弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

決して事件は 選べぬけれど 常に勝てるよ 裁判官

2007年05月16日 19時43分20秒 | 未分類
「弁護士と裁判官の違い」都々逸2

聞いて弁ずる 弁護士稼業 読んで書くのは 裁判官

2007年05月15日 21時05分34秒 | 未分類
「弁護士と裁判官の違い」都々逸1

紛争予防の 遺言のはずが 減殺されてる 遺留分

2007年05月14日 22時51分31秒 | 未分類
相続争いを未然に防止するためには、遺言書の作成が推奨される。
しかし残念なのは、一部の法定相続人の遺留分に全く配慮しない内容の遺言が少なくない点である。
そのため結局は、遺留分減殺請求訴訟や、場合によっては遺言無効確認訴訟の提起を招き、紛争がかえって長期化してしまう例が見られる。

上がるとこまで 上がったならば やめるしかない 土俵際

2007年05月13日 13時13分48秒 | 未分類
大相撲夏場所が開幕。
注目は大関白鵬の横綱挑戦だが、昇進したらまた大変な立場のようだ。
(11日の毎日新聞朝刊連載「横綱」から抜粋)
「上がったら、やめるしかないのが横綱。上がってもいいものか随分悩んだもんだ」とは、初代若乃花の花田勝治さん(79)。横綱は最高権威でもあるが、上がったらもう土俵際に立っているという意味だ。

公権力の 象徴だった 刑務所までもが 民営化?

2007年05月12日 22時56分06秒 | 未分類
初の民間刑務所が本格稼働。うまくいくかどうか。
(朝日から抜粋)
 全国で初めて民間資本を活用した刑務所・美祢(みね)社会復帰促進センターが山口県美祢市に完成し、13日に開庁式があった。大手警備会社のセコム(東京)や教育事業を展開する小学館プロダクション(同)などでつくる特別目的会社が建設、運営。ハイテク技術を駆使して居場所を監視し、ベッドのある独房にはテレビも備える快適さだ。
 刑務所の過剰収容の解消を目指して新設された。300人が出席した式で長勢法相は「民間の創意工夫を生かし、質の高い矯正教育や職業訓練で国民の期待と信頼に応えたい」とあいさつ。職業訓練は11種の予定で医療事務、ホームヘルパー2級などの資格取得もできる。小学館プロダクションや資格取得講座に実績のある協力企業のノウハウを採り入れるという。


どちらかだけなら まだいいけれど 両方うそを つく裁判

2007年05月11日 17時50分19秒 | 未分類
毎日新聞朝刊「仲畑流万能川柳」の今日の秀逸作は、
「どちらかが必ずうそをつく裁判」(相生 プー風ウー)
だった。
傑作だけど、敢えて都々逸に変えてみた。悪しからず。

相撲嫌いの 御方に代わり 大統領杯 去る?固辞か?

2007年05月10日 21時55分46秒 | 未分類
(朝日から抜粋)
 大相撲の幕内優勝力士に贈られる「フランス共和国大統領杯」が、シラク大統領の退任に伴い、夏場所(13日初日、東京・国技館)で見送られることになった。9日、日本相撲協会が明らかにした。7月の名古屋場所から再開するかどうかは、今後決める。
 フランス大統領杯は親日派で相撲ファンのシラク氏が00年名古屋場所で新設、毎場所贈られてきた。だがサルコジ氏が新大統領に決まり、在日フランス大使館が日本相撲協会に見送りを申し入れた。
(産経から抜粋)
 シラク大統領は親日家で、熱心な大相撲ファンとして知られていた。一方、サルコジ次期大統領は2004年に「ちょんまげを結い、とてつもなく太った男たちの戦いのどこに魅力があるのか。知的なスポーツとはとても言えない」と相撲を酷評したといわれる。

偽善だろうと そのフリをして 一生バレなきゃ 善人だ

2007年05月09日 19時31分42秒 | 未分類
今日の毎日新聞朝刊に面白い色紙が載っていた。
「いい人の フリをして 一生バレなきゃ いい人だ」
早大漫画研究会OBの井浦秀夫さんの若者へのメッセージ。
さすがは傑作「弁護士のくず」の原作者。
私も、「偽善者」がなぜ非難に値するのか、前々から疑問に思っていた。
さっそく、どどいつに翻訳させていただいた。

判事の仕事は 何かと問えば 本質的には 人助け

2007年05月08日 22時28分36秒 | 未分類
困っている依頼者を助けるのが弁護士の仕事だが、それは裁判官にも通じるところがあるように思う。
ただ、原告と被告のうち、どちらが救うべき人なのか、必ずしも一目瞭然ではないから難しい。

オタク判事と 言われぬように 宅調終われば 街に出よ

2007年05月07日 21時21分29秒 | 未分類
裁判官の宅調は、通勤時間を省略して自宅で判決起案等に集中できるので、なかなか合理的である。
ただ、日中は無闇に私用で外出する訳にもいかないので、それなりに窮屈な思いもする。
仕事のし過ぎにならないように、夜になったら一度は街に出た方が健全かも知れない。

三人寄ったら 文殊の知恵で 九人だったら その自乗

2007年05月06日 21時20分35秒 | 未分類
(朝日から抜粋)
最高裁の島田仁郎長官が2日、憲法記念日を前に記者会見した。裁判員制度について、「三人寄れば文殊の知恵という言葉もある。裁判官と裁判員合わせて9人が十分に意見を交換し、徹底的な評議の上で結論を出すのだから全く心配はない。裁判員は自信を持って評議に臨んでほしい」と述べ、国民に積極的な参加を呼びかけた。

家裁判事は 「家庭に光 少年に愛」か? 厳罰か?

2007年05月05日 17時49分04秒 | 未分類
今日は「こどもの日」。
家庭裁判所の理念は「家庭に光を、少年に愛を」だと教えていただいた。
しかし、少年法はこれからどうなっていくのだろうか。

縁を切るのが お役目だけど 参る寺社みな 「縁結び」

2007年05月04日 22時43分55秒 | 未分類
この連休に入り、「小江戸川越春まつり」を見に行って、ついでに日頃はできない寺社巡りをして来た。
複雑な心境になったのは、「適正な離婚裁判ができますように」と参拝した神仏の御利益がいずれも「縁結び」になっていた事だった。
考えてみれば、それが「縁切り」になっているのは鎌倉の「縁切寺」こと東慶寺くらいなものだろうか。

還暦記念の 赤ちゃんちゃんこ 着せて祝おう 憲法に

2007年05月03日 00時33分25秒 | 未分類
日本国憲法施行60周年記念都々逸

これぞ判事の 逆「デスノート」? 毎年遺言 書き換える

2007年05月02日 20時22分24秒 | 未分類
4月26日、藤林益三元最高裁長官が亡くなった。弁護士出身の最高裁長官は他に例が無く、空前絶後となるかも知れない。
津地鎮祭訴訟の最高裁大法廷判決で、政教分離を徹底すべきとの違憲論を展開した追加反対意見が記憶に残る。
敬虔なクリスチャンで、「用意がいいと死に神が遠慮する」と、誕生日ごとに遺言を書き改めてきたエピソードもあるそうだ。その甲斐あってか、99歳の天寿を全うされた。