大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

如水(和洋創作系居酒屋)

2005年12月21日 21時46分23秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 この界隈では珍しい、割烹か、そうでなければお洒落系の居酒屋かと思ってしまうような店構えの店が出来ていた。表に出されているメニューによると、飲兵衛客と食事メイン客用の二種類のコースメニューが載せられている。どちらも1,500円コースと2,500円コースの二種類があり、飲兵衛向けお気軽セット(1,500円)には、付きだし、揚げ物、酢の物かサラダ、蒸し物など五品にビールかちゅうハイ、日本酒、ワイン、焼酎のいずれか一杯がつく。満足コース(2,500円)になると、六品になっている。食事メインコースの方のメニューも、飲兵衛客用とあまり変わらない。違いは酒類がコース料金に含まれていないところか…。

 なかなか入る機会がなかったんだけど、ある日圭織からメールがあって、「圭織のことが好きならすぐに来い」と書いてあった。仕方がないので…、ではなくて、喜び勇んでいったものの、連絡が付かない。どこかで時間つぶししようと言うことで入ってみた。

 店に入ってびっくりしたのはその内装。居酒屋とか割烹とか野雰囲気ではなくて、洋食屋のもの。したがって店内は喫茶店的内装で、照明も喫茶店的に明るい。カウンター席があって、その奥がキッチンになっている。テーブル席は四人掛けが四卓ぐらいか…。

 メンソールは飲兵衛お気軽セットをオーダーして様子を見ることにした。はっきり入って、ドリンク&五品のコースで1,500円ぽっきりという値段からするとあまり期待はしていなかった。ドリンクの方は、生ビール、酎ハイ、日本酒、ワイン、、焼酎からセレクトできるので、メンソールは日本酒とした。

 まず突き出しが出てきて、その次の二品目が、四種盛り。サヤエンドウ、数の子煮こごりを酒粕であえたもの、煮魚、ジャコおろしで、ジャコおろしは他の三品に比べると不用意だったと思うけど、数の子の煮こごり風酒粕和えは結構良い感じだった。三品目が造りの盛り合わせで、ヨコワ、ハマチ、ホタテ。ボリュームは結構あるし、これだけで800円くらいする店もあると思う。

 続いて、もずく酢、大根&イクラ、タタキゴボウ、子持ち昆布、チョロギを少量ずつ盛り合わせた八寸的感覚のものが出された。結構手が込んでいる。

 最後が、一夜干しの魚を焼いたもの。これまたボリュームたっぷりで、正直のところ会計時に本当に1,500円だったので驚いたりした。ちょっと安すぎ。

 残念なところは、日本酒の取りそろえが本醸造酒一種類のみと言うところ。なので、酒飲みが居酒屋感覚で使う店ではなくて、しっかりと食事をする店だと思った方がいい。焼酎は若干の取りそろえがあるが、日本酒に関しては全く期待できないので、ビールとかにしておいた方が無難だと思う。ご飯ものがあると、ビールで合わせるのは辛いが、蒸し物、煮物、焼き物、酢の物ならビールでも何とかなる。似たような名前の日本酒もあるので、ちらり期待したんだけど…。

 結局閉店まで待ったんだけど、圭織からの連絡はなく、メンソールはとぼとぼと帰路につくのであった。
 


(店  名) 如水
(ジャンル) 和洋創作系居酒屋
(所 在 地) 大阪府大阪市福島区福島6-1-26 OK一番街
(電  話) 06-6458-0136
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-23:00
(定 休 日) 日祝
コメント
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