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宜野湾市長選1/24 ”志村恵一郎候補の勝利を願う!”~安倍政権対翁長県知事の「代理決戦」

2016-01-21 21:04:37 | 沖縄

宜野湾市長選1/24”志村恵一郎候補の勝利を願う!”
   ~安倍政権対翁長県知事の「代理決戦」

志村恵一郎氏HPhttp://shimura.okinawa/

 

 

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東京新聞 TOKYO WEBhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016011802000121.htmlより転載

 

宜野湾市長選 政権対県知事の「代理決戦」

 

 宜野湾市長選は、法廷闘争に発展した名護市辺野古の新基地建設をめぐる安倍政権と県の対立をそのまま反映する構図になった。

 現職の佐喜真淳氏は、辺野古新基地の是非に直接の言及は避けているが、事実上容認の立場。自民、公明の国政与党が推薦し、首相官邸も後押しする。

 これに対し、翁長雄志知事は対抗馬として元県幹部の志村恵一郎氏を擁立し、沖縄で知事を支える保革勢力の新基地反対派が支援。志村氏は翁長氏とともに「辺野古阻止」を訴える。

 宜野湾市民にとって、本来は普天間返還が最優先のはず。にもかかわらず佐喜真、志村両氏は激しく競り合っているとみられる。同じ県内で基地負担をたらい回しすることに、市民の中にも疑問があることの表れだろう。

 安倍政権は、敗れれば苦しい立場に追い込まれる。県内では直近の知事選、衆院選の全小選挙区、名護市長選などで、ことごとく新基地反対派に敗北。それでも「一日も早い普天間の危険性除去」を大義に工事を進めてきたが、普天間の地元で反対派に敗れれば大義名分が失われる。工事継続への批判が一段と強まるのは確実だ。

 一方、県は新基地建設工事をめぐり国と法廷闘争に突入したものの、工事を強行する政府に対し、今のところ阻止する決定打があるわけではない。国に対抗する後ろ盾として「沖縄の民意」を強調してきただけに、翁長氏にとっても負けられない選挙となる。 (金杉貴雄)

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「志村、佐喜真氏が接戦 宜野湾市長選世論調」(琉球新報、 2016年1月19日)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-206330.html

「佐喜真・志村氏が激戦 無党派層で拮抗 宜野湾市長選情勢調査」(沖縄タイムス、2016年1月19日)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=150359

「宜野湾市長選が3日攻防突入 佐喜真・志村両候補が手応え」(沖縄タイムス、2016年1月21日)
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=150669

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国民必読の本だ! 翁長知事の書いた「戦う民意」に翁長知事の覚悟を見た(天木直人)

2016-01-21 18:39:00 | ご案内

新党憲法9条 インターネット政党
http://new-party-9.net/archives/3265より転載

翁長知事の書いた「戦う民意」に翁長知事の覚悟を見た

 
 

 本屋で偶然にも、翁長沖縄県知事が書いた「戦う民意」(角川書店)と言う本を見つけ、早速買って2時間ほどで読み終えた。

 物凄い本だ。

 国民必読の本だ。

 なによりも市長選挙を目の前にした宜野湾市民の必読の本である。

 昨年12月15日初版発行となっているから、翁長知事の直近の肉声である。

 それを読んだ時、私はこれこそが宜野湾市長選を前にした翁長知事の魂の叫びだと思った。

 そこには辺野古移転の問題のすべてがある。

 日本政府の対米従属の醜さのすべてがある。

 なによりも、その「おわりに」で書かれている翁長知事の言葉に、翁長知事の覚悟を見る。

 メディアはまったく取り上げないが、こんな重要な本が緊急出版されていたのだ。

 まだ1月24日の宜野湾市長選挙の投票まで3日ある。

 いまからでも遅くない。

 宜野湾市民は選挙に向かう前にこの本を読むべきだ。

 私でも2時間で読了できた。

 一日あれば十分だ。

 それを読めば、辺野古移設に反対票を投じないわけにはいかなくなる。

 それでも辺野古移設に賛成票を投じる宜野湾市民は、利権に目がくらんで魂を売るあさましい市民だ。

 私が勧めてもこの本を読もうとしない宜野湾市民は、政治に無関心な、単なるなまけものだ。

 権力のウソにあっさりだまされる愚か者だ。

 翁長知事が緊急出版した「戦う民意」(角川書店)は、宜野湾市長選に臨む翁長知事のこれ以上ない選挙演説である。

 日本国民必読の本であり、なによりも市長選挙を控えた宜野湾市民が必読すべき本である(了)

 

 

 

 


これが日本の平和貢献!「すしざんまい」の社長が年間300件のソマリヤ冲・海賊被害をゼロにした

2016-01-21 15:22:48 | 平和 戦争 自衛隊

Harbour Businness Onlinehttp://hbol.jp/77365 より引用

すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」

 ’01年に第1号店を東京・築地場外市場に「すしざんまい 本店」をオープン。現在では北海道から九州まで、51店舗を展開。その多くが年中無休24時間営業で、本格的な寿司を手ごろな価格で楽しむことができるという、それまでの寿司屋の常識を覆したのが、株式会社喜代村の木村清社長だ。

「すしざんまい」が年間300件の海賊被害をゼロに

魚の買い付け

木村社長は、ソマリアだけでなく、漁場の開拓に、魚の買い付けに、自ら世界を飛び回る。

――「『すしざんまい』の社長が、アフリカのソマリアで、元海賊とマグロ漁をやっている……と話題になったことがありましたね。

木村:今でもやってますよ。ソマリアの沖というのは、キハダマグロのいい漁場なんです。ところが海賊が出るようになり、危なくてマグロを獲りに行けなくなってしまったんです。しかし、聞いてみると誰も海賊とは話していないという。おかしいじゃないですか。海賊といったって相手は人間なんですから。それでさっそく、伝手を頼ってソマリアの海賊たちに会いに行きました。そこでわかったことは、彼らだってなにも好き好んで海賊をやっているわけじゃないということです。だったらこの海で、マグロを獲ればいいじゃないか。自分で稼いだ金で家族を養うという、誇りを持った人生にしなくちゃいかん――と、彼らと話し合ったんです。

――ソマリアの人たちは、内戦で国を失い、無法地帯となった彼らの海が荒らされたため、海賊になったと主張しているそうですが、自力では対抗できなかったのでしょうか……?

木村:口で言うのは簡単ですが……、まず彼らは、マグロ漁の技術をもっていないし、船もありません。マグロを獲ってもそれを入れておく冷凍倉庫が使えなくなっている。獲ったマグロは売らなければなりませんが、そのルートをもっていない。IOTC(インド洋まぐろ類委員会)に加盟していないから、輸出ができなかったんです。じゃあ、仕方がない。うちの船を4隻もっていった。漁の技術も教えましょう。冷凍倉庫も使えるようにする。ソマリア政府にはたらきかけてIOTCにも加盟する。獲ったマグロをうちが買えば、販売ルートも確保できる。こうやって一緒になってマグロ漁で生活ができるようにしていったんです。

――「民間外交」の枠を超えた貢献ですね。なぜそこまで?
ジブチ滞在中の木村社長

ソマリアの隣国のジブチにも赴き、漁業分野の合意書を締結した。’13年に安倍首相がジブチを訪問した際には、ジブチ滞在中の木村社長が首相を表敬訪問するなど、まさにジブチと日本の民間外交の主役となっている

木村:いろんな国や国際機関も援助をやっていますが、どれも上滑りのことばかりであまり役に立っていないことも少なくありません。相手の視線に立って、相手の悩みに気がついてあげることが必要なんです。ソマリア沖じゃ一時は年間300件、海賊による被害があったそうですが、うちが行くようになって、この3年間の海賊の被害はゼロだと聞いています。よくやってくれたと、ジブチ政府から勲章までいただきました。

――そこまでして、事業として採算はとれるんですか。

木村:んー。まあ、正直言って今のところまだ採算はとれていませんね。しかし、将来的にはきちんと利益が出る目論見はたっていますよ。それに商売というのは、目の前の利益、儲けのことを第一に考えていたんではうまくいかないものなんです。まず考えなくてはならないのは、どうやったら喜んでもらえるか、何を求められているかということ。それに応える算段をするのが「商売」なのではないですか。


<関連記事>

ソマリアの海賊を壊滅させたのは『すしざんまい』の社長だった ...

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16 時間前 - まとめました。 更新日:1月21日11時52分. ... ソマリア海賊壊滅させたのは『すしざんまい』の社長だったというなんかスゴイかっこいい話驚きの声 ... ただの英雄じゃねぇか・・・派手好きな陽気なおっちゃんと思ったらスゴイな! >RT.

 

 

 


【超重要!】民主主義と平和を守る最前線:最後の砦を守る人々~辺野古「木曜行動」開始~

2016-01-21 14:35:14 | ご案内

辺野古へ行こう!日本の民主主義と平和を守ろために

 

<13分の動画をどうか見てほしい。>
・・・みなさんには見えるだろうか。私たちは今、日本の民主主義と平和を守る最前線にいる。

 

マガジン9 http://www.magazine9.jp/article/mikami/25329/より転載

2016年1月20日up

三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記

第39回 最後の砦を守る人々~辺野古「木曜行動」開始~

<iframe src="https://www.youtube.com/embed/Kgh4gTq5GHg?rel=0&showinfo=0" frameborder="0" width="455" height="256"></iframe>

 沖縄の1月は寒い。太陽が出ない。雨が降ると風が強くなり、体感温度はとても低くなる。どこか常夏の島に行きたいとさえ思う。風と雨の中で辺野古阻止行動の現場は体力も気力も限界を迎えている。

 普天間基地を抱える宜野湾市の市長選挙が真っ只中である。現職の佐喜真市長は、選挙戦の中では「普天間閉鎖」としか言わないが、それは辺野古への移設を容認した上の主張であることは誰でも知っている。だからこそ対抗馬の新人、志村氏がそれに打ち勝たなければ、オール沖縄で辺野古に反対しているという構図が崩れたと、政府は鬼の首を取ったように強行に辺野古の埋め立てに入るだろう。初日から自民党の大物政治家が投入され、またも小さな島の市長選とは不釣り合いな現政権の意地をかけた選挙になった。
 誰が市長になるかで翁長知事を支える体制を沖縄が維持できるかどうかを試す。前回も書いたが、これは何重にもおかしい。こんないびつな選挙を何度沖縄県民は超えなければならないのか、宜野湾市民がかわいそうだし、悔しい。それでも、辺野古の基地建設を止める最後の分水嶺になるという覚悟の上で、現場からも毎日選挙応援に人を送り込んでいる。早朝辺野古でダンプを止めてその足で宜野湾に向かう人も多い。

 かといって、選挙が迫っても辺野古のゲートに押し寄せる資材も機動隊も一向に減らない。選挙戦に影響するからと少し手が緩むかと期待したが、逆にこれまでの遅れを取り戻すかのように、年が明けて投入される物量が増えた。早朝1回で
終わっていた資材の搬入が2回、3回と午後まで続くようになり、現場の疲労は激しい。

 毎週水曜日は「水曜行動」といって県内市町村や県議会から議員たちが座り込む日になっている。この数カ月、水曜日は人数が早朝から300人を超えているので機動隊も手を出さない。その結果、毎週水曜日はほぼ作業が行われない日になっている。現状は週に一回は阻止できているわけだから、特別行動の日を週に二日、三日と増やして止めていけば工事は難しくなる。ヒロジさんの提案で今週からは「木曜行動」と銘打って島ぐるみのバスを調整し、毎週木曜日にも早朝から人数を揃えることにした。

 アメリカ軍基地の朝は早い。阻止行動など無くても暗いうちから軍用車両は演習に向かい、基地従業員は出勤する。基地を止めたい人たちも本島の各地から5時台に続々と集まってくる。
 悪性リンパ腫末期から壮絶な闘病生活を経て闘争現場に戻ったヒロジさんは、何度も激しく資材搬入を強行されてしまった先週の木曜日午後、テントで倒れた。冷たい風と雨が続く中で風邪をこじらせたといってしばらく休んだが、自分で提案した木曜行動が功を奏するかどうか、いても立っても居られなかったのだろう。この日はいつにもまして朝から鬼気迫る気迫で現場に立っていた。

 まだ真っ暗の中、6時過ぎに人数を数えると320人。水曜行動も上回る数だ。上々だ。この人数を相手に警視庁の機動隊をけしかければ大混乱になる。完全に阻止した昨日に続いて、きょうも手出しはできまい。我々の勝ちだ。そうヒロジさんは言いたかった。毎朝、闇の中で座り始める文子おばあも、きょうは止めるよ、と笑顔を見せていた。が、続々とやってくる警察車両の列。ヒロジさんは「大衝突になるぞ。本気なのか?」と警察幹部に何度も掛け合った。しかし上層部の決断は「きょうは引くな」だったようだ。

 冬の沖縄の灰色の空の下で毎日何が行われているか、今回の動画も13分と長いが、とくと見て欲しい地元のニュースでも「昨日は370人集まり、高齢女性一人が救急車で搬送」「男性一人の拘留が続いている」という情報が出るかでないかであるが、1997年から身体を張って止めてきた基地建設の現場で毎日何が起きているのか、交通費を払ってこられないならせめて、13分見て欲しいのだ。

 みなさんには見えるだろうか。私たちは今、日本の民主主義と平和を守る最前線にいる。

 
私たちが止めているのは、政府の一つの公共工事ではない。迷惑施設を嫌がっているだけでもない。憲法も民主主義も地方自治もないがしろにしながら暴走する安倍政権が私たち日本国民をどんな暗黒の世界に引き込もうとしているのか、それが他府県の人たちよりも明確に見えているから踏ん張っているのだ。

 優しい沖縄県民は決してこんな言い方はしないが、私はあえて言おう。今日は言わせてもらう。毎日ケータイでゲームをして、テレビでは芸能人が遊んでいる番組しか見ない、投票にも行かず、国策で誰かの人権を著しく奪い、苦しめている現状を見ようともしないで、加害者になっている意識を持つこともない民度の低い国民を含めて、この国に生きる人が権力に怯え、武器に怯え、貧困に怯え、他国民と自国民の命を守れないと絶望する運命に向かっている現状をこの沖縄で止めているのだ。

 安保法制に反対して国会まで行ったものの、法案が成立し無力感に襲われたままの人もいるだろう。原発事故の被害から救済されず、政治活動どころではない被災者もまだたくさんいるだろう。身近なパワハラ、マタハラに接してもどう動いていいか解らずに悶々としている人も、格差社会、弱者切り捨て社会に切り込むよりも、勝ち組に滑り込む手段を必死に探るほうが利口だと決めた人もいるかも知れない。今は動けない人は大勢いるだろう。沖縄にも、まだ立ち上がっていない人はもちろんたくさんいる。でもその人たちも含め、やがては一緒に政治の暴走と闘ってくれるだろうという希望を胸に、辺野古に来る人たちはみなさんの分まで引き受けて闘っているのだ。

 オール沖縄が潰されるということは、日本の国の中で国民主権を取り戻す最後の砦が潰されるということだとまだ気付いていない人たちのためにも、まだ引き返せる砦を包囲できる自分たちが闘うしかないと解っているから、全国から派遣されてくる機動隊に向き合って一歩も退かない。地域エゴやイデオロギーの問題だとすり替えて鼻で笑おうとしている勇気のないあなたの人権もかけて、市民の力、国民の力をこれ以上削がれないために、立ち続けている。

 「敢然と座り込めば、工事は止められる! 機動隊も手出しはできない! そういう闘いを構築し、全国に発信したいと思います。そのことによってさらに多くの人たちが奮い立ってこのゲート前に結集してくれることでありましょう!」ヒロジさんは朝一番でそう檄を飛ばした。

 この社会はおかしい、と思っている全国の仲間が奮い立って、沖縄に力を貸し、歪んだ政治をただすために共に歩んでくれる日は近い。今日は300人でも、来月は500人、1000人になるだろう。そうすれば政府は暴走できないのだ。この言葉をヒロジさんから何年聞かされてきただろうか。高江でも、普天間でも、辺野古でも、ずっと聞いてきた。毎回、よし、そうだ! と希望を再燃させて苛酷な運命にも向き合おうと思いなおす。でも、最近ヒロジさんの言葉の中に「全国の人に届けたい」「全国の仲間が奮い立って」「全国民が許すわけがない」というフレーズが増えた。頼もしい言葉とは裏腹に事態が逼迫しているのだと私は胸がキリキリする。

 恩着せがましいことも悲観的なことも言わない尊敬する沖縄のリーダーたち。私にたくさんの勇気と希望と闘う楽しさと、過去と未来を繋げて地球を考える宇宙観を教えてくれたこの島の人たち。わたしは、あなたたちを心の底から尊敬します。共にありたいし、そうしようともがいている自分の人生を上等だと思っています。でも、やっぱりへなちょこだから怖いです。弱音も、恩着せがましいことも言いたい自分がいます。

 この選挙が終わったら、埋め立ててしまうでしょう?
 全国の人は、本当に大挙して来てくれるの?
 20年やった。いつまで頑張れば終わるの?
 土砂が投下される日々が始まっても、諦めないで通えるかな?

 三上さんがこんな泣き言を言ったら終わりだよ。と言われるのが解っているから現場では言わない。でも、私のような悲観的なへなちょこがいるから、彼らの凄さが伝えられるんだとも思う。そうやって自分の存在意義を自分で肯定しながら、現場に通うしかない。そんな弱虫の私がいま、力のない言葉で表現するとしたらこんなもんだ。

 「崖っぷちです。沖縄が潰されたあとに何が待っているか考えて、動いてください」

 安っぽい。やはり、映像を撮って伝える方が私には向いているのかも知れない。

 

 

 

 


緊急事態条項は「ナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ」福島議員が追及!安倍総理は答弁せず逃走!

2016-01-21 13:09:33 | 憲法

<!-- アオの福島瑞穂vs安倍晋三総理【参議院 国会中継】予算委員会 平成28年1月19日  -->

IWJ Independent Web Journal

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/283468より転載

超重要!!【国会ハイライト】ついに国会で緊急事態条項の危険性が取り上げられる! 緊急事態条項は「ナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ」福島議員が追及! なんと安倍総理は中身について答弁せず逃走!

 「内閣限りで法律と同じ効力を持つことができるのであれば、これはナチスドイツの『国家授権法』と全く一緒だ」――。

 2016年1月19日の参院予算委員会で、社民党の福島みずほ・副党首が、自民党の憲法改正草案の中に明記されている「緊急事態条項」の危険性について、安倍総理の認識を問いただした。安倍政権は、来年の夏の参議院選挙で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席(あと11議席)を改憲勢力で占めることを公言している。その場合、発議されるのは9条の改正ではなく、「緊急事態条項」の新設であることも明らかにしている。

▲緊急事態条項は「ナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ」と安倍総理に詰め寄る福島みずほ議員

 自民党改憲草案の「緊急事態条項」は、トランプでいうところの、万能のカード「ジョーカー」に等しく、その一枚を手にするだけで、憲法を「停止」することができる。有事の際に総理が国会の同意がなくても、「緊急事態」を宣言することができるとされている。発令されると、内閣の権限は大幅に強化され、国民の人権は大きく制限される。立法権も予算権も内閣が掌握し、強大化したこの行政権に対して、国民は「服従しなければならない」とまで定めている。

 しかも、他国の国家緊急権の場合、期限が区切られていたり、制約が設けられている。ところが、自民党改憲草案では、期限も区切られず、国会の延長も可能なため、内閣を国民が選び直しする機会も無制限に延長が可能で、事実上、無期限、無制限な万能の権力をふるえるのである。

 ナチスの「授権法」と同一視された安倍総理は、「限度を超えた批判だ」などと不快感を示したが、どこがどうナチスの授権法と違うのか説明も反論もせず、「自民党の憲法改正の草案について、個々にお答えすることは差し控えたい」などと述べ、最後まで回答を逃げ続けた。

 なお、この福島議員のきわめて重要な質疑をNHKはリアルタイムで最後まで中継することはなく、途中で打ち切った。しかし、深夜に録画放送。放送時間の範囲内で収まりきらなかった場合のNHKの慣例である。

 以下に、その質疑の全文を掲載する。

              ↓                                               (青木浩文)

超重要!!【国会ハイライト】ついに国会で緊急事態条項の危険性 ...
...iwj.co.jp/wj/open/archives/283468