心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

白虎隊

2013-09-09 | 詩吟 漢詩
礼拝説教の中で「神様は手を洗わず足を洗う」という本の紹介がありました。
(著者名は忘れました)
何故神様は手を洗われないか・・・。
それは、神様が創られたもの、天と地、人間・・全てのものとの関係を絶たないため
そして、足を洗うとは、日々知らずに犯したあらゆる罪を洗ってくださると教えられました。

礼拝を終え急ぎ詩吟の会へ直行。
 各地域で行われる文化祭出し物のお稽古です。
私のチームは白虎隊を吟じ師範が詩舞をします。
生吟ですから踊り手は合わせるのに大変なようです。

  白虎隊    徳富 蘇峰

一夢恩讐四十年  いちむ おんしゅう しじゅうねん
鶴城春到草芊芊  かくじょう はるはいたりて くさせんせん
憐詫白虎紅顔子  あわれ かのびゃっこ こうがんのし
万朶桜雲護墓田  ばんだの おううん ぼでんをまもる

  解説
   敵も味方も昔の夢となってしまって、鶴ケ城にも春が来て、
   草が青々と茂っている。可愛い白虎隊の墓を多くの桜が守っている。
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詩吟の大会

2013-05-18 | 詩吟 漢詩
      「半 夜」  良 寛

回首五十有余年     こうべをめぐらせばごじゅうゆうよねん
人間是非一夢中     にんげんのぜひはいちむのうち
山房5月黄梅雨     さんぼうごがつこうばいのあめ
半夜蕭蕭灑虚窓     はんやしょうしょうきょそうにそそぐ

これまで五十余年の生涯を振りかえってみると、人間社会には、是も非も
善も悪も、全て夢のうちのように感じられる。夜中に一人この山房(五合庵)に
坐して、物思いにふけっていると、さみだれが、しとしとと窓に降りそそいでいる。
明日は福岡大会です。
前座でその他大勢の一人に過ぎないのだけど着物を着ての出演です。
きっとてんやわんやの大騒ぎ? 
だって、明日の朝は8時から町内の清掃日。
なんたって今年組長ですから不参加ともいかず・・・。
その後着物を着て会場まで1時間余り

20年余り勉強していれば誰でも師範になれます。(試験に受かれば)
それを望まずに続けていると他の仲間に少なからずの影響を与えているようです。
自分なりに楽しめればと思っているんですがね~。
習い事の世界って・・・・
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吟剣詩舞道初吟会

2013-01-21 | 詩吟 漢詩

昨日は、吟剣詩舞道の合同初吟会がありました。
今年は20周年記念です。
同じ町内で学び合う各流派の人たちが1年に1回集まりお稽古の成果を披露します。
楽しみは今年89歳の方の剣舞。
剣舞が大好きで現在も車の運転をされ、お稽古に通われているそうです。
パワーをもらって来ました。

各流派の中から一人に記念品を贈られました。
私も20年以上続けているということで。


ビルに映った夕日が綺麗だったので


アトラクションでは下のような変え歌が・・・・。

長生き音頭(鉄道唱歌)
1、まだまだ若い まだ若い
  70 なんて まだ若い
    ひょっとして迎えに 来たならば
    ただ今お留守と 言いなさい
       シャシャントネ ソレ シヤシャントネ
2、まだまだ若い まだ若い
  80なんてまだ若い
    ひょっとして迎えに来たならば
    これからお風呂と 言いなさい 
       シャシャントネ ソレ シヤシャントネ
3、まだまだ若い まだ若い
  90なんてまだ若い
    ひょっとして迎えに来たならば
    そんなに急ぐなと言いなさい
       シャシャントネ ソレ シヤシャントネ
4、まだまだ若いまだ若い
   100歳なんてまだ若い
    ひょっとして迎えに来たならば
    頃見て行くよと言いなさい
       シャシャントネ ソレ シヤシャントネ
5、まだまだ若い まだ若い
   いくつになっても まだ若い
    ひょっとして迎えに来たならば
    あんたが行きな 言いなさい
       シャシャントネ ソレ シヤシャントネ

うめぼしの唄 (数え歌で)

1、2月 3月 花ざかり
    うぐいす鳴いた春の日の
      楽しい時も 夢の中
     5月 6月 実がなれば
2、枝から 振るい 落とされて
     近くの街へ 運ばれて
       何升 何合と 測り売り
      元より 酸っぱい このからだ
3、塩に漬かって 辛くなり
     紫蘇に染まって 赤くなる
     7月 8月 暑い時
      3日 3晩の土用干し
4、思えばつらい事ばかり
    それも世の為 人の為
     皺は よっても 若い気で
       近在 近所の仲間入り
5、運動会にも ついて行く
    まして戦の その時は
      無くてはならない この私
       無くてはなあらぬ この私

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人生50年・・・・

2012-06-01 | 詩吟 漢詩
うっかりしていました。たび重なる行事にすっかり忘れていました。
詩吟の総会がありその時に「温州会」を兼ねていることを。
あああああ~~どうしょう。
何年たっても度胸がつかず自信もなくて(涙)・・・。
でも、避けて通るわけにはいきません。吟じますよ


海南行   細川 頼之


人生五十愧無功  じんせいごじゅう こうなきをはず
 
花木春過夏巳中  かぼくはるすぎて なつすでになかばなり

満室葵蠅掃難去  まんしつのそうようはらえどもさりがたし

起尋禅榻臥清風  たってぜんとうをたずねてせいふうにがせん

意味

自分の人生も、はや50となったが、何の功績もないのがまことに恥ずかしい。
花咲く春も過ぎて、今はもう夏も半ばである。
蠅が部屋いっぱいに飛びまわって、いくら追っても逃げ去らないように、小人どもの讒言がうるさいから、
こんな世の中は捨てて禅門に入って清らかな風の吹くところで余生を送りたいものだ。




5月27日は「春の芸術祭」と名打ってチャリティーが行われました。チケット500円、復興雑巾1枚300円。
師匠が出演するので応援に。歌に踊りに・・・

日頃の練習の成果が披露されました。そして、確実に東北の復興支援に役立てたと信じています。
      

    
  
      

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何だか。。。。

2012-02-13 | 詩吟 漢詩
12日、支部における初吟会がありました。
20年前、初めて参加した時は80名近く居られましたが、今回高齢化?に伴い20名足らずの参加でした。
これほど少人数の会は初めてです。
殆どが体調を壊されていたり、用事が出来たりで・・・・。

先般、町の公民館で野村万歳さんを迎えて「狂言」の公演がありました。
チケットはすぐに完売となり、とても好評だったと聞きました。
(私は他の用事と重なったため観ることが出来なかった)
日本の古文化を見なおそうと色々工夫されている時なので町の人たちも努力しているようです。

私にとって詩吟は楽しみの一つです。
しかし、資格を取り指導していこうという心構えのない横着者です。
従って、私より遅く入会された方が皆、師範になられました。
習い事の世界では早くに資格を取った方が幅を利かすことになります。
自分の楽しみだけに吟をしている私たちの教室の師範はきっと肩身が狭いかもしれません。

 でも、必要でしょうか?
1日でも早く資格を取って普及に努めようという気構えが無いのに・・・・。
また、今以上に上達するとは思えないのに・・・・・。

雨の降る日はな気分でネガティブになってしまいます。
       明日天気にな〰れ


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雪 梅

2012-01-28 | 詩吟 漢詩
 地区の初吟会が2月12日にあります。
    与えられた吟です。 中々、表現できません。

雪 梅     方秋崖


有梅無雪不精神
   うめありて ゆきなければ せいしんならず

有雪無詩俗了人
    ゆきありて しなければ ひとをぞくりょうす

 
薄暮詩成天又雪
  はくぼ しなって てんまたゆき  


与梅併作十分春
    うめとあわせて なす じゅうぶんのはる


この時期にぴったりの漢詩なんですが内々イメージ通りに吟ずることが出来ません。

解 釈

梅が咲いていても雪が降っていないと風景が生き生きとしたものにはならない。
雪が有っても詩心が起きないようでは、せっかくの風景も平凡なものになってしまう。
夕暮れ時、詩が出来上がり、雪が降ってきた。
梅と雪と詩を合わせて春の情趣を十分に味わえるものである。
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農商工祭

2012-01-22 | 詩吟 漢詩


地域商工会主催による《農商工祭》を盛り上げるために芸能部でも協力をと申し込まれて出演することになりました。
師匠は、イベントの手伝いで出られません。
内心、心細いのですが20年もの間、お月謝も払わずに指導して頂いているので師匠を困らせる訳にはいきません。
ところが、今朝から大雨です。きっと心の中に不満を持ったからでしょう(涙)

お世話をされている人たちは本当に大変そうで・・・・。
そんな中にあってもかなりの人出でホッとしました。
町内の商工会の人たちがお店を並べ農家の人たちが野菜を並べています。
1000人分の豚汁が振る舞われ、買い物してのお楽しみ抽選会など・・
イベントは盛り沢山なのですが、何しろ雨粒もかなり激しく、
おまけに二部式ではありますが着物姿なので真に失礼とは思いつつも吟じ終わったら早々に退散してきました。


和歌
明治天皇御製    冬の夜の

《冬の夜の 光も凍る 月影に

          松の葉白く 照りまさりける》


風邪具合もあと一息です。
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ホッとしました

2011-09-26 | 詩吟 漢詩

終わりました。全国大会。
早起きして着付けをし出かけて来ました。
横着に構えていたら着付けに30分もかかってしまいました。
出番は6番目です。
その他大勢ですから緊張することもなく真ん中で吟じました。
上の写真は私ではありません。





北は北海道から南は鹿児島・壱岐対馬で活躍中の方々です。
故郷の訛り懐かしい方との出会いもあり、楽しい1日となりました。
これで一応ホッとしました。
後は、地域の文化祭に向けて頑張ります。


昼食の後、一休み


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中秋の名月・・・・

2011-09-11 | 詩吟 漢詩
「九月十日」「九月十三夜」
いずれも9月25日の全国大会で吟じられる詩です。
今日は、大会の為の練習会(温習会)がありました。
全国の師範たちが吟ずる前の前座での出演です。

漢詩を味わいつつ空を見上げて風流な思いに浸りたいもの・・
気持ちはそのようなことを願うのですが、昨日・今日の真夏のような暑さには
涼しい部屋の中から出られません。

明日は中秋の名月です。
 
幼い頃、この日に初めて掘り上げたサトイモを「きぬかつぎ」にして縁側に供えてあったのを懐かしく思いだします。
まず、初物を捧げるのは感謝のしるしだったのでしょう。

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全国大会

2011-08-20 | 詩吟 漢詩
9月25日、福岡で行われる詩吟の全国大会。
全国で活躍されている人たちが福岡で披露してくださいます。
それを盛り上げるための前座に・・・。口パクは駄目ですよとくぎを刺されています。

舟 至 由 良 港

吉村 寅太郎作


回首蒼茫浪速城   こうべをめぐらせばそうぼうたり なにわのしろ

篷窓又聴杜鵑声   ほうそうまたきく  とけんのこえ

丹心一片人知否   たんしんいっぺん ひとしるやいなや

不夢家郷夢帝郷   かきょうをゆめみず ていきょうをゆめむ
 

 解 釈
 
ふりかえってみると、大坂城も遠くかすんではっきりとは見えない。
折しも、とま舟の窓で血を吐くようなほととぎすの声を聞いた。
そうでなくても悲痛無念の極(きわ)みであるのに。
いったい今の世の中で、だれがわが胸中の真心を知ってくれるであろうか。
(とても他人にはわかるまい)
今夜もこの舟の中で見る夢は、故郷のことではなく、天皇のおられる京のことなのである。

夏休みも残り10日・・・頑張っています。これから出勤でーす。
8月の壁絵
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