「やってみるもんだ?!タイだ!インドだ!早期退職だ!!

2005年7月10日より始めました。
タイ駐在、インド駐在を経て
2021年7月をもって早期退職!

ここに埋めて

2008-12-30 14:48:06 | Weblog
 トルコ二日目にして、もうここに来たことを後悔している。

その第一の理由、むちゃくちゃ寒い!!

ここに来る直前に日本出張してたが、ここは日本の出張先より寒い!

日本に住んでいる頃は薄着派だった。ちょっとやそっとの寒さでは、薄着でいられた。

しかし今は暖かい国に住んでいるため、ちょっと寒いだけで、もうめげてしまう。

いや、ここはちょっとやそっとではない。現に水たまりの氷も凍っているからだ。

 そもそもなぜ私はトルコに来たのか?

実は私にとってトルコとは因縁の場所なのである。

もう10年以上前に来る計画を立て、旅費も振り込み、後は行くだけ、の状態だった。

しかし、そのときの急激な円高に対応するため、仕事が多少?!忙しくなった。

またあの頃は、大型連休に有休をつけることは禁止、といわれていた状態であった。

そんな時代、大型連休+有休、円高利益対応とかで仕事が休めなくなり、ドタキャンした。

 当時でキャンセル料8万円。むちゃくちゃ痛かった。それこそ会社に請求してやろうと思ったほど。

 そして次は去年の年末年始である。これまた旅行社に金を振り込み、行くだけの状態で、キャンセル。

理由はタイ駐在が決まったから。このときは、2ヶ月前と言うこともあり、キャンセル料はかからなかった。

 そして今回、実はちょっとしたトラブルがあった。それは同行者のドタキャン。

12月に入ってからである。これだって、金も振り込んだ。

一瞬そのときは、

「トルコというところは、俺が一生行けないところなのかっ!」

とさえ考えた。おまけに世の中円高?!。あのときと同じじゃん!

 しかし逆に

「こうなったら意地でも行ってやる。何が何でも行ってやる。会社休んで行ってやる!借金してでも行ってやる。」

と意地になり、こうやって来ている。

 で、来た方法は、自分でタイートルコの航空券を手配し、現地ツアーに申し込んだ。

運良く日本語の通じるトルコ人経営の旅行社が見つかり、そこと交渉。(交渉顛末は後ほどブログにする。かも)

しかし、来てから問題発生。

全ツアー、英語なんだよね。昨日のイスタンブールツアーもそうだったけれど、全部英語。

確かに、日本語のツアーをお願いした記憶もないので、これも仕方ない。

この二日間、一言も日本語使っていない。でも、この経験は去年のソンクランで経験済み。

でも何とかなるもんです。

 で、28/Dec/08は、GELIBOLUというところに行きました。

「どこ?それ?」

という人がほとんどでしょう。実際私も知らなかった。

実際行ってみた感想ですが、「寒い」。水たまりも凍っているし、雪もある。寒いはずだ。そうじゃないだろ・・。

しかし、雪を踏んだのも一昨年のスキー以来。これはこれでいいかも。

 で、このガリポルってところですが、どうも第一次世界大戦の悲しい爪痕のあるところらしい。

しかしそういうところでも、私はいつもの癖が出た。

なんか、おかしい、と思った。

そんな昔のことなのに、なぜ今になって???

それらのお墓に行ってみても、妙に整っていて、おまけに、墓標の文字が朽ち果てていなく、くっきり見える、読めるのである。

そんな昔のことであれば、朽ち果てていても不思議ではない。何に妙にきれい。おまけにモニュメントがこれまた新しくて、とてもきれい。

そう考えて周りを見てみると、道のアスファルトも新しい。

墓標から、記念碑から、道まですべて新しいのである。

 これってきっと、国の観光局みたいなところが、地域活性のためになんかやっているのではないか?

たぶんこれができるまではここは誰も来なかったトルコの田舎町。

それに対しこれをネタにして盛り上げようという魂胆見え見え。

 でもいいところもたくさんあった。

まずこの海岸の水、とてもきれい。シュノーケルもできそう。

たぶん夏場はそれなりに暑くなるんだろうから、海水浴はとても気持ちがいいと思います。

 そしてこの写真の場所。

あちこちに点在している墓があるのだが、この場所、絶景です。

この日は空も曇りと言うこともあり、そんなにきれいに見えませんが、空が青かったら、きっとすばらしい景色が広がっているところだと思います。

 今までいろんなところに行って、

「ここ、住んでもいいかも!」

ということはどこに行っても感じたが、(インドは除く)

「埋えめてもらうとしたらここだな。」

と思ったのはあんまり無いように思う。

 それくらいここの景色はすばらしかった。

 トルコ観光局の皆さん、

「あなたもここに埋葬されませんか?」

なんてキャンペーン売ってみたら?

きっと受けると思います。私乗ります。
コメント
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