ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

五月晴れのウォーキング

2024-05-16 | ウォーキング

爽やかな季節のウォーキングは市内の小高い場所にあって閉校となってしまった学校の跡地迄歩きました。道端の花に目を止め乍ら気持ちの良いウォーキングでした。あちこちにたくさん咲いていたのは「シャガ」の花でした。

     

     

 

「ミヤコワスレ」や「クリンソウ」や「ガマズミ」が咲き始めていました。

     

     

     

 

間下つつみ公園に「フジ」が見頃に咲いていました。あまり見かけなくなってしまった「フジ」ですがここの花はみごとでした。

     

     

 

これは人面魚?と皆で注目して見てきたこの池にいた錦鯉です。藤棚の下の池にはたくさんの錦鯉がいました。

     

     

 

「オオアマナ」と「キランソウ」を見かけました。「ミツバウツギ」があちこちに咲き、足元には「クサノオウ」が咲いていました。

     

     

     

     

 

「ツタ」に覆われた崖沿いの道を行くと八ヶ岳が見えてきました。山は気持ちの良い若葉で「ヤマフジ」の花も見られました。

     

     

     

 

山際を「トンビ」が飛んでいました。ここには棚田があったのですが、使われていない田んぼが多くなっています。この棚田に水が入っていたら素敵な光景だと思うのですが…柿の木の若葉が美しかったです。若葉はてんぷらにすると美味しいと聞きました。

     

     

 

目的地に到着しました。かなり高台にあった小学校です。閉校になって建物は取り壊され、記念碑と当時からあった「矢崎虎夫」の像が残っています。諏訪湖と八ヶ岳が一望できる眺めの良い場所です。

     

     

     

     

 

ここでも「トンビ」が悠々と舞っていました。

     

     

 

小高い築山にも登ってみました。見事な展望でした。この跡地には少しづつ植栽が進められています…

     

     

 

ここは海抜2762尺との碑がありました。いつ頃建てられたものでしょうか。もう一つの碑には海抜840mの表示がありました。

    

 

爽やかな五月晴れのこの日、市内の高台にまで登って気持ちの良いウォーキングが出来ました。この日の歩数は9880歩でした…

 

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春の牛伏川自然観察会

2024-05-12 | 自然観察

5月の連休明けに「牛伏川自然観察会」があって参加しました。ここでは年に4回観察会があります。雨が上がって曇り空でしたが、たくさんの春の花に出会えました。植物ばかり羅列してありますが備忘録でもありますので、牛伏川の今の時期はこんな花が咲いているのだと見ていただければありがたいです。この日注目は「ニリンソウ」の群生でした!

     

     

 

花びらの裏側がピンクがかっているので可愛らしいです。

     

     

     

     

 

上流の湿地帯にもたくさん咲いていました。

     

     

 

上流から流れついた種から成長したのか「サクラソウ」が一株ここに居ついて大きな株になってきています。「カキドウシ」がたくさんあって、サクラソウとニリンソウとカキドウシの風景です。

     

     

     

     

 

「フデリンドウ」が増えてたくさん咲いていたのが嬉しかったです。なんと道のアスフェルトと側溝の間の隙間に一列に並んで生えている「ド根性フデリンドウ」たちを見つけました!

     

     

     

 

その他にもたくさんの花が咲いていました。白い花たちです。「クリンユキフデ」「ホソバノアマナ」「マルバコンロンソウ」です。どれも地味な花ですが可愛らしいです。

     

     

     

 

沢の所には「ヤマワサビ」が生え、林床には「ヒトリシズカ」が群生していました。

     

     

     

 

「ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)」は主に白ですが(「シロバナエンレイソウ」とも言います)、少し色のついたものもありました。たくさん増えている場所もあって群生していました。

     

     

     

 

木々の白い花も目立ちました。木が真っ白になるほど咲いていたのは「ズミ(コナシ)」の花です。この花の蕾はピンクで可愛らしいです。

     

     

     

 

この時期の桜は白い「ウワミズザクラ(上溝桜)」と「ミヤマザクラ(深山桜)」です。

     

     

     

     

 

他の木々では「ブナ」と「ツリバナ」の実に出会いました。

     

     

 

その他に出会った花たちです。黄色で目立っていたのは「ヤマブキ」です。「ウマノアシガタ」もきれいな黄色の花です。地味な黄色の「ネコノメソウ」もありました。「ミツバツチグリ」も黄色の花です。「アケビ」の花も咲いていました。

     

     

     

     

     

     

 

薄紫色の「ムラサキケマン(紫華鬘)」と「タチツボスミレ(立坪菫)」です。青紫色の「ラショウモンカズラ(羅生門葛)」も咲いていました。これは羅生門で切り落とされた鬼女の腕に花の形が似ているところから付いた名前のようです。恐ろしい名前の由来ですが花は美しいです。

     

     

     

 

地味な植物ですが「マムシグサ」、「ハナワラビ」、「アマドコロ」、「ウメガサソウ」です。「ウメガサソウ」はまだ蕾でした。

     

     

     

     

 

広場には「カヤ(?)」の芽吹きの姿…枯草の中から新芽が出てきていました。ここには「カラハナソウ(唐花草)」も若葉が出ていました。これは秋になるとホップのような実を付けます。

     

     

 

地味な花では「ウスバサイシン(薄葉細辛)」が咲いていました。「ヒメギフチョウ」の食草になりますが、今回は葉の裏に卵は見つけられませんでした。

     

     

     

 

さて最後にこの「牛伏川」の様子です。流域の様子と4月に「信濃川」河口の見学に行った機会となった「フランス式階段工」の芽吹きの頃の様子を見て下さい。

     

     

     

 

たくさんの花に出会い、新緑の木々に出会った気持ちの良い一日でした…4時間ほどもじっくり観察しながら歩きましたが、歩数は意外と少なく4282歩でした…留まって花を見ている時間が多かったのかと思います。

   

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高原の美術館~藤森照信先生、村野藤吾を語る~

2024-05-09 | ミュージアム

原村にある「八ヶ岳美術館」では企画展「建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館」が開かれています。建築史が専門で江戸東京博物館館長でもある茅野市出身の「藤森照信」先生の講演会が開かれて行ってきました。まずはこの日の美術館に向かう道からの阿弥陀岳の様子です。標高1350mにある美術館周辺は桜の花盛りでした。

     

 

鉢巻道路周辺に咲いていた色とりどりの桜たちです。この道は八ヶ岳の麓を走っていて、気持ちの良い道です。

     

     

     

 

新緑の美しいさと桜の花が相まって素敵な春景色が見られました。

     

 

「八ヶ岳美術館」は木立の中にあります。足元には「オニゼンマイ」が伸びてきていました。

     

  

 

ここの建物は建築家「村野藤吾」が彫刻家「清水多嘉示」の作品を展示するために1980年に建てました。連続ドーム型の斬新な建物です。パンフレットの上空写真からその様子が分かります。林の中に佇む素敵な美術館です。

     

     

     

     

     

 

正面玄関と今回の企画展です。

     

     

 

屋内は作品の撮影が禁止ですが建物などは撮影可とのことで主に天井です。この丸い天井にはレースのカーテンが絞り吊られていて、柔らかな光が差し込んでいました。館内展示は主に原村出身の彫刻家「清水多嘉示」の作品が展示されています。館内の作品展示の様子はパンフレットからです。「清水多嘉示」の展覧会は東京の「アーティゾン美術館」でも開かれています。展覧会 | アーティゾン美術館 (artizon.museum)

     

     

     

  

 

「藤森照信」先生の講演は「村野藤吾と八ヶ岳美術館」と題するもの…講演会の撮影はOKでした。おちゃさんが先日リンクを貼って下さいましたが、YouTubeでの配信もあります。  八ヶ岳美術館講演会「村野藤吾と八ヶ岳美術館」 - YouTube

     

 

建築作品を紹介されながらこの八ヶ岳美術館を建てた経緯などについても解説してくださいました。先日訪れた「谷村美術館」の様子も出てきましたし、新たに小諸市の「小山敬三美術館」も建てられたと知りました。八ヶ岳美術館を建てられるときに「朝倉彫塑館」を参考にされたとお聞きし、東京のその建物も思い出していました。

     

     

     

 

大人気の講演会でこの美術館始まって以来の大勢の方の入場だったようです。立ち見(聞き)の方も多く、駐車場には県外車もたくさんでした。先生とお話して写真にも納まっていただく時間があって嬉しかったです。

この美術館は「原村歴史民俗資料館」も併設していて、村内の縄文遺跡から出た土器なども展示されています。ここで発見したのはこのマット!「黒曜石の原産地まで○○歩」のこのマットは「星降る中部高地の縄文世界」を構成している市町村の博物館に設置されていて、あちこちで見かけて気になり、その原産地を捜し歩いたものです。どこで聞いてもその原産地がはっきりしなかったのですが、何とここには明記されていました!

     

     

 

昨年、原産地は「星ヶ塔黒曜石原産地遺跡」だと漸く探し当てたのですが、ここにはしっかり書かれていました!黒曜石についての解説もあり、長野県の石「黒曜石」と新潟の石「ヒスイ」と山梨の石「水晶」を糸魚川で確認してきたばかりなので納得でした。

  

 

美術館を後にして、帰り道で見かけた桜と木々の芽吹きの様子です。

     

     

     

 

とっても良い企画の充実の講演会でした。久しぶりに「八ヶ岳美術館」を訪れ、館内展示や建物も見ていい時間が過ごせた一日でした…

 

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塩の道に沿って~雪山と桜と~

2024-05-06 | ドライブと散策

糸魚川から松本への「塩の道」は上杉謙信が対立する武田信玄に塩を送り、「敵に塩を送る」ということわざにもなったとされています。海の塩が内陸に運ばれる重要な道でした。この道は「松本街道」とも「千国街道」とも言われています。国道148号線、国道147号線で繋がっています。帰り道はこのルートを辿りました.。あちこちで素敵な風景に出会いましたがタイトルの一枚はこちらです。

     

 

糸魚川市から南に向かいます。姫川とJR大糸線に沿った道です。

     

     

 

大糸線の小さな列車がやってきました。トンネルと姫川の鉄橋を渡る列車も捉えました。

     

     

     

     

     

 

姫川沿いの山々は新緑に桜咲く春らしい風景でした。

     

     

 

白馬までやってくるとぐっと近くに雪山が迫ってきます。圧倒的な雪山の姿です。

     

     

     

     

 

この撮影場所は糸魚川から50㎞ほど…里に目を向けると春らしい風景が広がっていました。

     

     

 

白馬から大町に向かいました。「仁科三湖」に立ち寄りました。「青木湖」と「木崎湖」で桜と湖と雪山の風景に出会いました。

     

     

     

 

菜の花も咲き、まさにどこを切り取っても春景色でした。

     

     

     

 

菜の花畑の向こうを大糸線の列車が走っていきました。

     

 

安曇野はリンゴやモモ(スモモ?アンズ?)の花盛りでした。

     

     

 

梓川を渡る橋のたもとには「新潟市の河口まで294㎞」の表示があって、信濃川河口まで遠かったのを実感しました。

     

 

最後にもう一度、スマホでの桜と雪山と湖です。それに里山風景も…

     

     

     

     

 

気になっていた牛伏川から信濃川河口までを辿ることが出来た満足の旅でした。たくさんの春景色に出会えたのも嬉しかったです。能登半島地震の被災地を少しでも応援できればと4月は石川、富山、新潟を巡ってみました… 今回の記事、長々とお読みいただきありがとうございました。  

 

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日本海と塩の道と夕日

2024-05-04 | ドライブと散策

新潟市から北陸道で名立谷浜ICまで行ってその後は国道8号線で海沿いに道の駅に立ち寄りながら糸魚川を目指しました。この間、約170㎞2時間もかかって同じ県内でも遠かったです。日本海の様子です。

     

     

     

 

次の日に魚を買いに行った能生の海岸です。

     

     

     

     

 

糸魚川の駅前にはヒスイの原石と「奴奈川姫」の像がありました。「奴奈川姫」は諏訪大社の「建御名方神」の母です。

     

     

     

 

ここから「塩の道」の起点まで行ってみました。「塩の道」は「松本街道」とも呼ばれ、信州松本までの120㎞ほどの街道です。 

         

     

     

     

 

酒屋さんの看板には「謙信」!お隣は医院の建物でした。

     

     

 

その先に行くと「加賀街道」との交差点に「道路元標」があり、その海に向かう道に「起点」の印がありました。

     

  

 

この糸魚川の夕日を眺めようと「日本海展望台」に行ってみました。日没が午後6時30分でしたので行ったのが午後6時過ぎです。東の山々の夕日に照らされていました。

     

     

     

 

はっきり見えませんが能登半島方面と佐渡方面です。

     

     

 

雁(?)が渡っていきました。夕日を受けてシルエットになっていますが…

     

 

それでは夕日です。ゆっくりと日本海に沈んでいきました。

     

     

     

     

     

     

     

 

日本海に沈む美しい夕日でした…

     

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