弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

どこかの誰かを 助けるためか? 私が任官 したわけは

2009年05月31日 01時40分30秒 | その他
今夜のNHK総合「今夜も生でさだまさし」を、1ファンとして片手間で見ていた。
歌手なのにほとんど歌を歌わないという不思議な構成だったが、最後に「いのちの理由」を初めて聞くことができた。
28日に京都・知恩院に奉納したばかりという新曲。2011年の法然上人800年大遠忌の記念曲として、浄土宗が制作を依頼していた曲だそうだ。
「何で生まれてきたのかという疑問について、法然上人の言葉や考えを基に自分で分解していったら、こういうところに行き当たった」という。
後半には「私が生まれてきたわけは、どこかの誰かを救うため」という歌詞があった。
かつての名曲中の「日本のどこかに、私を待ってる人がいる」(山口百恵「いい日旅立ち」)という歌詞と相通じるところがあると感じた。
多くの裁判官は、だからこそ、裁判所法の規定ではそもそも応じる義務さえも無い転勤に従うのだろう。