シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

9月29日 運動会をてくてく

2007年09月29日 | 散策
 子供2人の運動会に行きました。
 今まで猛暑の中、水筒を空にして、体操服汚して、毎日練習してきた成果を出すときです。かけっこは二人とも見るからに適当。闘争心のカケラもない。自分も苦手だったので、あまり攻められないが、もうちょっと真剣に走れよ。
 昼から雨で中断。子供をいったん教室に撤収させる。再開に向けてPTA役員がグランドに土を撒く。ほんとにご苦労様です。雨を避けてじっとしていると寒い。良い頃合の秋はいったい何処へ?
 4年生の娘はボール体操。大雑把な性格なので、途中でボールがてんてんと転がっていくのを、脱線して追いかける姿を想像しておりました。でも始まってみると、意外に器用。ややこしい変則ドリブルなどを難なくこなし、きっちりまとめて退場。友達とふざける姿に最初からプレッシャーのカケラもありません。
 とりは6年生の息子の組み体操。今年は、練習で骨を折る子もいて大変だった様子。ゲーム好きであまり力持ちではないので、失敗ついでに友達にケガさせないかとか、少し心配が後ろ向き。
 ところが始まってみると、上で立つパート、下で支えるパート、入れ替わり立ち代り、テキパキとこなしていきます。大技が全員決まったときなど、思わず感動。もっとあっさり見てる自分を想像しましたが、違いました。
 退場門で先生が子供一人ずつとハイタッチ。感極まって泣いていました。えらいプレッシャーがあったみたい。今夜の酒は旨いでしょう。
 息子も組んだ友達も、やるべきことはやったいい顔。退場する後ろ姿もあとでみるとヒョロイままですが、そのときはオトコの背中でありました。

 帰ってから、ダビングついでに私の仕事をチェック。そうです、私はビデオ班。
 娘のお遊戯を撮るつもりが、見間違いで殆どヨソ様の子を撮っていた前科者であります。
 今回は、見事に撮れていました。子供2人からのクレーム、一時的シカトはなしです。
 私も開放気分を味わいます。今夜はお好み焼きにビールです。(少し寒いけど)。



ダイヤモンドシティをてくてく

2007年09月27日 | 散策
 今週土曜は運動会。日曜は風強しで、恐らく釣行はボツ。少し前の話でお茶濁しです。
 カヤックに使っていたサンダルの帯が裂けてしまったので、今、カヤックフィッシングではやりのフロッグサンダルなるものを買った。船にベストマッチの灰色。
取り立てて用事のない子供を買い物に連れ出している為、面白雑貨でイベント探し。

 まだありました。マヨネーズ味ドロップ。315円。前はラーメン味ドロップもあったのに、なくなっている。不評で返品になったか売れ切れか。たぶん前者。
 なんとか棚に生き残っていることに関心しつつ購入。
 帰ってから、せーのっで、子供と3人で口にほりこむ。
皆「んん?・・・」「・・・んんん?」
私と息子「おぇーっ!」
娘「美味しい・・」
私と息子「さすがマヨラーや!」
しかしすぐに、「おぇーっ!」
だそうとすると、最初から買うなと嫁が怒る。
しょうがないので、バリバリ噛んでゴックンしました。
感想としては、ツナの入っていないツナマヨの味。ツナが入っているわけないので材料の油か何かが変化して、ツナっぽい味になっているみたい。直接味がおぇっではなく、自分の生ぬるいツバが口いっぱいに沸いて、気持ち悪くなる。

 夏場の海上。のどが渇いて、飲み物が底をついたときにどうぞ。体が「吐け」と命令するのを、嫁に「怒られる」と思って我慢して飲み込む。
「ゴクンッ」と、のどが鳴るぐらいに飲めます。


9月24日 宇治をてくてく

2007年09月24日 | 散策
 4時に目覚ましをセットし、自分で止めて2度寝。止めた記憶がないので、嫁さんを追及すると、一部始終を目撃したとのこと。ほんとかウソか知りようがないが、少し気乗りしない出撃は、良くこれをやってしまう。
 和歌山の近場は撃沈したばかりだし、少し遠くはサメ君の目が怖い。23日遅くまで、和歌山の情報を漁るが、遊漁船の釣果更新が殆どない。日本海は天候回復不十分。3連休最後の渋滞も心配。気乗りしない時は、行かなくて良い情報を探しているんですね。

 子供が起きたのが9時。3連休最後の条件付き、日帰りの近場で遊べるところを検索。いろいろ意見が割れたが、みんなの知らない宇治~天ヶ瀬を散策することに決定。

 昼ゴロ現地。まずは10割蕎麦を食う。おいしいが量が少なめ。蕎麦湯で汁を薄めて何倍も御代わりしてしまった。定番の抹茶ソフトを食って散策開始。別にとりたてて騒ぐ対象なし。アヒルや水辺の景色を子供がデジカメに撮って歩く。こういうときは良いおもちゃになる。
 平等院鳳凰堂を見る。子供の時からお世話になっている10円玉の図柄。息子に説明されるまでわかりませんでした。日本史の記憶をごっそり落としたというより、右から左に素通りして滞在もしなかったというのが正直なところ。娘はいっさい興味がもてず、時間の無駄といいたげ。こっちの遺伝子は確実に自分寄り。

 発電所の放流と宇治川の合流点で、白鷺のハンティングを観察。垂直な石壁の角で、流勢に押されてフラッと小魚が浮く瞬間を見逃さず、サッとキャッチする。
この「見逃さない」という言葉。今、釣れてるエリア、釣れそうなピンポイント、釣れる時間帯、食う瞬間、合わせる瞬間・・。最近、ハズシテイル言葉・・。
 結局、歴史的な建造物より、白鷺の観察にみんなはまっている。

 そのうち雨。だらだらと止みそうにない。娘が友達にお土産を買うというので物色するが、小さい子供にウケルものがいっさいない。こじゃれて高そうなものを、生活費以外にお金を使えると顔に書いてある成功したお年寄り、子供を連れない夫婦、お金持ちのマダムグループ、初デートでお互い気を使っているのがまる見えのカップルが見て回る。他に小学生の子供を連れている所帯じみた家族を殆ど見かけない。

 甘い物屋さんが、異様なほどびっしり並んでいる。確かに甘い物は特別な材料がどうこうとノタマって、宇治茶とセットメニューにすれば、お金持ちが時間を潰してがっぽり儲かるんだろうけど、旨い話を聞いてみんな一色に染まりましたって感じ。その内、元祖ナニナニという看板が出るんだろう。

 雨の中でも湿度が低く、とても涼しい。2日前の和歌山とは大違い。汗をいっさいかかないまま、結局4時までブラブラ遊んで帰りました。
 個人的な評価は、子供連れを意識しない観光地。でも3連休の割に人が少ない。早起きが苦手で、雑踏にしり込みする家族にはお勧めかもしれない。

9月22日 海をてくてく

2007年09月22日 | 釣り
 今回は、FRPカヤックのときから、数えて3回目の加太~田倉崎に挑戦。
少し前は鰯についたサワラ、メジロ、マグロの釣果があがっていた海域。
 過去の戦跡はガシラだけ。釣り船以外に貨物船の航路なので、引き波その他気を使う。天候急変で撤収するなど、良い記憶がない。
 今回17時満潮。ほんとは夕方に分がありそうだが、朝から出る。魚探の接触不良を直したりするうち、8時出発。根らしい明確なものがないので、魚探なしは辛い海域。
 今回は、メインをトローリングとする。何か映るか、疲れると定位の釣りにする。飛行機にタコベイトの引き船が数隻と、沖にアジ釣りの船団1つ。非常に少ない。前回に引き続き、「ヘタこいた」パターン。
 引き船の大先輩に状況を聞くが、なーんもかからん。とのこと。今来たばかりの自分には辛い一言。とりあえず期待せずに開始。1本はリップルポッパー、1本は手製細身バイブレーション。潮目に沿って沖に出て、タンカーがはるか向こうから頭をこっちに振ったら、岸に向けてUターン。10~20mの深さの潮目を往復する。誰も潮目なんか攻めてないが他によりどころがない。
 アジ狙いの船団が根に絡んでいたらと想定し、近寄ってキラキラで探る。しかし根らしいものもなく、誰も魚を上げない。その内、漁師、プレシャーボートともども、ダメと判断して出て行くもの、知らずに当てにして入ってくるもので、一定数の船団になっていることが判明。
 また、トローリングに戻る。ほんとに海をてくてく。
 かなり足に来たので、マグロの海域に出て、変化があるまでガシラに決定。いざ定位すると急に西風が強くなった。出航場のゴロタ磯がサラシになると厳しいので急いで戻る。出航場の目の前で、波を気にしつつ、サバでガシラ。ここで餌取りの天才に遭遇。スレでも良いから正体を見ようとムキになるうち、餌切れ。ガシラ4つであえなくダウン。船がすでに一隻もいない。
 出航場でアベックが七輪で焼肉&海水浴。まだまだ夏。いや、いつまで夏?
 今日は釣りより海水浴が正解やで。と雑談。よほどヨレヨレに見えたのか、ゴロタ場で少し船の移動を手伝ってくれました。ほんとにアリガトね。しっかり手伝わして、クーラーからハイッて魚を渡せないのが辛い所。
 今回は、釣れない分、しっかり体をいじめました。移動距離は過去最大。スポーツドリンク500cc 7本消費。帰ってからお腹ユルユル。お茶を半数混ぜるべきだった。
 シーカヤックのブログで、移動距離を航路付で記録しているのがあるが、どんなアイテムだろう。誰かのブログで聞いてみようっと。

ニューアイテム「ギャフック」その2

2007年09月19日 | ハンドメイド
 ギャフが怖いのは、本来使わない時に、最悪自分をランディングしてしまうこと。
 シングルフックのカエシは潰す気がないので、なおさら怖い。
 そこで、未使用時は、写真のように内側に固定する。
 コーナンでS字金具買った時点での発想は、ここまででした。
 でも作ってからじっくり見ると、内側にフックが向いているまま、でかい魚に使えるんではないかと。でかいといっても、ほんとにでかい魚をイメージしている方は、その1/3程度と理解してください。
 S字金具の先を、スルッとエラ蓋の下に入れ、エラで魚の重さを持ち上げるようにすると、グサッとシングルフックがエラ手前に掛かる。口の中にねじ込んで(どんな魚や?)、エラの外に抜いても、グサッとエラの内側に掛かる(後で取れない?)。魚の体重はS字金具が持ち、暴れて外れるのをシングルフックが抑制する構造。
 カヤックから手を伸ばしているつもりで、イメージトレーニング。
娘が「フッ」と笑う。
息子が「笑ろたんなよ。ところで何に使うん?」
①私「マグロ・・」
②息子「ムリムリ」
①と②の掛け合いは、今や「山」と言えば「川」に等しい。
何年も前から「マグロ」と言いつつ、「ガシラ」が殆ど。口癖でないところをいつかは・・。


ニューアイテム「ギャフック」その1

2007年09月19日 | ハンドメイド
 昔、ショアのシーバス用にギャフを買った。太軸のそれらしいギャフ。テトラで50cmぐらいのフッコに使った際、魚が軽すぎてうまくいかず、結局はエラに掛けた。下手で殆ど出番がないのに、テトラや磯で躓いた際、グサッと自分に刺すイメージばかりしてしまい、扱いが上達する前に、ランディングネットに戻した経緯がある。
 現在、カヤックの上でのキャッチは、ラインやルアーを直接持つ方法。餌釣りで細いハリスで釣った魚やアオリは、カヤックの側面に外側から押さえつけて掬い上げる。鯛は噛まれるとケガすると聞いたのは最近。アコウとかもバス持ちするが、手の傷は承知の上。
 でも、少しいいサイズでは、戸惑っている内にバイバイされるリスクが高い。
 そこで、サーフボードフィッシャーのアイデアを参考に自作。
 写真は、小物~中物のアゴにさっと掛けられるギャフ。
 といっても、ただのデカイシングルフックをS字吊金具にスプリットリングとビニールテープで巻いたチューブで半固定しただけ。金具のカーブの部分にフックを押し込むと、チューブがいっぱいに張ってフックが固定される。
チョイとフックを外に向けて、魚のアゴをサッとかけて、足の間にヨッと振り込む。

トローリング・バイブレーションの作成

2007年09月17日 | ハンドメイド
  祭りの行事が昼過ぎ終わり、飲みすぎたビールの余韻のまま、ボーっとネット検索。
  ここ関西でのカヤックフィッシングの情報は、もっぱらマイボートの方のブログと遊漁船の釣果報告。天候が悪く、昨日、今日の出撃報告がない。177の音声に「海上風やや強し」があれば目覚ましもセットしない癖に、人が行けないとなんかほっとする。
 
  暇。暇つぶしのヒントを漁る。

①関東のほうでは、足の速い本格的シーカヤックでトローリング仕掛けを使う、 「シカトロ」なる情報発信がある。試行錯誤の様子が面白く、最近目を離せない。そういえば、自分の足漕ぎカヤックも足が速かった。
②先週の泉南辺りの釣果報告では、プレジャーボートのトローリングでカンパチがあがっている。水面でなく、少し下を引くらしい。それなりに潜る道具は、カヤックではキツイなぁ。
③こんどはUチューブの散策。ラパラのコマーシャルビデオ。
名前の知らないディーブダイバーミノーの水中映像。ある程度潜った位置での、水平姿勢と高速バイブレーションがすばらしい。ドゥルルルルルル・・。  てな感じ。ロッドの曲がりから、引き抵抗もさほどないように見える。

 以上のヒントで暇つぶし決定。ひさびさに、ルアーを作る。細いトローリング・バイブレーション。ミノーよりバイブレーションのほうが細かく早い動きを作りやすい。目標カンパチ。いや、サメ以外なら何でも。作り方は以下。

①ステンレス板をミノー形状にカット。
②中通し錘を半分にカットし、糸鋸で真ん中の穴まで溝を刻む。
③頭のあごの所に錘が旨く納まるよう、少し板をカット。両面テープを貼って、ペンチでかしめる。
④フックの穴を千枚どおしで空ける。スプリットリング、フックをここで付けてしまう。
⑤スナップの穴の位置を両サイドから指で摘まんで探す。力を抜いて、斜め前30~40度に傾いて止まる位置を確認。千枚どおしで2~3箇所穴を空ける。
⑥両面テープで両サイドから発砲スチロールで肉付け。魚の肉体を削りだす。
カッターを前後に揺すりながらカットすると、ボロボロにならず、きれいに切れる。
⑦両面テープでアルミホイルのシールを作って、ミイラみたいに巻く。
⑧風呂で確認。動きが悪い場合は、穴を後ろ側に追加する。または板ごと切って幅、長さを変えてしまう。指で潰して薄くする等。
⑨逆立ちに立って泳ぐ場合は、前の穴に変える。真ん中より尻尾側に、肉を薄く追加する。またその上からミイラ巻き。最終的に水平姿勢でピッチの早い動きに調整する。
⑩薄いビニールと両面テープ(防水・透明)で外装シールを作る。マジックの着色や目玉、ホログラムシール等剥がれやすいものの上から張る。欲を言えばエッジは丸くカットし、角に瞬間接着剤をほんの少し付ける。
⑪現場で使う前に、投げて高速巻き。真っ直ぐに進むように板に捻りを入れて調整。

 後は、魚とルアーを遭遇させるだけ。見た目の悪さは、動きとホログラムがカバーすると暗示を掛ける。そう、自分に。釣れない理由は、魚がいないのか、ルアーがいかんのか。喜びも徒労に終わるも、100%自分回帰の遊び。
      
 でも移動中なら、失うものはないはず。

夏休みも終わって

2007年09月10日 | 雑記
 過去ログの暴走チョロキューワンコ。作者の娘としては、バックが廊下で味気ないとのこと。セリフ入りの背景画を作成し、写真まで撮って用意してくれたので再登場させます。
 少し引いてしまう釣果報告の気分治し(?)のつもり。

意外とかっこいい。

2007年09月09日 | 釣り
 目がいまいちだけど斜め後ろから見ると、意外とかっこいい。エソとサメ君がいなかったら、8月は餌でのガシラ1つ。
 実は大いに救われています。
 エソも60cmくらいのが尻尾あたりにスレで掛かると、動きがまったく別の魚になる。「これば絶対エソやないぞ!」と、誰が聞いてるわけでもないのに、宣言までして水面までワクワク。今年最初は持ってかえって食う気でいたが、すごい顔でドタバタ暴れるので、船べりで退散をお願いしてしまう。
 祭りや台風で、秋は出撃回数を稼げない。より家に近い和歌山方面で、日本海のアコウみたいな鉄板パターンが欲しいところ。

ヒレの端に黒い爪?

2007年09月08日 | 釣り
 サメ自体は特に珍しくないと思っていたが、水深30mで水面のルアーに来たのは新鮮な驚き。底から飛び上がって来たとは考えにくい。最初から水面近くにいたはず。暑いからって、手や足を水に漬けて冷やすのは、少し考えもの。ヒレの端が黒く、尾ヒレのひとつ前のヒレには爪みたいなものが出ていた。帰ってから調べるとたぶんメジロザメ。
 3年ほど前はハンマーヘッドも近くの浜で背びれを出して泳いでいた。普通にいると思っておくのがベター。