しらの風景2

自然の中には学びがいっぱい。
野鳥や生きもの、植物が大好き。
五感を育み、楽しく生きる智慧を探します。

薬草勉強会へ。(12/16*土)

2023年12月16日 | 身近な薬草勉強会




夏から慌ただしく時間が過ぎていき、
なかなか参加できなかった薬草勉強会に
久しぶりで参加しました。
12月はお気に入りの屠蘇散づくりもあります。







前半は、金沢大学の留学生たちによる
各国のお正月の食べ物の紹介。
中国河南省、中国上海、中国チベット、
ブラジル、タイの留学生たちが
それぞれの故郷料理を紹介してくれました。
当たり前ですが、お国が違えば食材もお料理の違っていて
とても面白い時間でした。





今日は大サービスで、ブラジルのマトゥーム茶、
金木犀の蓮根餅、フォイトーン(卵から作る糸のようなお菓子)、
黒豆アミーゴなどの試食がありました。
とても珍しいものばかりでした!

最後に、それぞれが布を塗って屠蘇散づくりをしました。
日本酒に漬けてお正月を楽しもうと思っています。
あ〜、楽しかった!
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12月の薬草勉強会へ。 (12/17*土)

2022年12月17日 | 身近な薬草勉強会


今日は久しぶりに薬草勉強会に行ってきました。
仕事で忙しくてスケジュールが合わなかったり、
コロナのため中止になっていました。
12月はいつも薬草を使ったお屠蘇作りがあるので
それが楽しみで参加しています。
また金沢大学薬学部の年間の取り組みの紹介もあり
なかなか楽しい時間でした。





いつものように月替わりのお茶も提供されました。
今回は桂皮と人参、陳皮、甘草を合わせたお茶でした。
私は仕事で早めに退室して、友人にお屠蘇づめを頼んできました。



午後からは仕事で外出。
同行者と一緒の食事は、寒い日となったので
温かいお蕎麦を注文!この磯の香蕎麦は
磯海苔がたくさん入っていてとても美味でした。
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黄色い生薬。 (2/22*土)

2020年02月22日 | 身近な薬草勉強会


今月は〜黄色い生薬〜がテーマでした。



キハダの鮮やかな黄色、
生薬では黄柏(オウバク)と言います。



こちらは有名なウコン、
漢字では鬱金と書きます。
ショウガ科でお花が美しい。



こちらはダイオウ(大黄)、
日本では育たない3000m以上の高地に生息すると言います。



インドからの留学生がインド医学のアーユルベーダーについての
説明もしてくれました。そして、自分の体質をクイズ形式で
ヴァータ、ピッタ、カパのどれなのかはめていきます。
私はここではヴァータとなりましたが、ピッタやカパの要素もありました。  
今回もなかなか学びの多かった薬草勉強会、
終了後には薬草園に出かけて植物の観察も行われました。



園地では、キクバオウレンが咲いていました。



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お屠蘇をいただく。(1/3*金)

2020年01月03日 | 身近な薬草勉強会


先月、金沢大学主催の薬草勉強会で作った屠蘇散。
年末年始と母の介護もあり実家に通っていたので、
作るのがすっかり遅くなりましたが、
お正月の三日目にちゃんと作りました。

一人これを飲めば一家苦しみなく
     一家これを飲めば一里病なし


と、無病息災・長寿延命を祈願して飲む薬酒。
7種類の生薬を配合して、絹を袋状に
縫い込んだものの中に入れてあります。
味わいはなかなかおつな味わいで
すっきりした口当たりでコクのあるお酒です。

山あり谷ありの人生を何とか乗り越えながら、
自分だけの道を歩けることを祈りつつ、乾杯☆
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薬草勉強会・金沢と薬草。(2/23*土)

2019年02月23日 | 身近な薬草勉強会


金沢大学で市民向けに行われている薬草勉強会に
今月も参加してきました。今月のテーマは「金沢と薬草」。
前座に、3月には卒業する学生の
修士論文の紹介もあり、聞いていて楽しい。



金沢と薬草の歴史は、1615年に
古地黄煎町ができたことから伺い知れます。
漢方薬の一つである「地黄」を煎じて飴にしたものが
大好評でよく売れたらしい。それが飴屋さんの反感を買ってしまい、
製造中止に追いやられたようです。今は地名が変わってしまっています。
地名を変える事は歴史が見えなくなる事、
便利の陰にはやはり失われてしまう大切なものが見え隠れしています。

今日はその地黄をすり下ろして煮詰めて飴にした試食もありましたが、
その味わいは、飴のように甘くてサツマイモのような香りがありました。
飴を凌ぐ人気だったのがよく理解できました。

その他、薬草園の見頃の植物の紹介もあって
今回も学び多い時間でした。
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チベット医学/薬草勉強会(1/26*土)

2019年01月26日 | 身近な薬草勉強会


今日の薬草勉強会のテーマは「チベット医学」、
中国青海省からの留学生が詳しく紹介してくれました。
チベット医学の四部医典は、中医学、ペルシャ医学、
アーユルヴェーダ、シャンション医学の基になっているそうです。

青海省の風景やヤク、生薬店、
野生のトリカブトの紹介もあり、
青海省で飲まれているチャンパスーチャ(バター茶)の
試飲もありました。



青海省の広大な菜の花畑。



ブラジルからの留学生からは、
ブラジルコーヒーとプロポリスの紹介があり、
プロポリス入りのコーヒーの試飲タイムもありました。
ブラジルの人は健康のために、朝、3、4滴の
プロポリスを落とした水を毎朝飲むそうです。



最後に野外に出て、雪が降り積もった薬草園で観察会。



雪の中で咲く、ソシンロウバイが美しいのでした。
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12月の薬草勉強会。(12/15*土)

2018年12月15日 | 身近な薬草勉強会


今月の薬草勉強会は、一年の振り返りや
中国での研修報告もありました。
ここでは当帰という漢方薬の植物だけで
成り立っている場所なのだとか、さすが中国!



日本の漢方は中国からの流れもあり、
生薬は中国からの輸入が多いそうです。
それを日本は少しでも自給に近づけていますが
成分などが育つ場所で違って来るので
なかなか思うようにはいかないそうです。





今日は薬草クリスマスリースの
提案もありました。



お正月に飲まれるお屠蘇の意味も学びました。
昨年も参加しているので二度目の学び。
正月元旦に無病息災・長寿延命を祈願して飲む薬酒。
「屠蘇」とは邪気を屠り、心身を蘇らせる」の意。
これも中国から伝わったもので、日本では平安の貴族の間で広まり、
江戸時代には庶民の間でも広まり、現代に受け継がれている。
私はこの勉強会を受講して「お屠蘇」を大切に思うようになった。
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薬草勉強会・ハトムギ。(9/29*土)

2018年09月29日 | 身近な薬草勉強会



今日は金沢大学の薬草勉強会に参加。
テーマは「ハトムギの収穫体験」、
ハトムギの薬効を学んで、今日のお茶タイムは
柿の葉茶でした。





薬草園で見頃の果実の説明と
9月の白山の植物の紹介を聞いたあとで、
薬草園に移動してハトムギの実の収穫体験をしました。



黒い種皮を除いた種子をヨクイニンといい
利尿、消炎、滋養強壮、いぼとりに
効果があるといいます。

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