大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

かなめ(中華料理/御幣島)

2013年03月31日 12時52分17秒 | チャイニーズ
 グランド・オープニングのころから知っていて、機会があれば行きたいとは思っていたのですがなかなか行けないでいました。場所的なこともあるんですが、以前、予約電話をかけたときにディナータイムは二交代制だからということで開始時刻を指定されたりしたので、行けなかったりしました。今回は二交代制ではなかったので、たぶん、システムが変わったのでしょう。
 
 ディナータイムは要予約です。ディナーコースは2名より受け付けてくれます。今回は、シェフのおまかせコースの中から6,000円のものを予約しておきました。シェフのおまかせコースは、3,800円のみにコース。高級食材を使用した10,000円の特別コースがあります。コース料理はかなり充実していて、他にもあわびコース(5,300円)、フカヒレコース(7,800円)、北京ダックコース(3,300円)などがあります。
 
 
 席に着くと、クルミの飴焼きが供されます。いわゆるアミューズですが、これが良いです。クルミに絡める飴を、油の中に入れてクルミに絡めるそうです。手に持ってもべたつくことなく、口の中に入れても溶けた飴が歯に絡まることもなく、美味しくいただけます。お土産も用意されているので、買ってしまいました。




 前菜は、蒸し鶏のネギソース、焼き豚、春雨の湯葉巻き、エビの山椒ソース、プチトマトなどです。良くある中華料理の前菜盛り合わせとは異なり、器などの小道具にも配慮があるんですが、なんかレイアウト的に今ひとつなんですねぇ。写真を撮るときの構図が一発で決まらないというか、美味しそうに見える絵を取るためにあれこれ考えてしまったりする訳です。豆腐&茄子の涼拌の酢や山椒ソースの山椒は鮮烈ですし、焼き豚もしっかりと味が付けられていて旨いです。




 二皿目はフカヒレのスープで、蕪、鶏肉、金糸菜、ナツメなどが使われています。フカヒレというと醤油味で煮込んでしまう場合が多いんですが、ホタテの香りがしっかり効いたスープ仕立てとなるとフカヒレが生きてくるような気がします。




 三皿目は北京ダック。仕上げはお姉さんがしてくれます。なので、春餅で包まれている画像しかないです。




 四皿目はあわびの煮込み。あわびは、中華料理ではナマコ、アワビ、フカヒレ、浮き袋に並ぶ高級食材なので、アラカルトでオーダーすることはまずないですね。肝もちゃんと添えられていて、付け合わせの野菜は青梗菜と湯葉。これだけで紹興酒を一杯飲んでしまいました。




 五皿目が、エビチリソース、紹興酒に漬けた蛍烏賊の揚げ物、つぶ貝の炒め物です。エビチリの器は春巻きの皮を使って作られているので、器ごと食べることが出来ます。大皿に盛り合わせるのは中華風と言えば中華風かと思うんですが、これは小皿で別々に出してくれた方が良いような気がします。




 六皿目が、牛肉の豆鼓炒め、野菜添え。牛肉、ソース、野菜。どれも旨いんですが、このようにソースを広げてしまうと、冷えるのも早いような気がします。ちょっともったいないかなと言う感じです。




 締めが炒飯の海鮮餡かけ。パラパラの炒飯に餡をかけるのは勿体ないような気もしつつ、炒飯の味付けが餡と絡まったときに完成するように薄味になっているので、やっぱり餡は必要なんでしょうね。メンソール的には、炒飯だけ食べたかったような気がしますが…。




 デザートは、複数からセレクト出来るんですが、メンソールが選んだのはタピオカです。他に、胡麻団子とリキュールに浸したリンゴが付きます。




 
 美味しいんですけど、なんか料理のレイアウトにこだわって失敗しているところがあるような気がするのが残念です。紹興酒やワインの取りそろえも、もう少しバラエティーがあった方が嬉しいかもです。メンソールは中華料理には紹興酒と思っていますが、紹興酒が苦手でワインや焼酎をセレクトする人も多いので…。
 
 あと、料理ではないところで気になるところが二つ。通りに面しているガラスはしっかりと磨いてほしかったりします。もう一つは階段。トイレが二階にあるので、この階段は頻繁に使用されるんですが、よく響きます。気になるので防音してほしいところです。
 
  
(店  名) かなめ
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市西淀川区御幣島5-9-13
(電  話) 06-6472-3247
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:00
(定 休 日) 火曜日
(席  数) テーブル12(1階)、テーブル14(2階)
(備  考) http://www.geocities.jp/chinese_kaname/


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67°餃子(四つ橋店)(餃子&中華料理/四つ橋)

2013年03月31日 11時20分44秒 | チャイニーズ
 元横綱の武蔵丸がプロデュースしたちゅうか料理店が四つ橋にも出来たとの情報が入ってきたので、早速行ってきました。で、今回も、店内が若干暗い目と言うこともあって、手ぶれしている画像が多いです。細心の注意は払ってるんですが、さらなる技術向上を心がけます。ちなみに、フラッシュを使うと予期しないところに影が出来てしまうので、強制的に停止しています。なお、料理の価格は、メンソールが訪問した時点のものです。
 
 ちなみに、店名に付いている67°ですが、武蔵丸が第67代の横綱であったことに由来するそうです。トイレには、どうした訳か博多の水炊き、もつ鍋で有名な『蟻月』のショップカードが…。提携してるんでしょうか?。たぶん、提携してるんだと思いますが…。
 
 さて、名物の鉄板焼き餃子です。380円と書かれていますが、2人前単位でオーダーする必要があるので、760円です。もう一つの名物が炊き餃子で、豚骨炊き餃子(680円)と担々炊き餃子(680円)の二種類がありました。今回は、豚骨炊き餃子です。




 このあたりが『蟻月』との定型なんでしょうか?。ニラは生なので、いったんスープに沈めてから頂きます。日本では、水餃子よりも焼き餃子の方がポピュラーですが、メンソール的には、この炊き餃子は旨いと思います。餃子のメインは中身の案ではなくて皮だと思っているので、皮をしっかりと味わうには水餃子や炊き餃子の方が合っているような気がします。




 次は、鶏の唐辛子山椒炒め。見るからに辛そうではあるんですが、それほど辛くはないです。メンソールにはですが…。唐辛子の辛さよりも、華椒がたっぷりと使われていてよく痺れます。今回はオーダーしなかったんですが、麻婆豆腐(630円)もメニューにあるので、痺れるのが好きな人は、麻婆豆腐をオーダーして、華椒増量をリクエストしてみてはいかがでしょうか?。応じてもらえるかどうかは分かりませんが…。




 定番の空心菜炒め(780円)。




 こちらは、酢もつ。このあたりも『蟻月』との提携が見て取れたりします。旨いです。焼酎にも良く合うと思います。メンソールは、ビールで通しましたが…。




 ハラミ酢豚(680円)。実は、黒酢はあまり得意ではないんですが、柔らかい味でした。酢豚をオーダーして豚肉の量が多いのは嬉しいです。




 茹で牛肉と香菜。香菜好きとしては、牛肉よりも先に香菜に反応してオーダーしてしまいました。すると、お姉さんに香菜好きがバレてしまったようで、香菜サラダも追加オーダーしてしまいました。香菜サラダは緊張して手ぶれが激しかったので、画像はありません。




 最後は、茹で鶏の味噌だれ(690円)です。




 餃子は、焼き系よりも茹で系がお勧めです。餃子の店のように思われていますが、一品料理も旨いです。ポーションが小さめなので、色々とオーダーしてみたいという向きにも対応してくれますし、600~800円という価格設定も嬉しいです。また、夜遅くまで営業してくれているので、深夜の一人飯にも良いです。
 
 
(店  名) 67°餃子(四つ橋店)
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市西区北堀江1-2-16
(電  話) 06-6534-8867
(営業時間) 18:00-27:00
(定 休 日) 無休
(備  考) http://www.67gyouza.com/
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ROKUDAI(シチリア系イタリアン/森ノ宮)

2013年03月31日 10時46分15秒 | イタリアン
 森ノ宮と緑橋のちょうど中間くらい、以前はテイクアウト専門の揚げ物店だったところに、こじんまりとしたトラットリア(シチリア系)がグランド・オープンしました。
 
 まずは、グラスワイン(白)をのみながら、一皿目にオーダーしたのは大阪野菜とドライトマトのマリネです。野菜達は、炭火焼きになってます。マリネと言いつつ、それほど酸味は主張してきません。その中で、ドライトマトの酸味&甘味がアクセントでになってます。




 二皿目がホルモンです。カウンター席は、しっかりと照明が当たらないので、手ぶれにはしっかりと注意したつもりだったんですが、ぶれてしまっています。すいません。




 ホルモンと言えば、トリッパのトマト煮込みが定番というか有名ではあるんですが、こちらのホルモンは、トリッパ(牛の第二胃)だけではなく、ハツやマメ(腎臓)などの色々な部位が使われています。レモンを使っているので、ホルモン独特の臭みはほとんどないと言っていいです。メンソール的には、もう少し臭みがあってもワイルドな方が好きなんですが、これは良い感じで、食べ手を選ばないです。




 最後は、自家製ソーセージですが、フェンネルが使ってあります。他にもフェンネルを使った料理があったので、店主に聞いてみたんですが、フェンネルはお好きだそうです。
 
 
(店  名) ROKUDAI(TRATTORIA ROKUDAI)
(ジャンル) イタリアン(シチリア系)
(所 在 地) 大阪市東成区中道2-4-7
(電  話) 090-4294-9832
      06-6976-5855(固定電話が開通したようです)
(営業時間) 16:00-25:00(火~金)、12:00-14:00、18:00-23:00(土日)
(定 休 日) 月曜日
(席  数) カウンター4、テーブル8
(備  考) 当面は、ディナータイムのみの営業とのことです。


(参考)
ROKUDAI(シチリア系イタリアン/森ノ宮)
ROKUDAI(シチリア系イタリアン/森ノ宮)
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