大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ラタン(焼き鳥/泉大津)

2006年12月08日 23時47分04秒 | 
 メンソールは、寒くなり始める頃に、血管運動性鼻炎が発症することがある。要は、冷たい外気に鼻孔内の毛細血管が刺激されることにより、アレルギー性鼻炎と同じ症状が出る。加えて今年は、昨年の八時間耐久マラソンに参加したときに炎症を起こした気管支が暴れ出したというか、気管支炎も同時に再発してしまった。メンソールが鼻炎を発症した場合、体質的に鼻水ではなく鼻づまりになるので非常に辛い。鼻で呼吸が出来ないので、食事するのが非常に辛い。また、泥酔して寝てしまった場合、鼻が詰まっていると呼吸できずに死に至ることも考えられるので、おちおち酒も飲んでられない。ということで、呼吸器系の病院を検索して駆け込んだ。鼻炎の症状がたちどころに治まるという注射を打ってもらったが、全然効かない。メンソールの今年の鼻炎はかなりしつこいらしい。

 さて、診察はあっさり短時間で終わってしまうものの、長時間待たされるというのは病院の常なので、結構いい時間になってしまった。帰ってから食事にするかとも思ったんだけど、腹の虫が鳴いたのと、ちらり良さげな店を見つけたのでついつい入ってしまった。

 ちょっとモダンな作りの焼鳥屋で、黒を基調とした内装で、BGMがAKだったりした。AKって、Akemi Kakiharaだよ。知ってるかな?。

 焼鳥屋なんだけど、串に刺した焼き鳥ではなく、テーブルに置かれたロースターで自分で焼きながら食べるタイプの焼き鳥だった。焼き物系の鳥メニューはそれほど豊富ではない、もも、せせり、こころ、皮、つくね、ぼんぼちとあと何種類課だったかな。メンソールはビールをオーダーして、つく理系メニューの中に見つけた山ウニをオーダー。焼き物系は、もも、上もも、せせり、こころ、ぼんぼちあたり。山ウニというのは、雲丹の様に見えるけど雲丹ではなくて鳥のキモらしい。一口大になったものにジェル状の醤油とわさびがのせられ、刻みのりがかけられているので、そのまま一気に食べる。

 焼き物メニューの方は、大皿に笹の葉を敷き、その上に肉が乗せられた状態でやってくる。下味は付けられておらず、別皿で焼き鳥のタレ、七味、塩昆布が用意される。

 こうした店で出されるのは、朝引きの肉なんだけど、メンソールは、朝引きの鶏肉って本当に旨いのかと言うことについて、かなり前から疑問に思ってる。肉類というのは、熟成させることによってタンパク質がうまみ成分であるアミノ酸に分解される。朝引きの肉は、その日の夜までに十分に熟成しているとは考えにくい。鶏肉の場合、牛肉よりも熟成期間は短くていいらしいんだけど、それでも12時間で熟成するとは思いづらい。スーパーなんかで買う鶏肉なんかでも、今日の日付のものより、賞味期限が切れかかってて半額のシールが貼ってある方が旨いように思う。となると、ここで使うべきは塩昆布だろうなと言うことになる。不足しているアミノ酸を、塩昆布で補うという戦法だな。あとで店の娘が、「うちのお勧めは塩昆布です」と言ってたから間違いはないだろう。

 もも肉あたりは新鮮で、特に皮が弾力性があって旨い。肉はレアに限ると思ってるんだけど、この皮だとしっかり焼いてパリパリな状態にした方が旨いと思う。で、やはり新鮮だと言うことは判るんだけど、歯ごたえとかはいいんだけど、肉自体のうまみってあまり感じられないんだな。確かに、塩昆布とのコンビネーションはいい感じなんだけど、それなら化調を使った塩昆布ではない方がいいと思うんだけどな。せっかくの朝引き地鶏に化調を使ってどうするんだという感じだな。

 メンソールはビールのあと、焼酎を頼んでみた。ビールの方はトリビーがかなり一般化してきたみたいで通じるんだけど、焼酎の「氷なし、ちょい水」はなかなか通じない。メンソールの言いたいところをしっかりと理解してくれる店だと、水の量はどれくらいにするかを聞いてくれたり、作った水割りがメンソールの好みに合っているかどうかを訪ねてくれたりするんだけど、そうでない場合には単なる普通の水割りの氷なしを作ってくれる場合もあって、なかなか楽しめない。あと、タンブラーなんかで氷なしの水割りを作ると、何ともしまらないんだよね。ロックグラスとかに入れてくれた方がいいのに…

 メンソールは、最後ににごり梅酒を飲んで〆。確かに濁ってるんだけど、どの成分がにごりの原因なのかは不明。店を出るときにショップカードをもらおうと思ったんだけど、ショップカードはないらしい。なので、下記の詳細が?だらけになった。



(店  名) ラタン
(ジャンル) 焼き鳥
(所 在 地) ?
(電  話) ?
(営業時間) ?
(定 休 日) ?



コメント
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