心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

雪中見梅 寺門 静軒

2020-02-06 | 詩吟 漢詩
初吟剣詩舞会。今年も行われました。だんだんと参加者も減って寂しい限りです。

楽しみだった90歳の吟剣も今年は見ることができず😢
私の吟題は2013年に習った吟で練習で一回しか吟じていない漢詩で( ;∀;)😢・・・。
雪中見梅       
寒蓑立尽水之涯      かんさたちつくす みずのほとり
幸益加時興益加      ゆきますますくわわるとき きょうますますくわわる
香骨吟身両凄絶      こうこつぎんしん ふたつながらせいぜつ
雪中人対雪中花      せっちゅうのひとはたいす せっちゅうのはな

次週には吟だけの初吟会があります。上手くもならず・・資格も取らず・・。
二十数年、楽しみだったものが段を取らないことで、少々窮屈な思い。

今年は無理をしないと決めたはずなのに相変わらずの忙しさ・・
まぁ、元気だから良いか!!ちょいと開き直り(笑)


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どうなっていくのかな?

2019-01-27 | 詩吟 漢詩
わが町には5つの流派の詩吟の会があります。

毎年、年の初めに合同の吟剣詩舞が開催されるのだが、年ごとに人数が減少しています。

高齢化のせいもありますが、若い人たちに人気がありません。

剣舞では楽しみにしていた方の姿がありません。「今頃は天国で・・・」と





余興ではこんなことも・・・。



充分な反省もなしに次年度へと流されていきます。今年こそは、少し身辺整理を‥思うばかり。

今日の牧師の説教で歌を忘れたカナリアの話がなされました。

《 歌を忘れたカナリアは後ろの山に棄てましょか

いえいえ それはかわいそう

歌を忘れたカナリアは背戸の小薮に埋けましょか

いえいえ それはなりませぬ

歌を忘れたカナリアは柳の鞭でぶちましょか

いえいえ それはかわいそう

歌を忘れたカナリアは象牙の舟に銀のかい

月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す》
  
解説を読めば西条八十の心情がわかりますが、牧師は何を思ってだったのだろう。
3月末で引退されるので複雑かも。牧師81歳です。
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公開発表会

2018-10-19 | 詩吟 漢詩
何か月もの間、同じ詩ばかりを練習してきました。

いよいよ本番です。

楓 橋 夜 泊      張  継



これから、地域の防犯パトロールに行きます。


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リハーサル

2017-08-25 | 詩吟 漢詩
10月1日に行われる詩吟の福岡大会。

計画・実行される方の思いは大変だろう。大会の実施場所は北九州地区。

会員総動員のイベントなのに、20年余り携わりながら後世に受け継がせるという意識のないイイ加減な会員の私は

師範免許の1歩手前で留まって教師を困らせている。

その計画の為のリハーサル・・・無事終了

次は運動推進から・・・。講演会のオープニングイベントにリズム体操を披露することに。

その為のリハーサル・・・・無事終了

10月8日は町の文化祭。吟題は「中秋の月」目下練習中

連日の暑さに体がついてこない。

それでも元気に日々が送れることに感謝しつつ、明日の本番が無事に終えることを祈る。




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春の芸術祭

2017-05-28 | 詩吟 漢詩

春の芸術祭はチャリティーです。

公民館を利用して指導している人たちが出演します。

私たちの教室からは先生の付録で3人出演しました。。


新体詩(西条八十)

鎌倉山の春の宵   桜ちるちる舞衣

君が涙の歌声に    み空の雲も泣きにけん。


静御前   松 口 月 城

紅唇綻出 想夫憐   こうしんほころびいず そうふれん

舞去舞来 姿凛然   まいさりまいきたりて すがたりんぜん

座上将軍 顔色怒   ざじょうのしょうぐん がんしょくいかる

静姫貞烈 至今伝   しずかのていれつ いまにいたるまでつとう

解釈

源頼朝は鶴岡八幡宮を造営し、その社殿のこけら落し(初舞台)に京都より静御前を呼んだ。

静はこの機会に日頃の兄弟の不和の義経を和してもらおうと自作の歌を呈して舞ったが

頼朝は大いに怒り静を斬ろうとした。

このような静の行動は死を覚悟の上であり、義経の妾として貞烈と云うより他はない。
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初吟会

2017-01-05 | 詩吟 漢詩
  今年の暦が本格的に動き始めました。まず、初吟会から。

「 至  善 」  西行法師

非晴非雨睡蓮天       はれにあらず あめにあらず すいれんのてん

非山非林在家仙         やまにあらず はやしにあらず ざいかのせん

1日1生興無究        いちにちいっしょう として きょうきわまりなし

老楽唯在行至善        ろうらくは ただしぜんを おこのうに あり


  解 釈

  池の睡蓮は天候に関係なく時期がくれば咲いている。

  自分は山中に住む仙人でもなく、林の中に庵を構えている僧でもなく、

  田舎の家に住みながら不老不死の術を心得ている仙人のようである。

  一日が一生のように今この時生きている自分の日々は、面白おかしいことばかりである。

  従って、老人の楽しみは、唯一つ、自分が最も善いと信じることを行うことであり、

  自分はその楽しみの中にあるのである。




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防府天満宮散策

2015-02-16 | 詩吟 漢詩
詩吟の会から防府天満宮へバスハイクです。
今年は「花燃ゆ」で山口県は賑あうことでしょう。
「梅まつり」も開催されるとかで迷子にならないようにと思いましたが、意外と空いていました。



花は三部咲き模様・・・屋台のおいしそうな匂いが・・・・。




しだれ梅の蕾は固く楽しみはもう少し先のようでした。





防府天満宮は菅原道真公が九州の大宰府に流されるとき、嵐に合い休憩された場所です。
謳い文句に「日本で最初の天満宮」に九州の人間としてはムムムーの心地です。(笑)




山口大学のマンドリン演奏がありました。


国分寺~住吉神社を散策です。


祭神様を祀ってある本殿は1間社流造り5つの社殿を相の間で連結して9間社流造りをとっているそうです。
初めて見ました。


関門大橋




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吟剣詩舞

2015-02-08 | 詩吟 漢詩
寒い日曜日でした。
朝から吟剣詩舞の大会です。年々参加者が少なくなって寂しい限りです。
その中でも元気で剣舞を披露してくれました。
本年92歳です。





22年間続いているこの会も人数が減り50人を切ってしまいました。
今年限で終わりにという声もありますが、92歳の彼女に励まされ来年も・・と約束しました。
彼女の承諾を得てない画像ですが・・・・。
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初吟会

2015-01-25 | 詩吟 漢詩
初吟会
だんだんと詩吟を愛する人も少なくなって寂しい限りですが、会員の中に1人若い人がいます。
今年33歳で幼い頃おばあさんのお膝で聞いて育ったそうです。
学校に勤めておられるので、子供たちに繋げたらと願っています。


今日吟じた漢詩です。
一人で
    雪中見雪     寺門 静軒(てらかど せいけん)
寒蓑立尽水之涯    かんさ たちつくす みずのほとり
雪益加時興益加    ゆき ますますくわわるとき きょうますまう くわわる
香骨吟身両清絶    こうこつぎんしん ふたつながら せいぜつ
雪中人対雪中花    せっちゅうの ひとはたいす せっちゅうの はな

三人で     
    祝賀詞     河野 天籟(こうの てんらい)

四海波平漲瑞雲    しかいなみたいらかにして ずいうんみなぎり
五風十雨潤桑田    ごふうじゅうう そうでんをうるおす
福如東海杳無際    ふくはとうかいのごとく はるかにかぎりなし
寿似南山長不缺    じゅはなんざんににて とこしなえにかけず
鶴宿老松千載色    つるはやどる ろうしょうせんざいのいろ
亀潜江漢萬尋渕    かめはひそむこうかんばんじんんのふち
芙蓉雪余大贏水    ふようのゆき たいえいのみず
磅礴神州輝九天    しんしゅうにほうはくしてきゅてんにかがやく


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至善

2014-05-04 | 詩吟 漢詩


気持ちの良い朝です。
 新緑は太陽の光を浴びてキラキラゆらめいて、生命の強さを最も感じさせられる時。
天使のような孫の成長によって、時の流れを現実視できます。
残された人生が神さまの御心に適う生活であるようにと願うばかり。
そんな折に与えられた吟。

詩吟の会の総会で吟ずる詩です。
 至 善    西行 法師
非晴非雨睡蓮天   はれにあらず あめにあらず すいれんのてん
非山非林在家仙   やまにあらず はやしにあらず ざいかのせん
1日1生興研究   いちにちいっしょうとして きょうきわまりなし
老楽唯在行至善   ろうらくはただしぜんを おこのうにあり 

解釈
晴れていても雨が降っていてもそんなこと関係なしに睡蓮は咲く
山に住んでいるわけでもなく、林の中に住んでいるのでもなく、わたしは在家の仙人
一日一日いつまでも興味が尽きることがない
老いてからの楽しみは至善(もっとも善いこと)を実行することにあるのだ

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