員を経験した著名な作家がいる。
アメリカから復帰前の沖縄での陪審裁判の経験をノンフィクション「逆転」に著した伊佐千尋さん。
実は私もある集まりの二次会で天麩羅屋にご一緒させていただいたことがある。
しかし、伊佐さんは、陪審制でなければ絶対駄目で、似て非なる裁判員制度には反対ということのようだ。
けれども、裁判員制度でさえ荷が重いという人たちが、いきなり陪審員制度を担えるとは思えない。
まずは大きな一歩前進と考えるべきだと思う。