8月の俳句会は、都合で延びて昨日だった。
私の宿題3句は、先日の“鹿島槍登山”を詠んだものを急遽提出した。
(原句) 山小屋を渡り歩きて鹿島槍
(コメント)季語がないと言われた。
実は、季語が無くても登山だと分かる句で通用するのかどうか知りたくて、
季語なしのままで提出した。
それはダメとのことだった。
歳時記によれば、夏の季語「登山」には、「山登り」、「登山道」、「登山口」、「登山小屋」、
「登山宿」、「登山杖」、「登山帽」、「登山靴」、「登山電車」、「ケルン」等の傍題がついていた。
この場合、季語として「雲海」を使ってみてはという提案があった。
なるほど、私の登山したときの思いとぴったりあったいい句になったと思う。
(添削例) 雲海を渡り歩きて鹿島槍
(原句) 富士山と後立山見て登山
(コメント)「富士山」、「後立山」、「登山」と「山」の字が三つもあるのが良くないとのこと。
「登山」の変わりに別の季語を用いてはどうかと言われた。
例えば「御来迎」。
(添削例) 富士山と後立山御来迎
(原句) 登山して生きる力を頂けり
(コメント)下五「頂けり」は、自分だから、「貰いけり」でよい。
実は、文語で「貰いけり」と「貰ひけり」、どちらが正しいのか迷ったので、
文語・口語に囚われなく、しかも敬意も多少含めて「頂けり」としたのだが・・・。
ここでは文語に囚われず「貰いけり」でよいとのこと。
(添削例) 登山して生きる力を貰いけり
今回は登山3句を提出したが、
登山に関係のある季語についてもっと勉強しなければと思った。
私の宿題3句は、先日の“鹿島槍登山”を詠んだものを急遽提出した。
(原句) 山小屋を渡り歩きて鹿島槍
(コメント)季語がないと言われた。
実は、季語が無くても登山だと分かる句で通用するのかどうか知りたくて、
季語なしのままで提出した。
それはダメとのことだった。
歳時記によれば、夏の季語「登山」には、「山登り」、「登山道」、「登山口」、「登山小屋」、
「登山宿」、「登山杖」、「登山帽」、「登山靴」、「登山電車」、「ケルン」等の傍題がついていた。
この場合、季語として「雲海」を使ってみてはという提案があった。
なるほど、私の登山したときの思いとぴったりあったいい句になったと思う。
(添削例) 雲海を渡り歩きて鹿島槍
(原句) 富士山と後立山見て登山
(コメント)「富士山」、「後立山」、「登山」と「山」の字が三つもあるのが良くないとのこと。
「登山」の変わりに別の季語を用いてはどうかと言われた。
例えば「御来迎」。
(添削例) 富士山と後立山御来迎
(原句) 登山して生きる力を頂けり
(コメント)下五「頂けり」は、自分だから、「貰いけり」でよい。
実は、文語で「貰いけり」と「貰ひけり」、どちらが正しいのか迷ったので、
文語・口語に囚われなく、しかも敬意も多少含めて「頂けり」としたのだが・・・。
ここでは文語に囚われず「貰いけり」でよいとのこと。
(添削例) 登山して生きる力を貰いけり
今回は登山3句を提出したが、
登山に関係のある季語についてもっと勉強しなければと思った。