しらの風景2

自然の中には学びがいっぱい。
野鳥や生きもの、植物が大好き。
五感を育み、楽しく生きる智慧を探します。

いしかわビブリオマルシェへ。(11/11*土)

2023年11月11日 | 角間里山ゼミ会






今日と明日は、県立図書館で
県産食材のマルシェが行われています。
ゼミ会のお仲間が出展するというので、
今日は友人と待ち合わせをして見学に行きました。
ここでは直接農家さんたちから野菜を買えるので、
安価で新鮮な野菜や手作りのデザートなども並んでいました。





これは親しい農家さんが作っているお米です。
夕食に炊いてみると、キラキラと光ってさすが蛍米!
甘〜い新米の味わいがたまりません。

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蛍の里のイベント。(6/25*日)

2023年06月25日 | 角間里山ゼミ会


ゼミ会でお知り合いになった有機農家さんの
イベントに参加してきました。







テーマは「自然と共に環境は未来へ」と題して、
7名の講師の方々のお話がありました。
世界でもトップクラスに農薬を使用している我が国ですが、
ようやく有機農業に向かってこれから舵を切るようです。
かなりの生き物たちが消えているので、少し遅すぎる気もしますが、
今後に期待したいものです。
それには消費者も有機のものを買って応援することが大切。

農薬を使わずに有機米を作っているこの農家さんの水田には、
ゲンジボタルとヘイケボタルがたくさんん飛び交っています。
この光がこれからの未来を照らしますように!
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11月の角間里山ゼミ会。(11/19*金)

2021年11月12日 | 角間里山ゼミ会


角間里山ゼミ会を石川県自然史資料館の
館長さんと企画運営しています。
11月のテーマは、「世界一多様な北陸のモグラ」。
モグラ研究の第一人者の富山大学の横畑先生をお迎えして
日本のモグラの分布や生態などを詳しくお聞きしました。
今回もzoomを使ったリモートゼミ会としました。





石川県では、アズマモグラとコウベモグラの二種が共存していて
それはとても珍しいことだそうです。
最近危惧されているのは、全国的にモグラのいない場所が増えていることです。
農地整備などで、地面が固められれば餌のミミズも生息できず、
穴も掘れなくなります。この農地整地は生物が生息できない作りになっていて
どこまでいっても日本の政策は生き物に優しくないなと感じてしまいます。
生物多様性という言葉が絵空事のようにみえます。

フィールドを歩いているとヒミズの死体を時々見かけますが
それは春から初夏にかけて、若い個体が独立するときに
親のテリトリーを追われ、地面に戻れなくなった
個体の可能性が高いそうです。
今回もとても学びになったゼミ会、
忙しい日々ですが、どんな時でも学びは必要ですね。

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2021.1月の角間里山ゼミ会。 (1/30*土)

2021年01月30日 | 角間里山ゼミ会




今月の角間里山ゼミ会は竹田伸一氏を講師に迎えて、
テーマは「海鳥の繁殖地・七ツ島」でした。
かつて七ツ島は能登半島と陸続きで七つの峰が沈んで
七つの島になっていることのこと。
この島に生息していたヒメクロウミツバメは
今は絶滅しています。その要因はウミネコなどのカモメ類が増えすぎたためで
その原因は海に捨てられた売り物にならない魚類や残飯にあるそうです。
陸でいえばカラスが増えすぎている現状と同様ですね。
また安易に島に放された4羽のアナウサギが数百頭に増えてしまい、
これも海鳥にとって大きな脅威となっていました。
環境省が立ち上がり、やっと駆除が完了したようですが
野生もペットも人の関わりで命が脅かされているのは
どうしたものなのだろうと考えさせられました。
今回もとても有意義であった里山ゼミ会ですが、
これからもお仲間たちと学びを深めつつ
歩いていきたいと思っています。



土曜日はホッと一息、ライ麦パンを生協で頼んだので
ブロッコリー入りのタマゴサンドを作りました。
時間があるとご飯作りやお菓子作りを楽しめます。
作っても食べてしまえば、すぐに消えてしまう儚さもありますが
お料理は素材選びから完成まで、どこかアートな作業に似ています。
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12月の角間里山ゼミ会。 (12/14*月)

2020年12月14日 | 角間里山ゼミ会


今月の角間里山ゼミ会はシェア金沢を訪れて、
シェア金沢の取り組みのお話を聞きました。
広い土地を生かして、障害児施設や放課後の学童保育から
老人施設、商業施設、学生向けアパートまで併設されていて
中には温泉や食事処、地元の野菜売り場までありました。





屋外ではアルパカが4頭飼われていて、それも人気の一つ。
今日は放課後の小学生たちが楽しげに遊んでいました。
小さな町のようなシェア金沢の敷地ですが、
身近にあれば人が集まり、地域が活性化するのがよくわかりました。
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10月の角間里山ゼミ会。 (10/21*水)

2020年10月21日 | 角間里山ゼミ会








今月の角間里山ゼミ会は、昨年12月にアフガニスタンで
凶弾に倒れた中村哲医師の活動がテーマでした。





水があれば救える多くの命を診てきた中村医師は、
「100の診療所よりも一本の用水を」と訴え、
大干ばつにより水不足、栄養失調、感染症に苦しむ
アフガニスタンの人々の生活を変えるため、その生涯を捧げました。

今回観たDVDは、砂漠や干ばつ地帯に用水路を作る計画を立て、
それを着々を進める中村哲さんの活動を追ったものでした。
困難が降りかかっても諦めずに問題解決していく実行力は、
私たちにも生きるパワーを与えてくれるようでした。
砂の大地が緑の大地に変貌し、田畑が復活する様は、
農民たちを蘇らせ、未来を作っていく仕事でもありました。
ペシャワール会は中村哲医師のパキスタンでの医療活動を
支援する目的で結成されましたが、それだけでも中村哲さんの
人望がどれほどのものであったのか伺い知ることができます。

人の幸せとは、「三度のご飯が食べられて、
家族がいっしょに穏やかに暮らせることだ」 中村 哲
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9月の角間里山ゼミ会。 (9/29*火)

2020年09月29日 | 角間里山ゼミ会


9月の角間里山ゼミ会は、石川県立自然史資料館の企画展に集合して、
中村館長から説明を聞き、その後部屋に移動して、
感想や意見を述べあいました。







テーマは「いしかわの生物多様性とレッドデーターブック」。
どうしたら生物多様性が守れるのか?
これまでの社会は経済ばかりに傾き続け、
一方で自然環境や生きものたちが消えつつあります。
何とか自然や生きものたちとの共生や
多様性を認め合う社会に育ってほしいと思います。
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会議とゼミ会の日。 (8/19*水)

2020年08月19日 | 角間里山ゼミ会


午前は県庁で5年前から関わっている河川工事についての
会議でしたが行われました。



終了後に場所を移してお仲間たちとまとめの話合い。



午後は石川県自然史資料館で
角間里山ゼミ会を行いました。
講師に県立大学名誉教授の上田哲行先生をお迎えして
テーマは「子ども時代の体験が成人後の感性や
       自然意識に与える影響」でした。

改めてこのテーマで自分の子ども時代を振り返ると
自然や生き物が好きだった自分がいました。
20代の頃にその場所に戻って来て今の活動につながっている訳です。
子ども時代の自然体験がやはり大きく影響しているようでした。
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2月の角間里山ゼミ会。(3/3*火)

2020年03月03日 | 角間里山ゼミ会




2月の角間里山ゼミ会は、多忙な講師の先生のご都合で
昨日、3月2日の15時から行いました。
コロナ感染が騒がれる中ですが、対策もしながら開催、
メンバー12人が集まって、今回は平成19年3月に起こった
能登地震をテーマに災害社会学を学びました。



あれから9年が経ち、能登地震のことも忘れられている時期ですが
いまだに地元では爪痕が残り、復興できない人たちがいることを知りました。
今回、参加者全員に感想を話してもらいましたが
その中で話が膨らむのも感じました。

講師の田中純一先生は、国内国外問わずに
災害地に出かけて援助活動をされているようですが
現場での話はとても興味深かったです。
いつ誰に降りかかるかわからない災害、
まずは正しい情報を知り、よく考えて行動する。
そして、できればそんな中でも周りを前向きにしていける
自分でありたいと思いました。
大切なのは、パーソナルネットワーク、
支え合える関係を周りに作っておくことが
災害時に一番役立つもののようです。

今回も得るものが多かった講義、
こうして学び合う大切さを再確認しました。
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1月の角間里山ゼミ会。(1/29*水)

2020年01月29日 | 角間里山ゼミ会




今日は三国千秋氏を講師にお迎えして、
1月の角間里山ゼミ会を行いました。
今回のテーマは
①自転車によるまちづくり~金沢市の事例
②トランジション・マネジメントの手法~交通とまちづくりの観点から
 Happy street や Healthy street の考え方
③地域再生からみた、金沢市牧山町の里山づくりの構想

でした。いつもより多くのメンバーが集まった場で、
デンマークの事例などを紹介していただきました。
今の日本は、経済が何よりも大切にされていて、
あらゆるところにひずみが起きています。
本当の豊かさとは?幸せとは?
仕事はほどほどに、家族との時間を最も大切にすることは当たり前、
そんなヨーロッパの社会の在り方は、やはり成熟している
大人の国だと感じさせられました。

この国で生きていくには、幸せな社会に向けて
どう生きるべきかをしっかりと見据えて、
個人個人が大きなものに呑み込まれることなく
しっかりと歩いていくことが大切なのだと再確認しました。
価値観を共有できる人とのつながり、
これからもそれを宝物として歩いていきたいものです。
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