主夫の独り言
やれるまでは小学生とサッカー
合唱は再開しました
アフリカの想い出
他
トトが亡くなったのは17日。
17日は北村家の立ち日。
お祖母ちゃん、お祖父ちゃん。
私が生まれる前に亡くなった伯父。
そして父も17日に逝来ました。
母は27日でしたが。
偶然です。
妻と次女がトトを斎場に連れていきました。
9時になって妻が電話。
バスタオルに包んだままビニール袋に。
そう言われました。
ドライアイスはまだ残っていました。
トトは凍りついています。
三枚のバスタオルで包み袋へ。
それを箱に入れてから持ち出しです。
二人は1時間もせず帰宅しました。
トトは合同焼却されるのです。
今回が3度目。
最初の2回はクロとメイ。
犬でした。
大雨。
トトはよく頑張りました。
1時半頃まで私が観ていました。
2時過ぎに次女が来ました。
離れの玄関を開けるとサンタが出迎え。
珍しいので、おやっと思ったそうです。
少し動き、顔をソファの下に隠し。
息を引取ったようです。
あんなに弱っていたのに。
死亡時間は2024年6月17日午後2時。
十五歳でした。
呼吸は止まり、完全に弛緩状態。
昨日用意した箱にバスタオルを敷き。
身体を拭いてあげ。
ブラッシングをして箱に納めました。
その上にもう1枚のバスタオル。
顔だけ出し、氷を入れました。
氷だけでは足りない。
ドライアイスを1kg購入。
それを入れ蓋を閉め、毛布で巻きました。
明日、斎場に連れていきます。
淋しいです。
サンタはこれからもっと寂しくなる。
トトは息絶え絶えに頑張っています。
昨日は次女が長時間一緒。
今朝も私が起床する前に来ました。
昨夜は妻と私で何度か見ました。
猫は死に目を見せないと言います。
朝、場所を移動して居なかったそうです。
またもとに戻しました。
水は舐めさせました。
食べ物は受け付けません。
呼吸は荒くなっています。
妻は一人で病院に行きました。
次女は一度家に戻り、又来てくれます。
その間、私が観ます。
何て間の悪い時にと思います。
昨日より、目はしっかり開いて見ます。
体中を拭いてあげました。
顔が小さくなりました。
サンタは近くで見つめています。
猫のトトが危篤状態です。
退院後、初めて見に行きました。
食欲が無く寝たきりと聞いたからです。
一昨日から食欲減退。
おしっこも漏らしていたそうです。
松葉杖をついて見に行きました。
撫でて上げても虚ろです。
体温が下がって来ています。
妻にお願いしベッドに移動しました。
毛布をかけました。
食欲は全く見せません。
今日一日、保たないでしょう。
十五歳です。
人間で言うと七十六歳程度。
少し早すぎます。
サンタは元気です。
しかし、異様さを感じています。
近い内に来るものと意識はしていました。
こんな早いとは思っていませんでした。
三日午後から。
入院から今日まで十二日間。
メールを見ないでいた。
パソコンが二階にあるからだ。
退院後、初めて上がった。
メールの数、500弱。
一日当り40通。
必要なメールは5%も無い。
不要なメールを捨てるのに30分。
実に無駄な時間。
韓国の激辛インスタント麺がリコール。
デンマークでの話だ。
カプサイシンの含有量が多すぎる。
それがリコールの理由。
この話に私は溜飲を下げた。
辛い食品を我慢して食べるのは良くない。
確かに辛いのが好きな人は居る。
中国で異様に唐辛子を使う人を見た。
四川省の火鍋には驚いた。
麻辣で、辛いだけではない。
口の中がしびれてしまうのだ。
しかし、それに慣れたら止められない。
そう言うのだが。
辛いものは、身体に悪い。
だから、無理をするのはいけない。
デンマーク、バンザイ。
手術直前、看護師に髭を剃れと言われた。
一度は断ったものの、聞いてくると去った。
5分もしないうちに戻った看護師。
やはり、剃ってくださいとのことです。
手術室に移動する時間だった。
反論も躊躇もなく剃るしかなかった。
『とのことです』
いかにも医師に確認したかのような一言。
今になって思えば、あり得ない。
恥毛も剃らないのに、なぜ髭を剃る。
手術箇所から40cmもない恥毛。
それに反し、髭は1m以上もある。
しかもマスクまでしている。
20年以上も馴染んだ髭。
その髭が怪しい。
家族にはこの話をしていない。
マスクを外したら驚くだろうな。
半分楽しみに帰宅し、マスクを外した。
無反応。
娘も無反応。
夜帰宅した息子も、これまた無反応。
私の髭はそれ程印象が無かったのかな。
入院中には伸ばし続けた。
とはいえ、まだ3、4mmしかない。
今まで通り戻るには最低1、2ヵ月掛かる。
来月は孫が来るだろう。
その前にビデオ電話もあるだろう。
感性豊かな孫たち。
気付いてくれるかな。
白い髭は、インパクトが無いのかも。
入院中、愉しみは。
若い女性の看護師との会話。
そして、食事。
ただ、少し物足りない。

紙にも書いてあるよう、カロリー制限食。
ベッドでの生活だから仕方ない。
ご飯は少ない。
おかずも少し。
だから、全食完食。
手術当日の経口食無しは辛かった。
主夫の私が松葉杖。
家事が出来ない。
唯一出来るのは洗濯物をたたむ事。
家事比率80%が2%程度に低下か。
情けないが今は妻に頼るのみ。
妻には感謝しかない。
料理は手抜きして楽をする。
冷凍食品の多用。
既製品の利用。
庭は一切やらない。
それで一向に構わない。
あと2週間。
早く治して戻そう。
松葉杖は上手く使える。
移動に困ることはない。
しかし、困ることはある。
それは物が持てないこと。
細いものならなんとかなる。
しかし大きなものは駄目だ。
ご飯を装えても運べない。
味噌汁なら尚更だ。
手が空かないのはこんなにも不便なんだ。
退院後初めて庭の様子を見た。
最初に気づいたのは落花生。
一本が枯れている。
おやおや。
ホースで水をやろうとした。
しかし、よく見ると枯れたのではない。
引き抜かれたようになっている。
あっ。
野良猫がトイレに使ったのだ。
入院中の出来事だろう。
足も曲がらないしそのまま。
仕方ない。
トマトは背が伸びた。
実も大きく育っている。
こちらは順調か。
庭は野草の楽園。
予定通り退院しました。
妻が車で迎えに。
駐車場まで歩きました。
支払いを終え、9日ぶりの帰宅。
玄関前の階段、玄関の上り口。
無事通過です。
病院と違い、物が多すぎて邪魔です。
それでも活動には問題無し。
家で何が出来るかな。
4時頃、担当医が来てくれた。
そして、消毒、抜糸。
絆創膏を貼って処置は終わり。
退院後の話になった。
2週間後にサポーターを外す。
その後リハビリ。
縫合箇所が少なかったのでとのこと。
予定よりは一週間早まった。
即ち、2週間後には膝が曲がる。
と言うことは、車に乗れる。
旨く行けば2週間後には松葉杖不要。
あとはリハビリを懸命にするだけ。
医療センターの゙6階。
ここは要リハビリ医療区らしい。
入院者は整形と眼科。
初日に糖尿系患者が居たので勘違いした。
複数の病気を抱えている人は多いのだ。
今日も二人が手術のようだ。
眼科の手術が多い。
0泊から3泊程度で退院する。
その点、整形の入院日数は長い。
お隣は3週間。
斜め向は東京に転院したが長そうだった。
私でも9日。
しかし、その後この部屋に整形患者無し。
二人共事故だったようだが。
そんなに事故も起きないだろう。
いよいよ明日は退院。