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オバマ大統領の広島スピーチ全文 2016.5.27 「動画もあり」

2016-05-28 23:31:48 | 福島、原発

 President Obama Participates in a Wreath Laying Ceremony 
  The White House

<!-- President Obama Participates in a Wreath Laying Ceremony  -->

 

http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/27/obama-begins-visit-to-hiroshima_n_10160172.htmlより転載

オバマ大統領の広島スピーチ全文 「核保有国は、恐怖の論理から逃れるべきだ」

 |  執筆者:
投稿日: 2016年05月27日 19時45分 JST 更新: 2016年05月28日 15時50分 JST
OBAMA
広島市の平和記念公園でスピーチするオバマ大統領 2016年5月26日 | Atsushi Tomura via Getty Images

 

アメリカのオバマ大統領は5月27日、広島市の平和記念公園で原爆死没者慰霊碑に献花した。

オバマ氏は現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問。原爆投下国として、広島と長崎を含む第二次世界大戦のすべての犠牲者らに哀悼の意を示すスピーチをした。その中で「核なき世界」を主導する責任についても言及した。

献花には安倍晋三首相が同席した。オバマ大統領のスピーチは以下のとおり。

■オバマ大統領「広島と長崎が教えてくれたのです」

71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。閃光と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことがはっきりと示されたのです。

なぜ私たちはここ、広島に来たのでしょうか?

私たちは、それほど遠くないある過去に恐ろしい力が解き放たれたことに思いをはせるため、ここにやって来ました。

私たちは、10万人を超える日本の男性、女性、そして子供、数多くの朝鮮の人々、12人のアメリカ人捕虜を含む死者を悼むため、ここにやって来ました。

彼らの魂が、私たちに語りかけています。彼らは、自分たちが一体何者なのか、そして自分たちがどうなったのかを振り返るため、内省するようにに求めています。

広島だけが際立って戦争を象徴するものではありません。遺物を見れば、暴力的な衝突は人類の歴史が始まった頃からあったことがわかります。フリント(編注・岩石の一種)から刃を、木から槍を作るようになった私たちの初期の祖先は、それらの道具を狩りのためだけでなく、自分たち人類に対しても使ったのです。

どの大陸でも、文明の歴史は戦争で満ちています。戦争は食糧不足、あるいは富への渇望から引き起こされ、民族主義者の熱狂や宗教的な熱意でやむなく起きてしまいます。

多くの帝国が勃興と衰退を繰り返しました。多くの人間が隷属と解放を繰り返しました。そして、それぞれの歴史の節目で、罪のない多くの人たちが、数えきれないほどの犠牲者を生んだこと、そして時が経つに連れて自分たちの名前が忘れ去られたことに苦しめられました。

広島と長崎で残酷な終焉へと行き着いた第二次世界大戦は、最も裕福で、もっとも強大な国家たちの間で戦われました。そうした国の文明は、世界に大都市と優れた芸術をもたらしました。そうした国の頭脳たちは、正義、調和、真実に関する先進的な思想を持っていました。にもかかわらず、支配欲あるいは征服欲といった衝動と同じ衝動から、戦争が生まれたのです。そのような衝動が、極めて単純な部族間同士の衝突を引き起こし、新たな能力によって増幅され、新たな制限のないお決まりのパターンを生んでしまったのです。

数年の間に、およそ6000万人もの人たちが亡くなりました。男性、女性、子供、私たちと何ら違いのない人たちがです。射殺され、撲殺され、行進させられて殺され、爆撃で殺され、獄中で殺され、餓死させられ、毒ガスで殺されました。世界中に、この戦争を記録する場所が数多くあります。それは勇気や勇敢な行動を綴った記念碑、言葉では言い表せないような卑劣な行為の名残でもある墓地や空っぽの収容所といったものです。

しかし、この空に立ち上ったキノコ雲の映像を見た時、私たちは人間の中核に矛盾があることを非常にくっきりとした形で思い起こすのです。

私たちの思考、想像力、言語、道具を作る能力、そして人間の本質と切り離して自分たちを定めたり、自分たちの意志に応じてそうした本質を曲げたりする能力といったものを私たちが人類として際立たせること――まさにそうしたことも類を見ない破滅をもたらすような能力を私たちに与えられることによって、どれだけ悲劇をもたらす誘発剤となってしまうか。

物質的な進歩、あるいは社会的な革新によって、どれだけ私たちはこうした真実が見えなくなってしまうのか。

より高い信念という名の下、どれだけ安易に私たちは暴力を正当化してしまうようになるのか。

どの偉大な宗教も、愛や平和、正義への道を約束します。にもかかわらず、信仰こそ殺人許可証であると主張する信者たちから免れられないのです。

国家は犠牲と協力で人々が団結するストーリーをこしらえ、優れた功績を認めるようになります。しかし、自分たちとは違う人々を抑圧し、人間性を奪うため、こうしたものと同様のストーリーが頻繁に利用されたのです。

科学によって、私たちは海を越えて交信したり雲の上を飛行したりできるようになり、あるいは病気を治したり宇宙を理解したりすることができるようになりました。しかし一方で、そうした発見はより効率的な殺人マシンへと変貌しうるのです。

現代の戦争が、こうした現実を教えてくれます。広島が、こうした現実を教えてくれます。

技術の進歩が、人間社会に同等の進歩をもたらさないのなら、私たち人間に破滅をもたらすこともあります。原子の分裂へとつながった科学的な変革には、道徳的な変革も求められます。

だからこそ、私たちはこの場所に来るのです。

私たちは、この街の中心に立ち、勇気を奮い起こして爆弾が投下された瞬間を想像します。

私たちは、目の当たりにしたものに混乱した子どもたちの恐怖に思いを馳せようとします。

私たちは、声なき叫び声に耳を傾けます。

私たちは、あの悲惨な戦争が、それ以前に起きた戦争が、それ以後に起きた戦争が進展していく中で殺されたすべての罪なき人々を追悼します。

言葉だけでは、こうした苦しみに言葉に表すことはできません。しかし私たちは、歴史を直視するために共同責任を負います。そして、こうした苦しみを二度と繰り返さないためにどうやってやり方を変えなければならないのかを自らに問わなければなりません。

いつの日か、証言する被爆者の声が私たちのもとに届かなくなるでしょう。しかし、1945年8月6日の朝の記憶を決して薄れさせてはなりません。その記憶があれば、私たちは現状肯定と戦えるのです。その記憶があれば、私たちの道徳的な想像力をかき立てるのです。その記憶があれば、変化できるのです。

あの運命の日以来、私たちは自らに希望をもたらす選択をしてきました。

アメリカと日本は同盟関係だけでなく、友好関係を構築しました。それは私たち人間が戦争を通じて獲得しうるものよりも、はるかに多くのものを勝ち取ったのです。

ヨーロッパ各国は、戦場を交易と民主主義の結びつきを深める場に置き換える連合を構築しました。抑圧された人々と国々は解放を勝ち取りました。国際社会は戦争を防ぎ、核兵器の存在を制限し、縮小し、究極的には廃絶するために機能する組織と条約をつくりました。

それでもなお、世界中で目にするあらゆる国家間の侵略行為、あらゆるテロ、そして腐敗と残虐行為、そして抑圧は、私たちのやることに終わりがないことを示しています。

私たちは、人間が邪悪な行いをする能力を根絶することはことはできないかもしれません。だから、国家や私たちが構築した同盟は、自らを守る手段を持たなければなりません。しかし、私の国のように核を保有する国々は、勇気を持って恐怖の論理から逃れ、核兵器なき世界を追求しなければなりません。

私が生きている間にこの目的は達成できないかもしれません。しかし、その可能性を追い求めていきたいと思います。このような破壊をもたらすような核兵器の保有を減らし、この「死の道具」が狂信的な者たちに渡らないようにしなくてはなりません。

それだけでは十分ではありません。世界では、原始的な道具であっても、非常に大きな破壊をもたらすことがあります。私たちの心を変えなくてはなりません。戦争に対する考え方を変える必要があります。紛争を外交的手段で解決することが必要です。紛争を終わらせる努力をしなければなりません。

平和的な協力をしていくことが重要です。暴力的な競争をするべきではありません。私たちは、築きあげていかなければなりません。破壊をしてはならないのです。なによりも、私たちは互いのつながりを再び認識する必要があります。同じ人類の一員としての繋がりを再び確認する必要があります。つながりこそが人類を独自のものにしています。

私たち人類は、過去で過ちを犯しましたが、その過去から学ぶことができます。選択をすることができます。子供達に対して、別の道もあるのだと語ることができます。

人類の共通性、戦争が起こらない世界、残虐性を容易く受け入れない世界を作っていくことができます。物語は、被爆者の方たちが語ってくださっています。原爆を落としたパイロットに会った女性がいました。殺されたそのアメリカ人の家族に会った人たちもいました。アメリカの犠牲も、日本の犠牲も、同じ意味を持っています

アメリカという国の物語は、簡単な言葉で始まります。すべての人類は平等である。そして、生まれもった権利がある。生命の自由、幸福を希求する権利です。しかし、それを現実のものとするのはアメリカ国内であっても、アメリカ人であっても決して簡単ではありません。

しかしその物語は、真実であるということが非常に重要です。努力を怠ってはならない理想であり、すべての国に必要なものです。すべての人がやっていくべきことです。すべての人命は、かけがえのないものです。私たちは「一つの家族の一部である」という考え方です。これこそが、私たちが伝えていかなくてはならない物語です。

だからこそ私たちは、広島に来たのです。そして、私たちが愛している人たちのことを考えます。たとえば、朝起きてすぐの子供達の笑顔、愛する人とのキッチンテーブルを挟んだ優しい触れ合い、両親からの優しい抱擁、そういった素晴らしい瞬間が71年前のこの場所にもあったのだということを考えることができます。

亡くなった方々は、私たちとの全く変わらない人たちです。多くの人々がそういったことが理解できると思います。もはやこれ以上、私たちは戦争は望んでいません。科学をもっと、人生を充実させることに使ってほしいと考えています。

国家や国家のリーダーが選択をするとき、また反省するとき、そのための知恵が広島から得られるでしょう。

世界はこの広島によって一変しました。しかし今日、広島の子供達は平和な日々を生きています。なんと貴重なことでしょうか。この生活は、守る価値があります。それを全ての子供達に広げていく必要があります。この未来こそ、私たちが選択する未来です。未来において広島と長崎は、核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られることでしょう。

【追記 2016/5/28 9:40 訳文を修正しました】

 

 

 


許すな!名古屋5/29 在特会・元会長桜井誠等によるヘイトデモ/川崎はヘイトデモの公園利用不許可の方針

2016-05-28 22:09:23 | 差別 レイシスト カウンター

 Logo
http://crac.jp/post/144986240609/hate-alert-5%E6%9C%8829%E6%97%A5%E6%97%A5-%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B より転載

[HATE ALERT] 5月29日(日) 名古屋

日時:5月29日(日)14:30〜
場所:久屋大通公園(南噴水広場)
対象在特会・元会長桜井誠等によるヘイトデモ
呼びかけ:CRAC758
ハッシュタグ:#0529名古屋ヘイトデモを許すな

24日午後ヘイトスピーチ解消法が衆院本会議で与野党の賛成多数で可決成立したにも関わらず、その直後である29日に名古屋では在特会・元会長である桜井誠らヘイトスピーチ常習者による人種差別デモが予告されています。

私たちCRAC758は、河村市長をはじめ名古屋市議会の会派に対して、デモの出発点となる公園など、公共施設の使用を認めないよう要望書を提出しましたが、中止される事なく実行される予定です。

法案では、差別的言動の解消に向けた施策の実施を国の責務とし、自治体にも地域の実情に応じた施策に努めるよう求めています。

国としてヘイトスピーチが違法となった今、醜悪なヘイトデモは人種差別を扇動し、名古屋の街を汚すだけではなく社会そのものを壊す違法行為です。今回は自治体・名古屋市議会の方々に、早急な対策を行うため、デモ現場を視察し、実態をしっかり把握することを強く求めます。そして、市民の皆さんには、ヘイトデモに断固とした抗議を行うことを呼びかけます。

5月29日に桜井誠が予告しているヘイトデモ

このままでは「ヘイトスピーチ解消法施行後初のヘイトデモ」が、名古屋で行われることになります。

5月24日
RAC758は本日「ヘイトスピーチ解消法案」の成立とほぼ同時刻に、名古屋市緑政土木局に、

デモの出発点となる公園など、公共施設の使用を認めないよう、要望書を提出します。
この要望書は、土木局担当者から河村市長に手渡されます。
 
 
5月25日

本日午前、県民生活課人権推進室室長・室長補佐のお二人に愛知県のヘイトデモの実状を説明し、

法案成立につき県としての対応をお願いして来ました。
役所は各セクションごと対応できる範囲が決まっているので、担当部署が動きやすい要望の出し方をすると良いです。

 5月27日
〈ヘイトスピーチ 自治体は〉知事「適切に対処」名古屋市長「悩ましい」(24日・朝日新聞)
自治体・名古屋市議会の方々は早急な対策を行うため、デモ現場を視察し、実態をしっかり把握して下さい。
 
 
5月28日
河村たかし名古屋市長!
いつまで名古屋の街で差別主義者にヘイトデモをやらせるつもりですか?
名古屋市民として非常に恥ずかしいので早急に対応して下さい。日本中が注視しています。

 
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川崎市長、ヘイトデモの公園利用不許可の方針!
2016.5.28 

報道特集 「川崎市長ヘイトデモ 市の公園利用を許可しない」 川崎市長は対応が早く素晴らしいですね

名古屋の 河村市長も早くして下さい! 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

川崎桜本 ヘイトデモ不許可を~市民団体が警察に要望、国会議員ら同行(2016.5.27)

2016-05-28 08:50:12 | 差別 レイシスト カウンター

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-05-27/2016052715_02_1.htmlより転載

ヘイトデモ不許可を

川崎 市民団体が警察に要請

2016年5月27日(金)

写真

(写真)警察職員(右端)に要請書を渡す崔(右から3人目)、関田(同4人目)両氏と有田、畑野両国会議員ら参加者=26日、川崎警察署前

 川崎市川崎区でヘイトスピーチ(差別扇動行為)が再び行われようとしている問題で26日、「『ヘイト・スピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は、川崎警察署(同区)に対し、デモ申請を認めないことなどを要請しました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員、民進党の有田芳生参院議員、両党の県議、市議と、共産党の椎葉かずゆき参院比例予定候補が同行しました。

 国会では24日、「不当な差別的言動は許されない」を趣旨とする反ヘイトスピーチ法が成立。他方、ヘイトスピーチの主催者は、6月5日に「川崎発!日本浄化デモ第三弾!」を行うと告知しました。

 要請書は、今回のデモ告知は「悪意に満ち、法も秩序も無視した許されざる行為」だと批判しています。

 要請後、各氏が取材に応じ、警察側は申請を許可しない可能性もあると述べたと説明しました。

 畑野議員は「今回の法の趣旨を踏まえ、他の法とあわせて厳正に取り組んでほしい」と述べ、有田議員は「世論を高めて不法行為を止めなければならない」と強調しました。

 在日韓国人3世の女性が「ヘイトスピーチを二度と子どもたちに聞かせたくない。助けてください」と訴えたのに対し、警察側は「趣旨は理解します。適正に対処したい」と答えたと報告。関田寛雄代表(青山学院大学名誉教授)は「言葉の暴力は魂に傷を残す。警察には、法律の心に従って道義的判断のもと対処していただきたい」と述べました。


<関連>

川崎区桜本で6月5日にヘイトデモ計画が・・・ヘイトスピーチは対策法では止められない 
(2016-05-25 02:23:57)

<許すまじ!!>ヘイトデモ再び計画 6月に川崎、コリアン標的(カナロコ 神奈川新聞)
(2016-05-17 22:41:04)

〔朗報!〕5/12 ヘイトスピーチ対策法案が修正のうえ、全会一致をもって参院法務委員会で可決
(2016-05-12 22:09:14)

#0131川崎ヘイトデモを許すな 1000人超えでカウンター圧勝 ...
2016-02-01

 

 


G7首脳招待、なぜ伊勢神宮「参拝」でなく「訪問」か~「参拝」強要にこだわった安倍官邸

2016-05-28 07:59:05 | ネトウヨ、右翼、国家主義

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 行事の呼び方を「訪問」とし、政府関係者が報道機関に再三注意を促したにも関わらず、「参拝」を強調した産経新聞(5・24)!
 しかし、「自由に拝礼(5・25)」そして「訪問(5・26)」という表題に変えざるを得なくなった・・・・

 政教分離の原則に抵触しないよう配慮したというが、公式行事の中で一宗教法人である伊勢神宮を利用したことは、本当に政教分離の原則に抵触しないのか?しかも、わざわざ鳥居の前でG7首脳をお出迎えの演出をニュース画像に。安倍首相の露骨さに身震いする。

なお、「二拝二手一拝」の作法を無視し、G7首脳を内宮に通した安倍首相に対し、利用された神社から怒りの声が聞こえないのはなぜか。祭儀という形を重んじる神道にあってはならないことだと思えるのだが。

弓矢 健児牧師のコメント

政府による公式行事として、各国首脳を連れて安倍首相が一宗教法人である伊勢神宮に訪問したことは、たとえ参拝行為がなくても、伊勢神宮が「他の宗教団体とは異なる特別なものであるとの印象を与え、特定の宗教への関心を呼び起こすものと言わざるを得ない」行為であり、憲法第20条の政教分離原則に反すると思われます。

 安倍首相がサミット会場を伊勢志摩にしたのは、サミットの公式行事の中で伊勢神宮への訪問・参拝を行い、神道を日本精神の中心だと世界に向けてアピールするためでしょう。旧日本への回帰(国家神道体制への回帰)を目指す、安倍首相の行為は立憲主義、政教分離原則を根底から破壊する違憲行為です。

 

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO02796410W6A520C1I00000/

伊勢神宮、なぜ「参拝」でなく「訪問」か G7首脳招待 

日本経済新聞 2016/5/26 11:22

 

伊勢神宮でキャメロン英首相を出迎える安倍首相(26日午前、三重県伊勢市)
 

伊勢神宮でキャメロン英首相を出迎える安倍首相(26日午前、三重県伊勢市)

 
 「悠久の歴史をつむいできてたくさんの日本人が訪れている。日本の精神性に触れてもらうには大変良い場所だ」。G7首脳の伊勢神宮への招待は、安倍晋三首相の肝煎りだ。一方で公式行事の中に組み込んだため、神宮内での行為に注意を払わなければ、日本国憲法がうたう政教分離の原則に違反しかねない。

 外務省の伊勢志摩サミット準備事務局は昨年末から内閣法制局と水面下でどのような行為なら問題がないか詰めてきた。まず行事の呼び方を「訪問」に統一することにした。「伊勢神宮の『参拝』でなく『訪問』です」。政府関係者は、報道機関に再三注意を促す。

 神道の特有の礼拝方式である「二礼二拍手一礼」や、おはらいは宗教色が強く、見送った。一方で、ひしゃくに水を取って手を洗い口をすすぐ「手水」は日本の一般的な文化伝統で問題ないと判断した。

 

<※伊勢神宮参拝を強要しようとした安倍官邸>

「官邸から各国首脳の伊勢神宮参拝を実現させろ、と至上命令が下っていて、外務省は各国政府と交渉を続けていたようです。
 当初はファーストレディだけが訪問する、という回答だったのですが、官邸は『首脳本人に参拝させろ』と頑としていうことを聞かない。必死で働きかけた結果、正式参拝はやはり、政教分離に抵触すると拒否されたが、各国首脳全員が内宮の『御垣内』にいき、自由に拝礼するということをなんとか承諾してもらった」(
外務省担当記者)
                  -「リテラ http://lite-ra.com/2016/05/post-2278.htmlより引用

 

産経ニュースhttp://www.sankei.com/politics/news/160524/plt1605240026-n1.html

2016.5.24 14:31


G7首脳、伝統体現する「御垣内参拝」で伊勢神宮訪問 「正式参拝」精神

性触れる場に 安倍首相は個別で参拝も

 

 日本政府が26日に開幕する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で予定する先進7カ国(G7)首脳による伊勢神宮(三重県伊勢市)の訪問に関し、正式参拝の「御垣内参拝(みかきうちさんぱい)」で内宮に参拝する方向で各国と最終調整していることが24日、分かった。訪問を単なる文化財の視察とせず、日本の精神性や伝統などを肌で感じてもらう機会とすることを重視した。

 伊勢神宮によると、海外の要人では平成23年にドイツ大統領が御垣内参拝を行った例があるという。政府関係者によると、G7首脳は26日午前、安倍晋三首相の案内のもとに内宮の「御正殿」で御垣内参拝を行う。「二拝二拍手一拝」の作法は求めず、あくまで自由に拝礼してもらう形をとる。

 また、伊勢神宮では外宮から内宮に参拝するのが古くからの習わしだが、今回は時間の都合から内宮のみとする。G7首脳の伊勢神宮参拝をめぐっては、政府内で政教分離の原則の観点を懸念する声もあったが、伊勢神宮に代表される日本の精神文化や心をより深く理解してもらう目的であることから、原則には抵触しないと判断した。

・・・・・

【御垣内参拝】 伊勢神宮の厳粛な参拝方法で「正式参拝」や「特別参拝」とも称される。天照大御神が鎮座する内宮の御正殿は瑞垣、内玉垣、外玉垣に囲まれており、外玉垣南御門の外側で行う一般参拝と異なり、一つ内側の「御垣内」で参拝する。御垣内はこぶし大の白い御白石と黒い清石が敷かれ、神職が装束を着用して奉仕する神聖な空間。初穂料を納め、男性は背広にネクタイ、女性もそれに準じる正装が求められる。通常は「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼する

 

その後の報道で、行事の呼び方を変えた産経新聞

 

産経ニュース 2016.5.26 12:27
「二拝二拍手一拝」は求めず、自由に拝礼…参加国首脳らが伊勢神宮を訪問

http://www.sankei.com/politics/news/160526/plt1605260027-n1.html

産経ニュース 2016.5.27 06.25

【伊勢志摩サミット】G7首脳が伊勢神宮訪問を称賛
http://www.sankei.com/politics/photos/160527/plt1605270004-p5.html

 

 
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サミットで国家神道の中心「伊勢神宮」訪問はなぜだ? 安倍首相が改憲と戦前回帰を目論みゴリ押し

 山崎 雅弘

「伊勢志摩サミットと安倍首相と国家神道への回帰志向について」 山崎 雅弘

【サミットは安倍政権による国家と伊勢神宮の関係強化に利用される】 ...

英国エコノミスト誌  “Rebuilding bridges,” The Economist, May 21, 英文は→