実は日本に 帰って来てた 「赤い靴はいてた」 養女きみ

年来の「赤い靴はいてた女の子」の謎が解けた。
アメリカ人の宣教師の養女になった「きみ」ちゃんという女の子が、異国に連れられて行ったまま、行方知れずになったと嘆き悲しむ親の実話。
これを聞いた野口雨情が作詞した歌だとのこと。
実は後日談があって、女の子は養親と一緒に日本に帰国したものの、結核に侵され９歳で亡くなったそうだ（近刊の小市和雄「神奈川県謎解き散歩」新人物文庫より）。
いずれにしろ、悲しい話。
（写真）
ＪＲ横浜駅の中央通路に１年ほど前に設置された像。
山下公園の本物よりミニサイズなので見過ごされがちだが、ようやく待ち合わせ場所として認知されてきたようだ。