シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

大峰山~十津川をてくてく

2011年08月21日 | 山歩き

本日てくてくの日。

珍しく一泊二日。山と温泉を楽しむ旅行であります。

またまた、大峰山に入山。 上はガスッてます。 天気予報、午後は雨。

あっと言う間に、お水取り。 ここからはなかり楽。

修行場もこんなかんじです。 霧の中、濡れた岩が怖い。

なんでもないところで、木の根でつま先が上がらずに、軽くこけました。 

ジタバタすると余計危ないので、いつでも手をつくつもりで、ゆっくりを心がける・・・。

西の覗き。景色では臨場感がでないんで、足を入れてみました。 

へたれなんで、そこそこのところで寝そべって、それっぽく。

遠くが見えなくても、それなりに幻想的な雰囲気を楽しんでましたが・・・、

ザッ・・・、ザザッザ゛ッ・・・、ザザザ、ズワ~~~~~。

現実の世界に、グィッと戻される瞬間。

メンバーの晴れ男、天気予報に負けるの図。 おいおい、しっかりしてくれよ・・。

山頂から、一番下の小屋までずっと本降りの雨。

汗っかきなんで、どのみち合羽を着ても、中は汗でグッショリ。 

だから合羽はなし。 小屋で休憩中、水蒸気が全身から立ち昇ります。 

冷えない程度に切り上げて、さくさく降りる。

茶屋に帰って、一式着替えて山菜うどん。 七味をしっかり効かせて、ほっこりまったり。

大峰から十津川温泉は結構遠くて、18時半に旅館に着いて即食事。

ビールが効くのなんの・・・。

露天風呂であります。

汗を流して、また飲む・・・。23時からいつでも寝れる状態でしたが、結局寝たのは2時過ぎ。

他の人はまだ飲んでましたが、眠むすぎリタイア。 おっさんの相部屋では、イビキをかき始めたヤツが、夜を制するのであります・・。

早朝、小便で目を覚ましたら、布団ごと玄関に居ました。   あれっ? と思いつつ、小便をしてまたそこで寝る。 

どうやら、外の廊下に出すつもりが、断念したらしい。

朝風呂、朝飯、朝観光。 狭い道が多いので、早めの行動が吉。

ダムの水を水力発電に引く導水管。 なかなかの迫力。

続いて日本の滝百選に入る、笹の滝。

期待せずに行きましたが、予想を超える迫力、美景・絶景でありました。

岩肌から水滴が染み出し、苔が濡れて好い感じ。

葉っぱ一枚だけ、壁から生えたようにみえる面白い苔と、その可憐な花。

滝の水にフロッグサンダルでざぶざぶ。 冷たくてGOOD。

続いて、超メジャーポイント、谷瀬の吊り橋。

ちょうど、雨が上がって、いざ。

濡れた板、結構薄くて踏むとしなって怖い。 何キロまでOKとは書いてないけど、お相撲さんならやばいかも。

20人以上乗っては駄目と書いていながら、それ以上の人が行き来するような・・・。

おっさん数人が、怖いもんで前の背中だけ見ようとする。 すると密集して、おのずと足は歩調を合わせて、右、左。

どんどん揺れる。 怖いと言いつつ、また間を詰める。 お前らアホか・・。 汗ぐっちょりであります。

戻りになると、少し余裕が出てきた。

う~っ、マンゴ!!

どんなグループか存じませんが、SIM LAB. さん、ネタをありがとう。

戻ってきたところで、また雨。 がっつり本降り。 たまに雷。

傘をさして、途中で引き返してはまた行く親子を見ながら、山菜うどんと高菜チャーハン定食。

ここでも、 柚子入り七味をしっかり効かせてほっこりです。

旨く雨を縫って、予定のメニューはすべて完璧な形でこなせました。 

やさしい山々と、狭い道のすれ違いがきわどくて、運転替われとはとても言えなかったみたいだけど、運転を甘えさせてくれた先輩に感謝。


屋島をてくてく

2011年08月20日 | 散策

休み最後は、屋島水族館。

年々、金のかかる展示は少なくなってきますが、イルカやアシカのショーがあり、小さい子供連れに人気があります。

大きな子供連れの私らは、2時間もあればお釣りが来てしまいました。

低予算の中で、スタッフの手作り感がいっぱいのほっこりスポットです。

カメさん、餌やりが体験できます。   

高知で遊んできた海が、そっくり再現されておりました。 高知をてくてく2の動画も、確かこんな感じであります。

なぜか、レッドテールキャットがどっさり動き倒す水槽。 右端に別種が一匹。

こいつら、なんとかしてくれ・・・。とのこと。

ジャウー。 腹から人骨が出てきたらしい・・。 の赤ちゃん。

個室でまったり。 餌、冷暖房完備。

考える石。

こんな山の上に水族館があります。 昔は結構大変なことをあえてやっていたんですね。 

それにしても、有料道路代・駐車場代を何とかして欲しいな・・・。

四国霊場84番、屋島寺。 朱印帳は車の中。 参拝だけして帰りました。

明日早朝、大阪に帰って、そのまま墓参り。 盆のイベントはこれにて完であります。

炎天下、灼熱のアスファルト道を歩くお遍路さんを何度も見ましたが、 自分は感化されそうにありません・・・。

残りの夏は、影をそろそろ縫ってやり過ごしたいと思います。


石鎚山をてくてく2

2011年08月14日 | 山歩き

戻ってきてまた写真。 刻々とガスの状況が変わるので、雰囲気も変わる。

山と言ったらオニギリでしょう。 梅、鮭、オカカ。

ついでにこれも・・・・。たまりまHEAVEN。 なんと山頂で冷え冷えにありつけます。 空き缶は各自持って帰るのがお約束。 

山頂で昼寝しようとしましたが、影がなくて暑い。 途中で良いところがあったら、あちこちでたっぷり休憩しよっと・・・。

帰りは鎖場を下らず、迂回路の階段で。

鋼製のスケスケで、片側手すりなし。 絶景が広がります。

さっきの絶壁は、キン〇マが降りてこない感じでしたが、こんどは、キ〇タマがスースーする感じです。

 

下りの途中で、鎖場に行くか迂回するか迷ってる女性に、えらそーに 「ゆっくり、丁寧にいけば、大丈夫」 とほざいてる自分がいました。

早く帰ってもしょうがないので、谷から風が当たる場所に出るたびに、大休憩。 ちょくちょく風を楽しみながら降りる。

ここは、家族連れ、おっちゃん、山ガール、若いアベック、参拝の方、ありとあらゆる人に愛されている山でした。

降りるのがちと早いかな、と思いましたが、15時のロープウェイで帰りました。 

石槌山、また来ますので、宜しくです。


石鎚山をてくてく1

2011年08月14日 | 山歩き

甥っ子、息子との海水浴を一日挟んで、5時半から石鎚山に向かう。

すべて地道の剣山と違って、かなりの部分が高速なので、実質2時間程度でロープウェイ乗り場へ。 8時の始発で上がる。

成就寺で朱印を貰って、いったん下って一番低い1300m付近に入り口の鳥居があります。

初めてなんで、休み休み行く。  試しの鎖は向こう側の下りも鎖で降りる必要があり、スルーしました。

谷を駆上がる風が最高。 ここは一人で登っては危ないとのことなので、高そうなカメラを持った人と休み休み前後しながら登る。

第一の鎖。 高学年の小学生を連れたお母さんに、「僕なんかでも大丈夫?」  と訊く。

「この子も普通に登ってますよ。 丁寧に登れば大丈夫。」

行かなしゃあないな・・・。 実際スルーすると、後で後悔しそうなので行く。 でも、性格が基本、雑なので心配。

わっかの中に、足を入れて上ります。

でも、トレッキングシューズがごつくて、土踏まずまでは到底入らないし、角度が合わないと更に浅くなってちと怖し。

祭りの地下足袋がたぶんベストマッチ。 こんど来るときは持ってこよっと。

肩で息をしながら、臨場感を出そうと乗り出したいけど、ちょっと無理。

ふと霧が晴れると絶景が広がります。

続いて第二の鎖。

今度はちょっと距離がある感じ。 変化に富んで、岩か鎖か足の掛け場所に悩みました。 一番印象に残ったかも。

肩で息しながら上を見ると、山のど真ん中に岩がむき出しの場所。

第三の鎖でした。 息を整えてる間に、後から来た人が取り付き、怖い怖いと言いながらグイグイいく。

ちょっと距離を置いて、自分も取り付く。

垂直に近いと、流石にしっかりした足場がいるので、△の大きな鎖があります。

距離はありましたが、比較的単調でした。

もやが晴れ、下から見上げた時の道が上手く入り、良い臨場感が出せました。

最後の鎖からすぐに頂上到着。

頂上の朱印を頂いた後、リュックを置いて、少し向こうのとんがりに行く。

自分的には、岩と鎖だけが視界の鎖場より、しっかりつかまるところのない斜めの空間のほうが怖い。

手をつきながら、恐る恐る岸壁から顔を出すと、 そこに 「人」  思わず 「ひぃぃっ」 であります。

「アンタ、何の気してんのよ。 脅かすんじゃないわよ」 なんでか、おねぇ言葉で悪態つきそうでした。 

ロッククライミング、ずっと下から上がるのではなく、上からいったん降りて始めるらしい。 それでも怖いわ・・。 

今、気づいたけど、ロープはどこ?  アンタ、遭難中?

一番上の灯篭?  高橋兼四朗 昭和50年10月 とありました。

来た道を帰る。 景色だけより人がいると、結構感じがつかめますね。

頂上にはメニュー豊富な食堂があり、宿坊もあります。

本日、空きあります。とのこと。


高知をてくてく2

2011年08月14日 | 散策

暑くて、さっきからビーチで泳いでる家族連れがうらやましくて仕方が無い。

そこそこのが釣れたんで、もう良いでしょ?

そう自分に言い聞かせて、9時半に釣りは終了。

上陸間際の水中動画。 昨日は、コイツらと同じ飯を喰いました。

久々に海に出ましたが、階段登ったり、自転車漕いだり、日常で体を移動させる筋肉をそのまま使うので、一年近く乗ってなくても、まったくギャップはありませんでした。

IMGP6243.MOV

カヤックを積んで、汗だくになって水中へ。

やっぱ夏は水上より水中だわ・・・。

ここで凄いヤツを発見。

水面に浮かぶ浮遊物に乗って、旅するカニさん。 風まかせの潮まかせ。

陸上、水上、気ままに一人旅を満喫してるつもりでしたが、上には上がいました。

旅の〆は、宿毛の道の駅。 奥から2つめの魚屋さん。

いつもの日焼けしたおばあちゃんが、今年も元気そうで何よりでした。

ここの鯛の刺身定食が絶品です。 帰っても鯛ですが、鯛を喰います。

青さのりが入った鯛の潮汁をすすって、 甘い醤油の付いた刺身を、 ご飯の上にとんとんであります。

16時頃、実家に帰って自分で裁いて鯛づくし。 刺身にアラ煮。

刺身はちょっと身が柔らかかったけど、味は上々。

オオモン君は、次の日に、小麦粉まぶしてガーリックオイル焼き。 今回一等賞の酒のアテ。

久々に、家族、ジジ、ババ、甥っ子達に魚を見せて、凱旋気分の中年親父でありました。


高知をてくてく1

2011年08月14日 | 釣り

大阪を夜10時に出発して、香川の実家で寝て、翌日朝から高知へ。

まずはいつもの、須崎にある 黒潮本舗 でカツオのタタキを頂く。

もちもちして旨い。 おこわは甘辛く炊いたカツオのサイコロ肉の味がもち米にしみてGOOD。

最近、第三のビールに慣れてしまって、普通のビールが苦い。

その舌で飲めば、ノンアルコール、結構旨い。

現地15時到着。 そそくさと準備して出航。

まずは手前。 浅い場所でオオモン君。

エソ、エソ、エソ、オオモン君。 こんな感じで2つキープ。

水深80m。 底で200gのメタルジグにふけを与えて横に泳がせてる間に、何か来た。

ジワッと横に動いた直後、フックオフ。 しつこく回りをやるも駄目。

当たりの少ない釣りをやっても、瞬時にガツンと合わせることが、いつも出来ないのであります。

疲れたんでインチクでふんわかやると、真鯛。 

シイラ用のパラボリックなキャスティングロッドで、80m揚げるのは結構しんどかった。

自分の股下と比べて、目測完全70オーバー。 実家に帰ってちゃんと計ると60ちょっと。 どゆこと?  

綺麗な斑点。 魚の王様。

カセットコンロとか持っていく気でいましたが、ボンペが車内で爆発するとか嫁さんに脅されて、何も持ってこなかった。

はるか手前の国道のコンビ二で、大量の氷・凍ったペットボトル・食料を用意して乗り込む必要があります。

暑いと、弁当はつい敬遠してしまう。 迷った挙句、いつもの魚肉ソーセージ。

ここはダイビングが盛んなので、現地の売店でも売ってます。 但し、熱帯魚を寄せる餌として・・・。

おんなじヤツですが、わざわざ手前で調達し、更に、チーカマをおかずに、魚肉ソーセージを喰う。

熱帯魚とは違うのだよ、熱帯魚とは・・・。

高知遠征の最大の問題は、車中泊。

先日、実家で涼しく寝れたので、いけると判断して出ましたが、気温どうこうより湿度が高く、べたべたして殆ど寝れず。

目覚ましが鳴る前に止めて出航。

また最初、80mの一発目、ジグで何か来る。 グリッとされて、フッ・・・・。

アシストフックの先で、ジグの塗装が大きくはがれておりました。 ちょっとしたことなんだけど・・・。

あちこちずらしてしつこくやったものの、回収するジグに下からシオがワラワラ沸いて、カツンッと当て逃げしただけ。

動きがあったのは早いうちだけでした。 のんびりと、イワシの群れが水面を漂います。

風がないのは良いけれど、その分暑い。 戻りつつ、浅場でインチク。

インチクあれば、何でも釣れる。

アサリの剥き身もいらないよ。


近大マグロをパクパク

2011年08月14日 | 散策

近畿大学の生物理工学部のオープン・キャンパスに行ってきました。

どこか自分で一つ決めて見学してくるのが、高校の宿題なんだとか。

同伴は嫁さん一人で良いんだけど、家にゴロゴロしてるぐらいならと、直前に参加表明。

10時過ぎに電車に乗って和歌山は紀伊。バスに揺られてキャンパス入りは13時過ぎ。

まずは腹ごしらえに食堂へ。 近大マグロ定食、400円也。 

学食らしく、酢飯はゴワついてたけど、マグロは漬けにしてあって、熟成した感じで旨かった。

生物・医療・物理・化学の専門キャンパスなので、男ばかりと思ってましたが、女の子も多く、意外と楽しいんじゃないか?

と思ってしまった。 自分が行くわけじゃないんだけど・・・・。

いくつか研究中の内容の説明をしてもらいました。

非常に専門性が高いけど、そこは基礎研究。 

医療技術の飛躍等、ある需要に向けての研究もあれば、世の中の需要とどう絡むか分からないものもありました。

目的が見えるけど誰かがやってそうなことを選ぶか、誰もがやらないことを選ぶか。

生物を相手にすると、答えが出るまで相当時間掛かるし・・・。

卒業研究テーマ選びもとっても悩みそうです。 自分が行くわけじゃないんだけど・・・・。

 


早起き

2011年08月02日 | 散策

土曜日、珍しく早起き。

と言っても、昼まで寝てる息子が7時に起きただけ。

9時からアリオでそれぞれ好きな映画を見る。

トランスフォーマーの最新版3D、なかなか迫力あって面白かったです。

主要な人物は、実際だったら何回も死んでるはずのシーンをかいくぐり、ある意味、ロボットよりも不死身。

一方、エキストラは、人間、ロボットを含め、バンバン死んで行きますが・・・・。

まあ、細かいことは置いといて、根底のメッセージは単純。 

必ず最後に悪は滅びるといった水戸黄門的な安心感・爽快感があります。

製作者の映画に対するがっぷり加減に圧倒されたわりに、終わるとすがすがしい映画でありました。

個人的には、前のヒロインでなくてちょっとがっかり・・。

映画が終わって息子と合流。

神戸ニンニク屋で、にんにくスパゲッティとガーリックトースト。

ニンニクまみれの炭水化物オンリー・・・、

ドリンクは、 ただの水。

帰ってから、いつも命令されるお上に、クーラー効いた密室で、ささやかなテロ。

今日のロボットみたいに、殲滅させられない程度が、大事なのであります。