出典『バグダッド・バーニング』2より。(どんな徹底した戦争反対論者でも、戦後3年のきょう、イラクがここまでひどい状態に陥るとは予測もできなかった。――リバーベンド) . . . 本文を読む
「ねんきん特別便」がきました。ふざけたことに、「ご確認いただくに当たっては、まず「ねんきん特別便専用ダイヤル」にお電話ください。社会保険事務所でも受付けております」と書いてある。「ねんきん特別専用ダイヤル」にかけたら、出てきたのは民間会社。あまり年金のことを知らないらしく言ってることがさっぱり要領をえない。質問に答えられないので文句を言うと、では、以下の番号へかけてください、そこに年金のベテランがおります、ということだ。しかし、また民間会社だ。どこがベテランか!しかしこれだけは、しっかり言っておけと命令されたらしく、受給年齢(65歳)がきたときに、収入があった場合は満額ではなく計算式にしたがって差し引かれた金額が差し引かれますので、今回は受給額のお見積もりはだしますが、受給年齢が来た時の状況によって実際の支払われる金額と見積もり金額と異なることをご承知おきください、と。(追記があります4月12日午前11時)
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『進化と人間行動』長谷川寿一・長谷川眞理子(東京大学出版会)より。唐突でありますが、人間行動を考える際に、角度を生物学からみすえるのは新鮮です。上記の本を読んだのはかなり前なので、細部をつっこまれると記憶がおぼろなので弱りますが....。他にも長谷川眞理子さんはダーウィンシリーズに挑戦していて、翻訳もがんばっておられるようです。これは一時「利己的遺伝子」などが注目されたので、単に注目された本でしょうが、今では忘れられているでしょう。が、もちろん、長谷川眞理子さんはえんえんと研究されておられるでしょう。当然のことですが。
たしか、進化と進歩は同じではなく、すべての生物が進化の最先端にいるとのことです。進化とは、環境に適応するための各生物のアトランダムなものだそうです。たとえば、チンパンジーは人間になることをめざす動物ではありません。人間が一番進化=進歩 している動物だと思い込んでいるのは、単なる思いすごしだそうです。(進化=進歩は、まちがい)。なるほどね、と思った部分を当時メモしたものをコピペしておきました。私は、明快な文章で綴る長谷川眞理子さんの本が大好きです。特に「通説ではこうなっていますが、それは本当でしょうか!」という彼女の叫び声が大好きです。
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