まるぞう備忘録

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退職部屋に移動させられた時の考察8。

2019-06-29 10:19:28 | まるぞう経営学

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29日。中潮。己亥・庚午・丁酉。午後〜夜 事故テロ注意。





 ようやく今回のシリーズも今日が最終回です。自分が当初考えていたものとはちょっと違う着地点になりましたが。でも非常に興味深い考察となりました。
 読んでくださっている読者の方々に本当に感謝です。
 最終回の今日は「専門家に相談する」ということについて考えてみたいと思います。

 職場の人間関係の原因は二つあります。

 一つは本人に原因があること。
 もう一つは本人に原因がないこと。


本人に原因がある場合。

 周囲に配慮が足りなくて職場で浮く場合。これは本人はなかなか自分では気づきにくいかもしれません。
 本人は「こりゃ職場いじめじゃないか」と思います。が専門家に相談しても「う〜ん。そうですかあ。ではもうしばらく記録を録るなどの様子を見てましょう。もし何かあったらまた相談してください。」というやんわりな回答。

 もう少し様子を見てみましょう。というのは「職場じゃなくあなたに原因がありますよ」という遠回しの意味かもしれません。
 でも、第三者の専門家に相談することで、その可能性に気づくことができます。


 また自分で我慢してしまう人。この人はとにかく今自分が我慢すれば、そのうち嫌がらせは過ぎ去ってくれるかも。期待していますが、止むどころかずっと継続する場合。

 これは本当に「職場いじめ」です。専門家からすると「なぜもっと早く相談に来なかったんですか」というパターンであります。

 本人は「職場いじめ」を受けていたことを認めたくなかったのかも。正常化バイアス。だからわざわざ、専門家を探して訪ねて相談することは敷居が高いことであったでしょう。

 でもそういう人こそ相談して欲しい。これがこのシリーズで書きたかったこと。その一つです。



本人に原因がない場合。

 あるいは自分に原因がないケースもあります。やはりその場合は専門家に相談するべきことです。
 法律的にどのように対処するべきか。退職する場合でも、自分から退職届を出しても良いのか。会社から退職勧奨を出させるように調整した方がいいのか。

 やはりこの場合でも第三者の専門家の意見は大事です。
 どこに相談したら良いかわからない人。インターネットで「職場いじめ 相談」で検索してください。



遭難する人の共通点。地図を見ない。思い込みでグルグル同じところを廻る。

 それは森の中で道に迷っているのと同じです。何とか自力で脱出しようとあがいている。しかし同じところをグルグル廻る。もう何年も同じところを廻っている。

 遭難する人の特徴。それは地図を見ないということです。自分の勘でどんどん進んでいく人。そして同じところに戻ってくる。

 森の中では人に訊くことは出来ません。から地図とコンパスが必要なのです。
 しかし社会の中で生きている私達。そしてどの時代にも増して情報化という文明の中で生きている私達。

 本人の意思さえあれば、簡単に専門家を探すことが出来、そして意見を訊くことが出来ます。公的な機関であれば費用もほとんどかからないでしょう。
 場合によっては複数の専門家の意見を訊くことが必要かもしれません。心理的な問題に詳しい人。法律の問題に詳しい人。
 いずれにせよ、この迷った森から出るには、どの方向に歩いて行けばいいのか。
 自分の思いの癖にしがみつく間は森から脱出することは難しいでしょう。



まとめ

・職場で暴力や違法に遭遇した場合。警察や法律の専門家に相談してまず自分の身を守ること。

・そこまでひどくはないが、やはり長期間職場の嫌がらせで悩む場合は、公的な専門家に相談すること。

・遭難する人は地図とコンパスを見ないという共通点があります。自分の勘と思い込みだけで突き進みます。人生で悩む人も「公的な専門家に相談する」ことが必要です。自分の勘と思い込みで突き進む癖が原因かもしれません。
素人に愚痴混じりで相談しても、もしそれが深刻な問題ならこじらせるだけとなるでしょう。
 もし40℃の高熱が数日続いたら専門の病院に行くでしょう?それと同じです。素人の友人に「玉子酒呑んで暖かくして寝れば治るよ」というアドバイスは、事態を更に悪化させることとなるケースです。

・そしてその上で。私達はもう100歳現役の社会に入り始めているということ。
 これから社会で働くのに必要なのは「人間力」であるということ。毅然とした強さと寛容の柔らかさ。
 これは毎日の生活の中で、少しずつ太らせていくことができるものです。

 会社の看板も肩書も意味を持たなくなる時代。本当に役に立つのはこの「人間力」です。



 いやあ。人間力を鍛える「ゲーム」が一番人生で面白いや。という視点で、職場の人間関係のゲームを挑戦したいです。筋トレと同じで、真剣に挑戦した分自分の人間力がアップします。「毅然とした強さ」と「寛容の柔らかさ」。このバランス。おもしれ〜。



 うむ。このシリーズ終わり。お読み頂きましてありがとうございました。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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過去に何があったか…
色々ありすぎて、拗らせてるんですね
昨日はある事を思い出して泣きましたが、それも地雷を抱えていたから苦しかった過去です
地雷の本当の原因は遠い記憶すぎて、今は思い出せないようです。すみません
過去を思い出して涙が出る時、傷付いた自分に寄り添います。


→ 少しずつ傷が癒えていくと、ゆっくり思い出せることもあるかと思います。
今は思い出せないけれど、これは過去の自分の心の傷が原因なんだろうな。と思えるかどうかが、ゼロかイチか。重大な分岐点であろうと思います。

そういう意味では、もう知っている。のでありますから。あとはゆっくりと。もう進みだしているのですから。

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誰でも地雷を持っていますが、
良く思い出して向き合ってみると、
〜〜過去の自分にはそれが精一杯だった。
その時、それが一番良いと思って行動していた。


→ 暖かい言葉ですね。ありがとうございす。

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今日も、私の、違う体験を投稿します。

→ 勇気を出して書いていただきました。そして今まで秘めていたことが外の空気に触れたわけです。これからゆっくりほどけていくと思います。ありがとうございます。

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6歳の子が知的障害のある大人に…しかし障害があり抑制が効かない事を理由に減刑されたという、ニュースを聞いてから絶望感で無気力です。

→ 性犯罪者は衝動なので、実刑を与えるとともに専門的な治療をすることで再発率を下げることが言われています。このような社会仕組みが有用であると思います。

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「性犯罪者にGPSをつけろ」論の間違い。厳罰化だけでは防げない
・・・
小児性愛者は人口の5%いるとされます。他の性犯罪につながる性嗜好障害という病気を抱えた人を加えたら、周りにいっぱいいる。いくら懲役刑にしても、何年かしたら出てくるわけですから、その発想自体が変わらないと難しいですよ」  前回・前々回の記事では、「小児性愛など性嗜好障害は病気であり、治療はできる」という福井氏に、その治療法を取材した。薬物療法(性欲を抑える)と、認知行動療法(犯罪を起こしてしまいそうな行動ひとつひとつにストップをかける訓練)で治療は可能だという。
https://nikkan-spa.jp/1485886


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今から計画したいけど、せめて体には気をつけていきたいですが、副業など思い付けたらいいのになあ〜と思うこの頃です。つまらないぼやきをすみません。

→ 一般的にやはり家計の支出。特に固定費を減らすこと。スーパーボランティア師匠のように、毎月にかかる生活費が少なければ少ないほど、人生の自由度が高まる。

ローコスト生活=老コスト生活。

資産を築く富裕層は2ランク下の生活をしていると言います。老後の資産のためにもローコスト生活。
そして人生の執着を手放す練習としてのローコスト生活。

これら3つの視点からもこれからの日本人はそういう生活が主流になっていくと思います。

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自分で仕事していたら、定年なく一生働ける。
勿論苦労もあり大変だと思いますが、なんかうらやましいな。


→ これからはアルバイト・パートと個人事業主を足して2で割ったような勤労パターンが合理的かもしれません。

プラス、ローコスト生活で人生の自由度を上げておく。

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提出した後、どんな流れになるのなわかりません。

→ まずは、やはり第三者の専門家の意見をいくつか当たられることをお勧めいたします。

場合によっては今の職場は波風を立てずに退職届を出す。そして企業に転職した方が良いケースもあると思います。

その判断は当事者個人では難しいケースも多いのです。まずは職場の人間関係の相談にのってくれる機関や専門家の意見を聞いてみてはいかがでしょうか。

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抵抗すれば余計に殴られるから言いなりになるしかない、自分を守れない情けない自分でも、まあ仕方ないよね。完璧には出来ないよね。と許してあげられると次からは完全に上手くは出来ないかもしれないけど少しずつ勇気を出せるようになる気がします。

→ ありがとうございます。そして「私は私を見捨てない。」その宣言が重要と思います。

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