生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

怒りを捨てる

2018-03-15 02:21:09 | 日々の暮らし
怒りとは人間の感情のひとつで、がまんできない不快な気持ちで、いらだった状態になることをいいます。

私達の多くは、怒りをいっぱいため込んでいます。

日々のストレスやトラウマを発散しないままにしておくと、

だんだん私達の内側にたまっていき、怒りへと育っていきます。

そして、いつの日か爆発してしまいます。

怒りはため込まず、
発散しましょう。

親しい仲間としゃべったり、呑んだり、お花見したりして発散しましょう。


「君の心に怒りがサッと広がったなら、脳内に神経毒素が放出されて、身体中に毒性の異変が広がる。

もし君が毒ヘビに足を咬まれたら、毒が身体に広がってゆくのと同じ。

あせらず薬草を探してすりこめば、やがて毒が消えて、命びろいのホッとひと息がつける。

心の中にくすぶっている怒りの毒に、冷静さの薬草をすりこんで

ことごとく消し去ることこそ本当の命びろいになる。

怒りを捨て去ったなら

君は、もはや生きる苦しみの連続から優雅かつ、軽やかに抜け出すだろう。

そう、まるでヘビが脱皮して、ぬけがらを捨ててゆくかのごとく」

(お釈迦様)

「憎しみはその心を

抱くものの上に

返ってくる」

(ベートーベン)

「悪人を憎むような

善人はまだ実力のない

善人である」

(真宗大谷派住職)

「美しい唇であるため

には、美しい言葉を

使いなさい。


美しい瞳であるために

は人の美点を

探しなさい」

(オードリー・ヘップバーン)

「やさしい言葉は、

たとえ簡単な言葉でも

、ずっとずっと心に

こだまする」 

(マザー・テレサ)

イライラした時は、

ありがとう、感謝しますと言えば、

心が変わり

幸せになれると思います。


今日は怒りを捨て去って、

美しくて優しい言葉を

発しましょう。

自戒の言葉として


紹介しました。


合掌
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第四の妻

2018-03-15 01:01:57 | 日々の暮らし
聖徳太子の遺言として伝えられている言葉があります。

『この世はいつわりと

仮なるものであり、

仏の教えのみが

真実である』

仏の教えとは、人間の

本質に目覚めること。

人はなぜ生きているのか、

なぜ死ぬのか、

私とは何か


自分がこの世に生きた

意味に目覚めることが

、もっとも確かな

ものだと言っています。


人間の本質とは何か。


『四人の妻』と言う

お釈迦様の説教を

以前紹介しました。

大変好評でしたので、

また紹介します。


あるところに四人の妻

を持つ商人がいました。


第一の妻は、いつもそばにおいて可愛がっていました。


第二の妻は絶世の美女で、他人と争って奪って来ました。




第三の妻は

時々会うとほっとします。


第四の妻は

働き者でいつもほこりにまみれ、いるのを忘れてしまいます。


ある時商人は長い旅にでることになりました。

寂しいので一人連れて

行く事にしました。



それは誰でしょうか?





第一の妻は一緒に行く分けにはいかない。


第二の妻はあなたが好きな分けではないし、義理もない。



第三の妻は行きたいけど無理なので、せめて町の外まで送ります。


第四の妻はどこまでも

ついて行きます。

さあここで

「人間の本質」を説いています。

商人はあなた自身。

長い旅とは死出の旅路。

第一の妻とは肉体

第二の妻とは争って

奪った財産。

第三の妻とは親族。

第四の妻とはあなたの

心です。


心はいつも欲という

煩悩のほこりにまみれています。

しかし、あの世までついて来てくれるものです。

だから、たまには心を

浄める努力が必要ですね。

あの世までついてきてくれるのですから。


心とは魂です。

魂を浄めましょう。


合掌。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする