タマヤンの絵日記

趣味のひとつであるデジタルカメラの撮影記録で被写体は人物が多い

お綱掛け神事

2012年02月20日 | インポート

日本書紀に記述されてることから日本最古と言われてる花の窟(いわや)神社が熊野市にある
そこには多くの神を産んだイザナミが祀られておりご神体は70m×80mの巨大な岩である
            
イザナミは火の神カグツチを産んで焼死したのであるがカグツチも怒った夫のイザナギに殺されたのである
巨大な岩の前には小さな岩がありカグツチが祀られている
           
花の窟神社から少し離れたところにイザナミがカグツチを産み死んだ産田(うぶた)神社がある

そこでは古代の土器が発掘されており花の窟神社と合わせてロマン溢れる地域である
例大祭ではご神体である高さ70mの岩から花で飾られた綱を引っ張り地上に固定する神事が行われる
年2回行われ春の例大祭は2月2日の寒い日だったが峠を越えて出かけた

ご神体の岩の前には花を取り付けられた網が用意されていた
やがて70m上の役員たちが網の先端を引っ張り上げて固定する


多くの信徒たちが網を待ちながら国道を越えて海岸へ向かう
この綱を引くことによりご利益を得ようとするのでしょうがご婦人が多かったですね


海岸へ出た信者さんたちは綱を引きながら指示に従い横に移動する
移動の速度が早く逃げながら撮る撮っては逃げるでまいった


綱を固定する作業も大変なようだ


お綱掛けが終了し頭上に花で飾られた新しい綱が見られる
奥の古い綱も取り払わずにそのまま残されていた


神官が祝詞を挙げ参列者にお祓いをする


神前で小学生の巫女さんが舞を奉じる


平安の衣装を着た絶世の美女が玉串を捧げるではないか!!
5名の美女がいたが彼女は特別だ~
10月に行われるイベント【錦の御旗献上行列】のデモとして参加したようだ


こんな母娘も見学に来てました
国際結婚でイギリスから熊野へ嫁いできたとのことです
赤ちゃんは孫より2月早く生まれたのですが9カ月で歩いたのだって!!
奏絵さんは1年2カ月経ってもまだ歩けません




コメント (6)
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