大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

Pinoccio(Pasta e Vino/大淀)

2006年04月16日 14時24分21秒 | 麺類
 カオリに教えてもらった店。教えてもらったと言っても「美味しいらしいで」と言われただけなんだけど、なぜか気になったメンソールは、早速翌日行ってみた。メンソールが行ったのは14:00だったんだけど、ランチタイムのラストオーダーが14:30だったんで何とかランチすることが出来た。

 ランチは、パスタランチのAコース(800円)と、パスタに加えてメインの料理が付くBコース(1,500)の二種類。通常パスタランチというと、パスタが数種類あってセレクトできるようになってるけど、この店のランチはパスタは固定になっている。但し、プラス150円で、ディナーメニューに載っているパスタと差し替えることが出来る。

 メンソールは、Bコースとグラス赤ワインをオーダーした。まず出されたのがトマトスープ。酸味がしっかり効かされていてメンソールの好み。続いてグリーンサラダ。菊菜とレタスの上に、さいころ切りにしたトマトと、刻んでカリカリに揚げたベーコンが乗せられている。ドレッシングは、こちらも酸味が効いたもので、酸味大好きなメンソールには嬉しい限り。

 この日のパスタはアスパラ&ベーコンのトマトソーススパゲッティ。ゆで具合が抜群で、歯応えがいい。ソースとカラメルタイミングも抜群なので、ちゃんと麺にソースの味が染みこんでいる。中心に芯を残す程度に茹でてソースを絡めると、パスタがソースの旨みを吸い込んでくれる。アルデンテというのは、パスタにソースを吸い込ませてパスタとソースを馴染ませるための技法であって、生麺の歯応えを乾麺で再現するための技法ではない。なので、歯応えさえあればいいというわけではない。ソースに使われているベーコンの方も、なかなかに味わいの深いもので、スパゲッティとしてはほぼ完璧ではないかと思う。久々に感激した一品だった。トマト味のスパゲッティなので、最初のスープもトマトだったのかどうかについては、聞かなかったので判らないけど、パスタランチでパスタが固定されていることを考えると、トータルでコース構成が考えられているのかもしれない。

 続いては、牛肉のステーキ。ソースは醤油系の味に仕上げてあり、若干塩見が強め。スープ、サラダ、パスタ、メイン料理、デザート、コーヒーのコースで1,500円だから、それほどメイン料理にも期待してたわけじゃないんだけど、これなら肉の質をワンランク上げて2,500円のランチとしてもらうか、あるいは1,500円で通すならポーションを落としてもらった方がメンソールは幸せかもしれない。

 塩味については、日本では減塩ブームだけど、メンソール的には塩分を摂取しても蛋白質を併せてしっかりと摂取しておけば、それほど塩分の過剰摂取を気にする必要はないように思ってる。塩分が不足している料理は、なんかピントがボケた芯のない味になりがちで、それを補うために化調なんかが登場することになる。それよりは、しっかりと塩分を効かせて芯の一本通った料理に仕上げてもらった方が嬉しいと。塩辛い料理にワインを合わせると旨いし。某シェフから、塩辛い料理にワインを合わせるのって、日本人が塩辛で日本酒飲むのと同じ感覚なんだと教えてもらったこともある。

 デザートは、パンナコッタ、ティラミスなど四種類からセレクトできる。メンソールが選んだのはティラミスなんだけど、このポーションがまたでかい。これだけで満腹してしまいそうなほど。味の方はちょっと軽い目に仕上げているような気がする。そしてエスプレッソ。こちらのエスプレッソのちょいと軽い目に仕上げられている。


 毎週でも通ってみたい店かもしれない。ロングパスタとしてはスパゲッティとタリアテッレ、ブカトーニくらいしかないみたいなんだけど、メンソール的にはフィジッリとかファルファーレあたりのショートパスタを食べてみたい。近いうちに、多分ディナータイムにリピートすると思う。ひょっとすると追加レポート書くかも…。



(店  名) Pinocchio(ピノッキオ)
(ジャンル) スパゲッテリア(Pasta e Vino)
(所 在 地) 大阪市北区大淀中3-19-8
(電  話) 06-6451-3984
(営業時間) ?
(定 休 日) ?



P.S.
 なお、系列のスパゲッテリア『デュエ・ピノッキオ』が東大阪市御厨南1-3-7に、オステリアの『ヴィノッキオ』が東大阪市小阪2-11-30 ブラウンハイツ一階にある。


コメント (1)
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