壱席参頂＠福島県喜多方市 「醤油ラーメン」

せっかくの
喜多方の朝のことですから

一杯済ませただけで
このままスルっと移動するには
モターイナイオバケが
化けて出スギちゃう

朝ラー的に
駒の超激豊穣な
喜多方のことですから




なにやら
新進気鋭だそうです




日本全国どこであれ
新しいラーメン屋が
生まれてしかりのはずなのに

藍に白抜きの
「老麺会」なんつてね

年金支給を躊躇わせるほどに
幅を利かせるにもバドガール

ラ的にココまで
レトロが強いエリアっての

日本全国 見渡しても
喜多方をおいて
他にないのではないかと

ゆとってない気鋭の若人にとっても
いろいろタイヘンなんだろうなぁ
ってなイキフン
おそらく気のせいじゃないはずで




老牙城を崩すべくのワンコイン

実に応援すべきトライアル
吉と出て欲しくてたまらなく

もう
その心意気に飲み込まれてみるのが
スジという話ではあるけれど




ガキンチョ連れて
取り皿添えてもらうってところに

ビールを添えられないってのも
チャーハンを添えられないってのも




正直コレも
キメてみたいのだけど
キメられない長い一日

かといって
ココでワンコインで済ますのも

なんだかイロイロ
葛藤にヤラれスギて

申し訳程度

ホントに
申し訳程度で




デフォの醤油ラーメンで
ホントに申し訳アリマセン

そんな
朝とデフォでは
チャーシューの具合が異なるそうで




3が2になるのか
3が1になるのか
真相は分からないけど

トロトロに煮込まれた
立派なサイズの一枚一枚が
しっかりと意思表明していたりして

コレで600円は
それでも破格でしょ！！と
熱い思いが伝わりながら




豚清湯
煮干入り
バラ主導
平打ち縮れ
朝からが基本と

もしかしたら
思いっきり保守的なご当地ラー

抜け出したくも
抜け出せず

かといって
埋もれたくもなく

この地における
若人ラー職人の葛藤たるや
どれほどのものか！！
なんつて思いながら




正直
ちょいと
ショパいのかもね




若さが為すのか
ユーエンミー

汗がスギるのか
ユーエンミー

っつかオレも
いつの間にか
老麺なのかも
ユーエンミー

昨晩オレ
走れてなかったからなのか
ユーエンミー




ユマクを抑えたことで
引き立ちスギること
ユーエンミー

もっと
ギュッと
押さえ込んで
座らせてみると

逆に勃ち上がるかもしれない
繊細さと
真面目さと
心強さと




ぶっちゃけ
むちゃくちゃ応援したくなる
気鋭の喜多方ワンコイン朝ラー
ですから

美味しんぼの岡星のような
ユーエンミーテクニック

老麺会に風穴をあけるのってば
こういう店に
他ならないはずですし

	食べ歩き 喜多方らーめん (こおりやま情報グルメBOOK)
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