弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「勤労感謝」で 起案の途中 気にせず見に行く 菊まつり

2011年11月23日 00時11分09秒 | 裁判
水曜日の祝日は、今の私にとって有り難みがほとんど無い。なぜなら、祝日でなくても法廷を使用できない非開廷日であり、宅調にして自宅で判決起案をすることに変わりは無いからだ。
唯一の相違点は、昼間から大手を振って散歩に出られること。せっかくなので、近場の菊まつりに出かけることにした。
もっとも、これとても、裁判官には勤務時間の概念が存在しないのだから、宅調日に出かけてはいけないわけではない。昔々、ゴルフに行った裁判官がいたおかげで、自粛せざるを得ない雰囲気になっているだけの話である。
裁判官の実労働時間は、確実に8時間×週5日を大幅に超過している。
勤務時間中に野球の練習をしていた馬鹿者たちとは事案が異なる。