さいかい

妻が要らない洋服を捨てようと言い出したのは３月。

少しやり出したが直ぐに終わった。

理由は庭の草取りの方が優先だったから。

その草取りがほぼ終わり、再び洋服などの整理整頓を始めた。

大きい袋一杯に古いよそ行きの服を詰めて、リユースボックスに出した。

かつて、娘達の服、母の服を１０袋以上出したことがある。

今度はいよいよ私たちの服を出す。

メインは２０代、３０代に着た服だ。

全てがクリーニングをしてあるからしっかりしている。

しかし、既に体型が変化してしまった。

着られるのであれば着たい服もあるが、仕方ない。

記念の服もある。

三つ揃えのスーツもある。

体重はあの頃と変わらないのに、体型は変わってしまった。

ついでに掃除と部屋の模様替えもした。

ビデオテープやカセットテープも沢山出てきた。

思い出深い捨てられないものも多かったが、おおかた捨てた。

明日も、明後日もする計画だ。

はかまいり

天気が良い、天気が良い。

昨日は一日仕事で行けなかったので、今日墓参りに行った。

とても気持ちの良い天気だ。

牡丹はもう終わっていた。

残り花はほとんどが白の牡丹だった。

鶯が鳴いていた。

もう鳴き慣れた鶯が数羽。

赤い羽根の糸蜻蛉も飛んでいた。

気持ちの良い墓参りだった。

かんがえる

２０年ほど前からサッカーの子供達に言い続ける言葉がある。

それが『自分で考えろ。』

この言葉は家の子供達の目当ての一つでもあった。

『１．自分の意思（考え）を持とう。

２．人の知恵はどんどん借りよう。

３．楽しく生きよう。』

最近の子供達は素直で、言われたことをそのままやる。

私は言う「言われたことを鵜呑みにしないで、考えろ。」

「判らなかったら、聞け。その為にコーチがいるのだから。」

「おかしいと思ったら、おかしいと言え。」

議論を嫌う親たちがいる。

聞いて受容れれば言われたとおりにする。

聞いて受容れなければ無視する。

議論をすることで別の案が出てくるのに、その労をしない。

議論は考えないと出来ない。

だから、子供達には『考えろ。』と言う。

考える癖を付ければ、中学生くらいになれば意思がなになのか判る。

自分は何者なのか、何をしたいのかが判る。