「やってみるもんだ?!タイだ!インドだ!早期退職だ!!

2005年7月10日より始めました。
タイ駐在、インド駐在を経て
2021年7月をもって早期退職!

ロワールの古城巡り

2007-01-17 22:39:32 | Weblog
2007年1月4日

 本日はロワール地方の古城を5つくらい廻った

 これってたぶんすべてフランス革命以前に当時の貴族達が民衆から巻き上げた税金?!のほとんどを費やし、贅沢の限りを尽くして出来たもの。 

 世界中の人工建造物遺産ってすべてこんなもんである。万里の長城しかり、ノイシュバイシュタイン城しかり、ベルサイユ宮殿なんてそれの最たるものである。。すべて当時の権力者達が税金を使って築きあげたもの。我々はそれらを見て、「すばらしい」だの「綺麗だ」だの言っているのである。

 でもそういうバカ殿がいなかったら、我々はこんなすばらしい(と思うもの)にお目にかかれなかったわけです。

 どうなんでしょうね?これって良いことなのか?悪いことなのか?

 つい最近で言えば、フセインが失脚したときに博物館のいろんなものが民衆によって搾取されたらしい。そのままとっておけば、のちのちかなりの人々を感動させたに違いない。しかし今はもう無い。フランス革命当時もフランス全土でこういう事が起きた。

 バーミヤンの遺跡ってどうなんでしょうね?
 
 やはり昔の権力者が威光を示すためにつくられたものかな?。

 奈良の大仏も宗教が絡んでいるが、これもすべて権力者がつくらせたもの。手塚治虫の「火の鳥」って漫画にも書いてあったけれど、奈良の大仏も民衆のためのものとか言って作られたらしいが、結局は当時の都を反映させる他もの道具でしかなかった、らしい。

 バーミヤンに話は戻るが、それが今ではアルカイダによって爆破され、何年もそこに存在していたものは今はもう無い。普通に考えるとこれってとんでもない悪事に感じられるけれど、もともとそういうもの(税金で作られたもの)である以上、それを指示しない一部の者が壊したと言っても、誰が文句を言えましょうか?
 フランス革命でいろいろなすばらしいもの(金目のもの?!)を略奪した民衆達を誰が悪いといえましょうか?

 本当に民衆が自分達のために作り、自分達で喜んで後世の人々を喜ばしたものっていったい世界中にいくつあるのでしょうか?最近の研究では、ピラミッドは奴隷が造ったのではなく、ちゃんと給料をもらって作っていた物らしいが。

 どっちにしろ今我々はそういうものを見て感動したり、喜んでいたりします。

 世界遺産なんて、『現代』の人間が決めたもん!

 今日の写真ですが、古城と修道院と公舎(だったと思う)の3つが写っています。どれが古城だと思いますか?
 それは自分がこれだと思うものでいいのです。とガイドさんが言っていました。

 それと、この前の世界不思議発見!はマリーアントワネット特集でした。
モンサンミッシュエルといい、マリーアントワネットといい、今回の旅行とタイミングバッチリです。
コメント
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