ラッキー星

『ラッキー星』
A LUCKY STAR　
　　　
友よ、再びお会いできて、うれしく思います。

星を信じますか。

縁起や迷信になるのでしょうか。

こんな実話があります。

小児麻痺でか細い体となった
ひとりの少女は、

「ママ、よい星の元に

生れたということは

どういう意味なの？」

と聞いた。

お母さんは

「ある人がどんなこと

をしても

何でもうまく行く、

成功するということですよ」

と言った。

すると、
その娘は

「じゃあ、ママ、私は

その一人だわね」

と言った。

さまざまな苦境の中にもまれ、

不具の体で一生を

過ごすこの若い娘は

一見、
何も出来ないと言えよう。
かわいそうだ！
しかし、

他面、このような不運

に合わされていても、

なお、

生き生きした精神を

みなぎらせて

明るく生きようとする

この人は偉いです！

そして、

このような子を養い

育てたその母親も

偉い！

人の偉さというものは、

一時の成功や大きな

手柄の中にだけ

あるのではない。

永い人生において、

とくに逆境や苦境に

当たる時、

自らに与えられている

運命の中に

いかなる姿勢や心の

持ち方によって


乗り越えるかと努力す

る人こそは

偉大、

偉い、

幸せ！

人の本当の価値は

そこにあるのだ。

「少女よ、あやからせ

てください」

"Little Girl, I hope I can

be like you!"

では、また・・・

ペトロ神父







ありがとうございます。
私の知人にも同じ様な

境遇の親子がいらっしゃいます。


本当に頭が下がります。


生き方のお手本に

しています。


合掌