中国が工事を始めて早くも7年。
予定を3年オーバーしてもまだ完成は先の先。
何故こんなことになるのかを考えてみた。
国民からの訴訟の多くは土地取得問題と工事の振動や音問題。
中国の高速鉄道の歴史は日本に比べて遙かに浅い。
浅いけれども延長距離はとてつもなく長い。
だから、自信を持っているとは思う。
しかし、国内での工事とインドネシアの工事には大きな違いがある。
中国は共産主義国でしかも一党独裁。
土地は国の物だから大衆を強制的に追い出せるし構造物も撤去できる。
共産党が命令すれば何でもありの中国なのだ。
ところがインドネシアは異なる。
土地は国民の所有もある、家も個人の財産だ。
しかるべき手続きを持って対処しなければならない。
この大きな違いが工事の進捗と関係しているようだ。
この問題があと1、2年で解決できるとは思えない。
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