百翔

あした天気になぁれ!

 わすれたころ

2008-01-31 | Weblog


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アメリカ人でも賢い人は金に替え、クールなヨーロッパ
人は遠にドルを見捨てているのに、中東産油国やアジア
がドルを抱えて右往左往している。当然アメリカのポチ
の日本も同じ。

色々えらい目に合わされはしたが、大雑把という良いと
ころもあったアメリカではあるが、一緒に心中をする程
相手は日本のことを気に掛けてはいないし、利用したら
捨てるというのが国際常識になっているようなので、こ
こは早めに縁を切って一人立ちすべき時期と思われる。

忘れた頃に降って湧いた「毒入り餃子」も食糧自給率の
40%以下の現状や企業の儲け一辺倒主義に公僕の不作
為によるとの辛口の指摘もあり、政治の混迷期に文化の
花が咲くとニヒルに笑ってもいられない。

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あたえる

2008-01-25 | Weblog


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「鬱病」と「老人ぼけ」は似ているという一文を新聞に
見つけ興味深く読みましたので紹介します。

文書の主の曽野綾子氏によると、「鬱病」と「老人ぼけ」
に共通しているのが利己主義に陥り、他者の認識が極めて
希薄になる症状とのこと。


自分のことを考えるだけでせいいっぱい、他人の立場など
眼中にない。他人のために労力、金、心などを使うことを
思いつかない。自己中心思考に陥り自分のすることで、相
手の迷惑を推測できないのが老化のあらわれなのだ。・・

                     ・・・・・
思えば戦後の教育のすべてが、要求することであった。聖
書が言う「友のために自分の命を捨てること、これ以上に
大きな愛はない」という、人間の自由意志の極限の姿を示
した行為(したがって我々凡人にはなかなか実行できない
境地)も否定され続けてきた。

だから受けることにしか興味がない、という精神の幼い壮
年や老年ができても仕方がない。

ただ、国家や医師や社会の組織が用意する「与えるだけの
癒し」では鬱の苦しみもぼけも本質的には救えないような
気がする。鬱を治し老いを防ぐのは与える充実感を教える
ことなのだから。<透明な歳月の光■272より>

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 めぐりあわせ

2008-01-24 | Weblog


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それにしても丁度上手い具合に「暫定税率」が巡って来た
ものだ。強権で自衛艦を戻すこともせず、延長国会で再可
決した結果が支持率を落した上にこれ。

自民党の道路族を中心に民主党の一部も入って地方に大切
な道路をどうするのか!まだまだ道路が要るのだろうか?
外国の軍隊が入って制圧するには良いかも知れないが。

我が島根県に限って言えば、実力者と言われている人が出
ている割には、肝心の国道9号線は放置したまま。経済力
が無い割りに長すぎる県土。それを考えると、あらゆる邪
念を排除して国道9号線の複線化で経済振興を図るべきだ
ったのに。選挙区の経済的自立は放置して集票地としての
み利用していると言われても仕方ない現状!

最近の国会の流れを見ていると、あの人達は与えられた超
特権を維持する事を最大の秘密に、東京の人ごみにまみれ
て浮世離れした時を過ごし、週末には只で飛行機や新幹線
に乗って選挙区に帰り、夢物語を吹聴することを繰り返し
ているのではないかと思ったり。

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 きゃら

2008-01-18 | Weblog


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大阪じゃんけんは「負けたが勝ち」とか。日本人の口癖の
「すいません」が忘れられようとしていて、反対に「謝る
と負け」のアメリカでそのことが反省されているとか。

当地では長期予報に反して好天が続いています。先日降る
ことは降りましたが、これから「薄化粧」という言葉が出
たのではないかというような、視界全てを白くして降って
いました。

内閣支持率がジリジリと下がりながらも、解散する勇気も
無いまま追い詰められて解散ということになりそうです。
キャラだから仕方ないのでしょうが、仕方が無いと言える
立場でないのが問題。
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 だくりゅう

2008-01-12 | Weblog


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今週も週末になり、天候は予報の通り雨になり、来週は
雪になるとのこと。

我が家でも合言葉のように「寒い、寒い」と言っており
ますが、例年に比べれば随分暖かい冬と思います。まだ
凍てつくような日は殆ど無かったように記憶しています。

何にしても、当地は寒いといっても、雪が降るといって
も狭いといわれる日本の中でも大したことは無いと思っ
て乗り切るしかないと。気象は我々人間の担当ではない
というのが今のところ通念とされています。(気象を変
えようとする試みが複数の大国でされていると聞いてい
るのでこのような表現に!)

「子 川上に在り。曰く、逝く者は斯の如きか。昼夜を
舎かず」の孔子の言葉を荻生徂徠以来の我が国の学者た
ちは「人の世の無常」を見たと解釈して来たが、水は生
々発展するという宇宙観に由来し「川の流れに無限のエ
ネルギー」を感じたとすべきと新聞に載っていました。

私はかの大陸に行った事はありませんが、日本の川のよ
うに底が見えるような清流でもなく、歩いて渡れるよう
な緩やかな流れでもなく、対岸と話が出来るような巾で
もなく濁流が海のように荒ぶれて流れているとか。

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 ふかん

2008-01-11 | Weblog


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地球儀で世界を見る事により、平面地図で見る世界と
違う事。歴史的事件のより近い真相が分ると新聞に載
っていましたが、大切なことと思い、私も地球儀を持
っていないことも反省です。

我々建築の世界でも、最初に大きなゾーンに分けてか
ら部分に入って行く事を習ったり教えたりしています
が、改めて俯瞰することの大切さを思いました。(反
対に小さく考えて大きくする方法もあるのですが。)

天候は悪い方に向かいそうなので、先ずは外回りの片
付けと地球儀を捜してみたいと思っています。

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 たらいまわし

2008-01-09 | Weblog


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テレビの首相のインタビューする顔を見て「雑巾を絞った
ような」と形容した人がいたが、政治家になるには、多額
の選挙資金と桁外れの労力が必要で、その割に報われるこ
とが少なく、落選すれば後は借金だけが残る新規参入しに
くい業種で、日本では世襲議員が多いと大変さを裏付ける
記事が新聞に。

アメリカの民主党の予備選で媚中派のクリントン氏が予想
に反して劣勢で、候補者の中では知日派のオバマ氏が善戦
しているらしい。ブッシュが親子でクリントンが夫婦で政
権を盥回しにされては適わないという民意もあるとか。
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 まあい

2008-01-08 | Weblog


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夏も短いが冬も長くはない。もう12月は過ぎて1月も
半分近い。二月も短いし、などと言っていると一年も決
して長くはなく、してみると一生も短いことに。私のよ
うな凡人は多くに手を出さないで一つに集中すべきと思
うのですが、そこが凡人の辛さ。

清澄庭園のなかには「古池や・・・・・・」の句碑があ
る。このあたりで古池を捜せば清澄庭園の池しかない。
芭蕉が詠んだ「古池」は、澄んだ池ではなく、混沌の池
である。木片や動物の死骸が浮いた被災地の池であって、
さらにいえば、大火で類焼し、人間の死骸すら浮いてい
る古池である。<嵐山光三郎著「芭蕉紀行」より>


有名な俳句でも、このように一般で思われている情景よ
り別な状態で作られていたりするように、何でも人づて
の話を信じ込むのは危ないと思った次第。自分で調べる
ことは大切なのだが、それが出来ないなら、信じ込まな
い心の余裕が必要かも。

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 してん

2008-01-07 | Weblog


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「幕末」という言葉というかニュアンスというか、そういう
実感を持った人が増えているらしい。私も心ならず先日のブ
ログに「幕末の藩主のような人」と書いていますが、力がな
いと何も出来ないと何年も思っていて、結局「実現モデルが
ないと誰も動かない」という説に賛同して下さる大先輩も居
られ目指してもいるのですが。

今日で正月気分も終わりと寝転んでテレビを見ているとNH
Kの大河ドラマは「篤姫」で幕末の日本を救ったヒロインと
のこと。これも、最早男に期待しても駄目なので、篤姫のよ
うな女性が出て日本を救って欲しいということか?

この時代の薩摩藩と会津藩には興味があり、楽しんで見たい
と思っています。庶民の側に立った政治という意味で会津藩
に一目置いていたのですが、薩摩はどうだったのかなどなど。

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 ことしも

2008-01-04 | Weblog
  

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「お母さんはいつも優しくあるべき」と思っている人が
いるが、そういう人は24時間同じ人といていつも優しい
自分でいるかどうか考えてみてほしいものだ。その考え
こそが、子供を人と思わない考えだな、と思う。子供は
「一人で過ごす」「親といない」という選択肢を持って
いないだけで、向こうも実は親とべったりといたいわけ
ではないと思う。うまくガス抜きして、うそのない感じ
でつきあわないといけないし、他人はいつもいっしょに
いないからこそ優しいということも子供は知らないとだ
めだと感じる。
よしもとばなな「ついてない日々の面白み」より

「今年もぼやぼやするな」というかのように、年末年始
にかけて、雪が降りました。年末までと延ばしていた事
が一度に押し寄せ、雪の始末に追われと個人的には多忙
な日々を過ごしていますが、「雪をめでる」余裕が必要
などと思ったり。

し~んとした冷たい空気の向こうに冬の日差しに浮かぶ
風景を見やりながら、炬燵に足を入れて読んだ本の一文
に「これは良いことが書いてある」と抜粋させていただ
きました。薄学な私ではありますが、今年も色々な博学
な皆様の力を借りて駄文をものしたいと考えています。
宜しくお願いいたします。
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