古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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かろうしのにゆーすをみて

2024-11-15 10:44:32 | 主夫のつぶやき
ニュースで過労死を伝えていた。
故人にとっては苦しい時だったろう。
家族にとっても辛い時だったろう。
過労死をする人は真面目な性格。
そんな分析もあった。
与えられた仕事をすべてこなす。
仕事量と使える時間と能力のバランス。
上司は業務計画でバランスをとる役目だ。
ところが上司には色んな人がいる。
一番困るのが昇進ばかり考えている人。
結果を出す為に部下に仕事を押し付ける。
真面目な性格は全てこなそうとする。
しかし業務時間内ではとても出来ない。
だから残業、そして家での仕事。
上司は更に仕事を与える。
部下は追い込まれるも逃げ場はない。
過労死。
実は、私も悩み苦しんだ事がある。
開発の仕事から企画に行った時。
する事が多すぎて上気した事がある。
こなしてもこなしても、仕事が減らない。
次から次へと仕事が溜まる。
開発の仕事は目標も日程も明確だった。
何時までに何をしなければならないか。
非常に明確で、自身で計画も立てた。
ところが企画の仕事は違った。
明確な長期的仕事もあった。
これには直ぐに馴染んだ。
しかし、それ以外の仕事は困った。
緊急、トラブル解決、役員報告、企画書。
仕事の大きさも、緊急度も、大切さも異なる。
社長·役員·上司達を呼んで企画会議もある。
全てを片付ける為にはニ六時中働く。
それでも仕事は溜まる一方。
悩みに悩んだ上で上司に喧嘩腰で訴えた。
その時の上司の回答。
『仕事は重要度を決めてやりゃ〜いいだよ』
全てをやろうとしても出来ない。
重要度の基準は大切だ。
そんな話を少しだけしたあと。
『任せてるから』
その日からスッキリした事を覚えている。
それ以来楽しんで仕事ができた。
上司になってもその事は絶えず意識した。
あれから38年が過ぎた。
コメント
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