Garden Chair で Coffee Break

ふーっと溜息 ホッと一息・・ 
お散歩で見かけるお花と大好きなダイビングの水中世界を
気まぐれにひとりごちるブログ

レアなダイブクルーズでした(その7)

2014年12月28日 | ダイビング

クルーズ4日目

いよいよ レンバタ島ラマレラ村に上陸の日です!

世界で唯一 手銛の突きん棒によるクジラ漁の伝統を守っている村です

長い棒の先に銛をつけ 10mほどの木製の舟の先端からマッコウクジラをめがけ飛び込むようにして
銛を突き刺し仕留める 命がけの漁です

レンバタ島の南端にあり 簡単に行くことはできません

レンバタ島の中心地レオレバ港から4時間ほどかけて車でいくか
直接村のある海岸へ船を回し ボートで近づくしかありません
(空港のあるとなりの島から レンバタ島のレオレバ港まで行くのがまず至難の道程ですが・・・) 



夜のうちにパンタール島から移動して

   4日目 まずは朝の1本目  レンバタ島 Lembata Reef

ラマレラ村の麓でマクロポイント

ダイビング中に ラマレラ村の子供たちが素潜りで遊びにきてくれて
楽しいらしいのですが
まだ8時前の朝早い時間だったので 残念ながら遊んでもらえませんでした

ベニハゼ
    

こちらのガングロちゃんは何だったかしら?
    

セグロリュウグウウミウシの交接
     

クサリミノウミウシ
    

セトリュウグウウミウシ
    

サキシマミノウミウシ科とフジタウミウシ科らしかったような。。。(*_*;
    

    


色鮮やかなホヤやソフトコーラルも
    

他にイエローダッシュフュジュラー・タカサゴ群・モンハナシャコetc. 




朝食を済ませゆっくりしたあと ラマレラ村上陸
    

先客がいたようです 大型のヨットです 
    

オーストラリア辺りからくることもあるのだそうです


岸壁がないので 海岸へボートを寄せるのも人が乗り降りするのも大変
    
クルーズ船スタッフがボートを抑えてくれるのですが 穏やかでも波に翻弄されて
ときには太腿あたりまで濡れます

舟屋
    

この舟でクジラ捕りに出ます
      
この長いロープのついた銛を長い竹の棒につけてクジラを突きます



逃げようとするクジラにひきずられて 10回ののうち4~5回は転覆するらしい

クジラ捕り文化についてはこちら→沖縄国際大学の江上教授の国際シンポジューム報告書を読まれるといいです

深海1,000mまで潜るクジラを捕るのは命がけ
その銛打ち役は養う家族のいない若者が選ばれてきたとのこと


この日は漁に出ないのか 舟屋で舟を作ったり修理をしたりしていました
    

子供たちの目はとてもきれいです
    


村にはもう一つ名産品があります

イカットと呼ばれる織物(絣布)です

フローレス島にもたくさん出ていますが その人気が高まると同時に
化学染料で簡単に染め 機械織りにしたものが多く出回るようになってきましたが
ここではまだ草木染の繊維で手織りの本物が手にはいります
    

    

ときどき さっきのヨットのような人や私たちのような立ち寄り観光客もいますが
業者が買い付けに来るようになって 値段が上がっているようです

素朴なものですが町に行けば数倍 ものによっては10倍ほどの値段になります

こんな風に無造作に並べて売っています
    

    

村の成り立ちから クジラやマンタなどの絵柄が多く 頭で描きながら織っていくのだそうです

わたしも買いました! テーブルセンターほどのものですが


村の中はいろいろな魚が干してありました 
この右のは模様は紛れもなくジンベイザメのヒレですね!
    

ここに住んでいるのは先住民族ではなく 海洋民族が移動してきたらしい

辺境の地には間違いないけれど イエズス会の布教によりほぼ100%がカトリック教徒で 
教育水準はとても高いと聞きました

修理中の教会(?) イエスの像はとなりの建物に退避中。。。
    



戻ってきて昼食中に北上し島の中間ほどのところで
  
     2本目 レンバタ島 Tanjung Atandai


巨大なロウニンアジがわれわれを観察するよう何度もに近づいてきました
    

    
ダイバーが珍しいのでしょうか。。。

ムスジコショウダイ
    

TANOLUS TAMENSIS だそうです
    
トゲトゲウミウシ?


他にキヘリキンチャクダイ・オビデンスモドキ・イエローダッシュフュジュラー・イソコンペイトウガニetc.



さらに北に移動しサンセットダイブになりました 

      3本目 レンバタ島 Waitaba

ハナイカ
    

オイランヨウジ
    

アカホシカクレエビ
    

ニシキウミウシ
    

モンジャウミウシの交接?
    

オオウルマカサゴ
    

他にサメハダヤドカリ・イレズミウミヘビ・セミホウボウ・マーブルスネークイールetc.


エキジットしたら 海岸で漁の後始末か舟の手入れをしていた島の住民が
いきなり水面に現れたダイバーを見てあっけにとられたような顔をしていました
    

この辺りまで来るとダイバーが珍しいのかもしれない

手を振ったら 手を振り返してくれた^^




きょうは3本で終わり 

このクルーズのもう一つのメイン いまも噴煙を上げる活火山の島へ移動する時間です


           (つづく。。。。)

次はお正月明けに(^^ゞ



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レアなダイブクルーズでした(その6)

2014年12月25日 | ダイビング
紹介し忘れましたが ブリーフィングはダイブデッキでした
ウェットスーツを着た状態で出発直前に受けます
    
同じ船でもラジャとコモドは室内でモニターでしたが
今回はスペシャルクルーズだからでしょう


クルーズ3日目

この日はいろいろととても印象深い一日でした


  朝食前の1本目 プラ島 Clown City


ソフトコーラルが一面に!
    

一か所に各種のイソギンチャクがびっちりです!
 

当然いろいろなクマノミがいます

レッドアンドブラックアネモネフィッシュ   初めてです!
    
ハマクマノミに似ていますが腹ビレが黒いのが特徴らしいです
残念ながら腹ビレは写っていません

イシガキリュウキュウウミウシ
    

カスミミノウミウシ
    

ホソカマス群
    

ついに振り向いてくれなかったバルギバンディー
    

マダラハナダイやハナダイダマシ群など


   2本目 クンバ島 Dream Land

前日ちょっと流れがあってちょっと苦手だったポイント^_^;

昨日はローカルガイドだったけど 今日は唐沢さんガイド
安心して行けるわ・・と思ったら

出発前に「ちょっと泳ぎますよ!」のお言葉

おっしゃるとおり エントリーしたら前日より流れがキツイ!!

必死でキックしても自分の下の景色が変わらない。。。。
進んでいな~~い!途中ちょっと遅れ気味になる・・・

遅れ馳せにやっと根まで辿り着いたときは もうエアーが半分に減っていた

根から根へと渡るも 付いていくのが精一杯でなるべく動かないで待つことにした
カメラどころか遠くで見ているだけ。。。

途中でフッと気がついたら残圧が50しかなく 申告したが
なかなかエキジットの気配が感じられない

それからも結構いろいろガイディングしてくれました
ちょっと焦ったけど 唐沢さんが頷いているのだから
間違いはないと信じてついていきました

友人のKさんも 途中からかなり上層で移動し始めていたので
エアーの節約をしているかな?。。。と思ってたら

わたしよりずっとずっと経験豊富な友人Kさんですが
「エアーがなくなって浮いてしまって困ってたのよ。。。」と後日聞かされた
ウェットスーツを新調し今回初めて裏起毛素材を着たので
ウェイトの加減がわからなかったこともあるらしいけど
これほどエアーが減ったことは かつてなかったらしい

なにしろ二人とも エキジットしたときには残圧10くらいしかなかった
たった43分のダイブなのに。。

ベテランのMさんにはちょっと時間が足りなかったんじゃないかしら・・・<m(__)m>

ここはアロールを代表するワイドポイントで ここで見れたのは

BIGイソマグロ
グレートバラクーダ
ロウニンアジ編隊!(ここはロウニンアジが群れるらしいのです)
ナポレオン
マダラトビエイ etc.
だった

私には遠くにかすかに見えたものが2つ3つだけでした

ハンディはあってももっともっと足の筋力をつけて泳力を磨かなくては
このポイント名はドリームランドだったんですよドリームランド!!
せっかくいいところに来ても何にもならないばかりか 他の人の足まで引っ張ってしまうから。。。



午後はパンタール島の南まで移動したので次はサンセットになってしまった

   
   3本目 パンタール島 Beang Abang

超有名マクロポイント


コシオリエビの仲間
           

イレズミウミヘビの仲間
    

極小なコウイカの仲間
    

カエルアンコウの子供
    

    

こちらはもしかしてヘアリーbaby?


アオサハギ
    

ヒゲハギの子供?
    

初めてみるものがほとんどで どれも2cm~5センチくらいと小さくてかわいい~~わ


リュウグウベラギンポ
こちらは残念ながら写真はひどすぎて・・・

ネオンサインのようなウニに乗ったゼブラガニ
    
色が飛んでますが・・(-_-;

等々 エトセトラ etc. ・・・・


面白い!可愛い!! アッという間の1時間でした



   4本目 同じポイント(パンタール島 Beang Abang)でナイト!


サンセットであんなに面白かったので期待度大!

裏切られませんでした

セブラガ二
    

キントキダイの子供
    
目がくりっくりでちっちゃ~い


ツマジロオコゼ
    
チョロチョロとあちらこちらに

ハナツノハギ
    

フジエラミノウミウシ
    

ホソハスエラウミウシ
    

クロモドーリスプレキオーサかな・・
    
雪ウサギのようなウミウシ

イシヨウジウオ
    

ロウソクエビ
    
確かに 寸胴で縦になっている姿はロウソクのように見える!!


ツノウミフクロウ
    

ワニゴチの子供
    

アオリイカ
    
かわいい! きれい!!
    

カサゴYgちゃん見~っけた!
    
頭隠して尻隠さず・・いくら小さい子供でも海草一枚じゃねぇ~~

テナガダコ
    

こちらも小っちゃい!これはなに?ウミスズメの子供?
    
    

またまたいました ボブちゃん!!
    


エトセトラをいくつ書こうか(笑) サンセットと同じポイントですよ

写っている石は砂か細かい砂利 海草はせいぜい10センチ~20センチ
指から逃げ出したウミスズメの子供(?)と海草をくらべたら
他のもどれほどかわいい生き物たちかおわかりですね!

ライトを当てたその先には必ず何かしらいたのでは・・いってもいいくらいたくさんいました(*^^)v

面白すぎて なんと76分ダイブ

あ~~~楽しすぎぃぃぃ~~


船に帰ってきてすぐ 「もう一度行きませんか?」・・って唐沢さん。。。

さすがに遠慮しましたが それでも希望者が2名あり

行ってきたみたいですよーー

エントリーは早くても9時半すぎあたり 戻りは何時になったんでしょうねぇ



いろいろあった一日。。。 忘れられない日にになりました


       (まだまだ続きます。。。。)


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メリークリスマス!!

2014年12月24日 | ひとりごと
近隣一番のイルミネーション






山手の洋館でもレストランでもなく ある一軒のお宅ですが
毎年通りがかる人は必ずと言っていいほど 車を止めシャッターを切ってしまいます

私も思わず携帯で




みなさま素敵なクリスマスイブを

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レアなダイブクルーズでした(その5)

2014年12月19日 | ダイビング
クルーズ2日目

夜のうちに移動し湾の入り口付近で 朝食前の

    1本目 アロール島 Tanjung Barat 
     (アロールを代表するコーラルスロープポイント‥ダイブドリームさんのポイント紹介より)


    


ムレハタタテダイ群
           

チョウチョウウオたち
    

ハナヒゲウツボ
    

バサラカクレエビ(ちょっとボケすぎ これじゃわからないかな
     

イソギンチャクエビ
    

アカホシカニダマシ
    

セグロリュウグウウミウシ
    


    2本目 クンバ島 Dream Land

大きなシーマウントで 大きな群れと回遊魚のポイントということでしたが

回遊魚がいるということは流れがあるということ

ロウニンアジ ギンガメアジなど遠くにみえていてももなかなか近づけない
私は足の力があまりないのです。。。

他のチームはロウニンアジの編隊(ここは群れるらしいです)やマダラトビエイも見たらしいのですが
残念ながら私は見ていない・・・

途中のカスミアジくらいかな
    

流れの弱い棚上あたりで群れるキンギョハナダイを
    

ゴシキエビYg
    

夢中でお食事中の巨大ゴマモンガラ
    
こんな大きなのに追いかけられたらたまらない食事中でよかった!

50分のダイブでも残圧は35だった。。。。(*_*;
足が疲れた~~


この後ランチをたっぷり頂いたことはいうまでもありません


    3本目 レタ島 Reta Wall

伝統的な仕掛け漁の大きな籠があちらこちらに見られます
    

ヒマワリスズメダイ
    

オラウータンクラブ
    

ミナミハコフグYg 大好き~なので毎回アップ
    

スパイニークロミスYg 
    
唯一子育てをするというスズメダイの子ども


水中景観も美しいですよ


おやつのあとは4本目のサンセットですがパスしてお昼寝・・
おもしろ生物のナイトを外す訳にはいきませんからね^^


    5本目(ナイト) アロール島 SD 

このポイントはインドネシア語でSekolah Dasar・・小学校という意味だそうです

いるわいるわ たくさんアップしちゃいます(^^ゞ 


まずはこれ!
ボブテールスクイット
    
2cmくらいのイカです 青色LEDのグラデーション(笑)めちゃくちゃ可愛い

ツマジロオコゼ
    

ムラクモウミウシ?ヒラツヅレウミウシ?
    

ミカドウミウシ
    
スパニッシュダンサーです 踊ってはくれませんでしたが

ニシキウミウシ
    

カメノコフシエラガイ
    

ヒラムシ
    

シマヒメヤマノカミ
    

セトミノカサゴ
    



いや~~たくさん見ました!



周りを見渡してもダイビング船やダイビングボートは見かけません

海を独占しているような感じ。。。。


          (つづく。。。。)


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レアなダイブクルーズでした(その4)

2014年12月16日 | ダイビング
翌朝 バリへ帰るグループと これからアロールへ向かう私たちも一緒に空港へ行きます

唐澤さんがバリ便の人もアロール便の人もチェックインをやってくれますので安心・楽チンです

国内線は手荷物の無料重量は少ないです

バリ→クパンはガルーダ航空で20kgまで無料  超過料金はRP21,000/㎏
クパン→アロールはトランスヌサ航空で15kgまで無料  超過料金はRP20,000/㎏

でした

まとめて唐沢さんが支払い 私たちは下船時に他の精算料金と一緒に支払いします

以下はご参考までに
私たちには下船後帰りの飛行機になりますが アロール→バリはウィングエアで 
こちらにいたっては無料はなんと10kg!  超過料金はRP17,600/㎏です
大きなカメラ器材などを持ってきた人は超過料金の重量が無料重量の数倍になりましたよ

国内線も空港使用料を取られます
 デンバサール空港 RP75,000(もちろん国際線は別途です RP200,000)
 クパン空港     RP20,000
 マウメレ空港    RP10,000



インドネシアの便はいきなり出発時間が変更になることが多いのと バリ便の人も一緒というので
結構早くに空港に行きました

アロールへの便は14時でしたが チェックインがバリ便より早く終わったので先に出発ロビーで待ちます
ところが お昼ご飯を食べるところがありません

売店はありましたが お土産品とアイスクリームくらいだったと思います

友人のKさんが朝食時に囁いた「昼食を食べれないかもね・・」の一言に 
ビュッフェスタイルだった朝食のバナナを少し頂戴して行ったのが正解でした

だだ広いひと部屋の出発ロビーで長い時間待ちました
そのロビーのナント暑いこと!!!

見つけた扇風機の前に陣取り座っていたのですが それでも私たちには暑くて暑くて
そんな中 いろいろな民族の人たちが伝統衣装でいたのは退屈しのぎになってよかったですが。。。
    
  ここでの写真もこれだけしか撮りませんでした 
  もちろん今回はご本人に了解をもらってからです


アロールへはこんな小さな飛行機でした
    


そしてアロールの空港は想像以上に小さな空港でした

到着ロビー(ロビーと言えるかどうか・・)はこの写っている部分だけで全部です 
    
    荷物の引き取り台があるだけ!


日本のローカル線の小さな駅。。。そんな感じです  
人が入って行く矢印の方が到着 右隣の矢印は出発ゲートの扉です 
    

表は出迎えの車もまばら 
私鉄沿線の郊外の駅前風でもあるかな。。。

あ~~。。。遠くまで来たんだわ~。。。。と感慨深くなりました
普通の観光旅行したことがありませんので この感覚は新鮮でした 

唐澤さんが一緒でよかった ひとりじゃ絶対来られない

ここから港まで40~50分くらい車でまた移動します

やっと乗船したのは もう16時半ごろだったでしょうか
軽食が用意してありました


船内の説明があり 器材を取り出し荷物を部屋に運んだらもう夕食です

船はラジャアンパッドの時と同じシーサファリⅥでした   ダイブデッキ・カメラ置き場
    
                            フィンやマスクはこんな風にサイドにかけておきます
ポイントへはこのボート
タンクはスタッフがボートに運んでくれます


ダイビング終了後は毎回乾いたタオルがダイビングデッキに用意してあります
これが何よりうれしい!!


夕食後 初ダイブはナイトです

丸3日かかってやっと乗船ですが もちろん参加しましたよ!


  アロール島 GEREJA SLOPE


経験浅いシニアの私にはおもしろ生物たくさん
たっぷり60分!

ナマコカクレウオ
    

ツマジロオコゼ
    

ナデシコカクレエビ
    

ムカデミノウミウシ
    

セピアカトルフィッシュ
    

デコレータークラブ
    

コンゴウフグ
    

ホクヨウウミウシ属の一種
    

ヒュプセロドーリスニグロストリアタ
    

メイタイシガキフグ
    

戻ってきたらもう21時

明日の朝は7時からダイビング!!
我ながら元気だわ


            (つづく。。。。)
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